猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)

荒野のテンプラナイト4

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荒野のテンプラナイト



5話
ゴールデンウィーク

ネコの国のとある温泉地。五月晴れの空に湯気がたなびいています。
「くっはー!平日の真昼間に入る露天風呂はたまんねーにゃあ!!」
「……もとから巡礼騎士の生活は一週間のスケジュールに左右されないけど
でも、ものすっごくダメ人間臭がするのはどうしてなんだろう」
「そんにゃ瑣末にゃことなんか気にしてちゃだめにゃ。盗賊退治のせーとーな報酬にゃんだから
素直に楽しむべきにゃ」
白濁した温水をたたえる湯船に二人のネコが浸かっていました。
ネコネコ教団の巡礼騎士ニャンパラリと、その従者のトッテンパラリでした。
二人は観光客目当ての盗賊団、温泉戦隊サンバル団(トリとサメとヤマネコの三人組)
を退治したお礼として村長からおもてなしを受けているのでした。
全裸で堂々と湯船に入っているニャンパラリに対して、トッテンパラリはできるだけそちらを
見ないように背を向けていました。
「それはそうなんですけど……」
「トッテンパラリは相変わらず頭が堅いにゃね」(プシッ)
「ぷし?」
なんか聞きなれない音を聞いたトッテンパラリは思わず振り向きます。そこにいたのは、
ネコヒウルトラドライ(缶ビールの一種。空を飛ばないものを指す)を漢女らしく一気飲みする
ニャンパラリでした。
「ちょ?!」
「ぷはー!平日昼間の露天風呂で飲むビールはサイッコーにご機嫌だにゃー!!」
「何でお酒飲んでるんですか!!」
「特にみんな汗水流して働いてる時間帯だと思うと旨さもひとしおだにゃー」
「どんっだけダメ人間丸出しなんですか!?せめて思ってても口にしないでくださいよ!!」
「正直は三文の得にゃ」
「混ざってます混ざってます!」
「トッテンパラリも飲まにゃーか?」
「飲みませんよ!」
言い捨てて、トッテンパラリは再びニャンパラリに背を向けます。
ネコネコ教団では特に不飲酒の戒律はありませんが、清廉であれとの教義からはかけ離れた行為
に、トッテンパラリとしては抵抗を覚えるようでした。
そんな美しい心の持ち主の背中に、怪しい影が近づきます。ニャンパラリでした。
ニャンパラリはトッテンパラリを背中から抱きかかえ、彼の後頭部に張りのあるおっぱいを
押しつけます。業界用語でいうところの「あててんのよ」という奴でした。
「お酒が嫌ならイイコトでもするかにゃあ?」
「し、しませんっ!」
「ほんとーにしたくないのかにゃ?いつもそう言うけど結局最後にはいつもしてるのにゃ……」
トッテンパラリのすべすべの肌を、ニャンパラリの指が撫でまわします。おちんちんや乳首を
あえて避けて、肋骨をなぞり腹筋の感触を確かめ縦長の臍を一回りし内太ももから膝の裏側の
ラインをたどり、思いつく限りの場所をなでまわします。
「そ、そんなの僕がしたかったわけじゃありません!無理やりじゃないですか!」
「……にゃあるほど、無理やりされてるからしたいわけじゃないっていうにゃね」
ニャンパラリは狭い少年の背中におっぱいを押しつけながら、いらつきを孕んだ声音で尖った猫耳に
囁きます。ぺろりと舌が猫耳をなで上げると少年の背筋が小さく震えました。
「そうですぅー!こんなエッチなこと、したくないですー!」
「ほほ~う、トッテンパラリがそういうなら試してみるにゃあ」
そう言うと、ニャンパラリはマダラ少年の華奢な体を自分の方に向け、湯船の縁に押しつけました。
「じゃあ、こんなの見ても全然興奮しないにゃあ?」
「うわっ!?」
湯船に肩までつかったトッテンパラリの前に、ニャンパラリが立ち上がりました。
旅をしてるとは思えないほどきちんと整えられた陰毛。
それに縁取られた性器が、ヌラリと指で広げられました。
大きくなり、自分から包皮を押しのけて自己主張するクリトリス。充血し、肥大化したびらびら。
そして粘液をにじませつつひくひくと奥へと引き込む動きを見せる膣。発情しきった股間からは
オトコを興奮させるフェロモンが生々しい淫臭とともに漂っていました。
「な、なにしてるんですかニャンパラリ様!」
少年らしい潔癖症かそれとも信心からくる忌避感なのか、それでも目をそらしてしまうトッテンパラリ
でした。ですが、その態度は火に油を注ぐのみでした。
