項目5 個時間(ノート整理中)

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Post時間:2013-12-08 18:01:23
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(2003年頃)

★個時間は「膜(まく)」によって他の諸時間から相対的に独立した膜内部の時間 である。
                             
○個時間は 物質時間から疎外された生命時間が具体的に分化した時間である。              
   
○個時間は、常に宇宙時間・物質時間との「交換」をおこなっている。


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                          ノート

※個時間は 物質時間からの疎外領域として
  吉本隆明の言う「心的現象」を含み、共有時間・関係時間との関係では人間原理となるが
  宇宙時間・物質時間との対比においてはむしろ、ヘーゲルの精神現象に近い。

※個時間には生理時計なども含まれるが、主に個の心的領域を考究することになる。
  その場合には「主観」「客観」の「主観」に相当するが心的時間のみではない。
  膜(我々の場合には皮膚)の内側で流れる時間全部が、個時間である。
 
※細胞もまた膜内の構造だ。
  膜は二重三重の重層的な時間スケール差(ゲージ差)を持ちながら
  もっとも長い継続時間への接続して心的時間として流れる。
※ 微時間周期の個時間が結合して、
    より周期の長い時間単位として、膜の内部でもっとも長期の継続性をもつ「意識」が
     我々動物(人間)にとっての個時間の中心となる。 

※ [再疎外]された「意識」は外化した時、文化としての 共有時間となる。
  *再疎外は、いうなればフロイトのいう、物質時間が絶えず宇宙時間から受ける死の本能からの再疎外である。


 
 
 
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Post時間:2013-12-26 22:57:29
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個時間という概念は多義的にならざるを得ない。

Θ物質時間における個時間は、おおむねその文脈における最小単位を指す。
 基本的には、その「種時間」が他の種時間から疎外・派生した時、
その瞬間を保持しようとするため、
言い換えれば起源の時間への回帰を常に傾向として持つため、
図形でいうなら運動する「円」=常に円の「出発’点’最初」へ戻ろうとする傾向を示す「個」単位がイメージされている。

Θ 生命時間において「膜」を重視するのは、
  物質時間との「境界」をイメージするのに好都合だからだ。
  いまのところ-生命時間に対する突き抜けたイメージの把握が訪れていない現在-
膜のないウィルスは、「物質時間」と「生命時間」の中間態という「仮定」をつけて保留状態にある。
  ここはまだ思考の至らぬところだと自覚している。 

Θ生命時間における個は、さらに複雑な問題を多く孕んでいるが、
すくなくとも「人間」に限っては「ひとつの意識」を保有する膜の「内部」全体を想定したイメージとなる。
 通常それは「個人」と呼ばれる。

Θ宇宙時間において個時間は宇宙時間その自体と、
 いまのところ考えられる。
 ※複数宇宙は「いまのところ」考慮の外に置いている為である。
 但しその可能性があり得る事は考慮の内側にイメージとしてありえる。 (いまのところ「あり得る」に留めておきたい)
 
 
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最終更新:2015年05月16日 15:26