「にゃにって、いっつもトッテンパラリがドピュドピュしてるキモチイイ穴を拡げてるにゃあ」
「は、恥を知ってください!巡礼騎士ともあろう方が、つつましくあろうとは思わないのですか!」
「話そらしても駄目にゃあ。トッテンパラリはいつもにゃーのここに精液ドピュドピュしてるんだから
今さら見なかったことにしても意味ないにゃあ」
「そんなの見たくないです!早くお湯につかってください!」
とうとう目をつぶって顔を横にそらすトッテンパラリ。でも、ニャンパラリは止まりません。
「ふあっ、んん、ふぅ……あっ!」
喘ぎ声とともに、トッテンパラリの頬に生暖かい気配が降りかかりました。
粘っこいしぶきの感触とねちゃねちゃした水音がなくてもわかります。発情したニャンパラリが
トッテンパラリの顔のごく近くでオナニーを始めたのでした。
「んっ……あっ、はふぅ」
陰核は皮を押しのけその姿をあらわにしていました。湯船に入る前に入念に洗われた女性器には
臭う恥垢は欠片も付いておらず、蠢く膣穴から滲みだす愛液の香りだけが放たれました。その淫靡な
秘園を槍タコの付いた堅い指先が這いまわり、撫でまわり、弄び、嬲りました。
「こぉんにゃに、ぐっちゅぐちゅで、キモチクなってるにゃーのおまんこ。ホントに見たくないんだ
にゃあ?」
「み、見たくなんかないですぅ!」
かたくなに拒み肩を小さくふるわせる少年の耳元に、ニャンパラリの女陰が近づき濡れた指の音を
響かせます。上気した肌にはお湯ではなく欲情の汗の玉が浮かび、触ってもいない乳房の頂点では
堅く屹立した突起が愛される準備はできていると主張していました。
「ほんっと、トッテンパラリは強情にゃあ……」
だからいじめたくなる。そんな本音は口に出さずにニャンパラリは濡れた下半身をトッテンパラリの
胸に押し付け、蛞蝓が這うような速度でゆっくりと降ろしていきました。ぬるりとした、お湯とは違う
液体の感触がトッテンパラリの右乳首から形のいいお臍を通り下腹部の、おちんちんの根元まで進み
ます。鍛えた筋肉のせいでやや硬い尻肉がトッテンパラリの幼茎をはさんだところで、下の唇による
這い寄る愛撫は止まりました。
「や、やめてください……。こんなこと、神はお許しになりません……」
ニャンパラリの迫力に圧倒されているのか、それとも自分の性欲と葛藤しているのか、トッテンパラリ
はその若魚のような肢体を震わせるだけで抵抗しませんでした。それを眺めつつ、ニャンパラリは
にんまりとした笑みを浮かべます。
「にゃぁん♪にゃーのお尻に何か挟まってるにゃ、この硬くて熱くてエッチな棒はにゃにかにゃ~」
「ひうっ!言わないでください……。う、動かすのもダメぇっ!」
尻ズリというべきか、素股というべきか、ニャンパラリは腰を動かし尻たぶでトッテンパラリを
追い詰めていきました。ですが、おちんちんが一層膨らんだ瞬間、ニャンパラリは体を離します。
「あっ!?ぁあ……なんで……」
「にゃにって、トッテンパラリはしたくないんだにゃあ。だから出す前にやめてあげたにゃあ」
「そんな――」
「だって、トッテンパラリはエッチでエロエロでいやらしいことなんかしたくないんだにゃあ……」
ヒトの童話に出てくるチェシャ猫のようにニャンパラリが笑います。
涙目で震えるトッテンパラリの前で、ニャンパラリは腰を無限大の記号をかたどるように動かします。
まるでストリッパーのようなその腰つきを、トッテンパラリは思わず視線で追ってしまいます。
「あ、ああ……」
「にゃーのココ、すっごく充血してるにゃあ……。えっち汁もだっくだくだにゃあ……」
ニャンパラリは左手でチョキを作り陰唇を広げ、開いた右手でむき出しのクリトリスをつまみます。
「こぉんにゃにおチンチン欲しがってるけど……。仕方ないからマンズリで我慢するにゃあ……」
ちゅくちゅくと淫らに蠢く指を凝視し、トッテンパラリはごくりと唾を飲み込みます。上気した顔は
興奮を隠しようもなく表していました。
「ここにトッテンパラリのぴんぴんに腫れてるおチンチン挿れたらきっと気持ちいいにゃあ……」
「ふくっ!」
「じゅくじゅくに濡れてるここに、コスコスでキュキュッでドピュドピュって感じにゃあ」
「う……うう……」
淫語を吐いているのもオナニーしているのもニャンパラリですが、追い詰められているのは
トッテンパラリの方でした。
股間から立ち上ってくる性欲に、理性と良識と常識が必死に抵抗しますが、とうとう力づくで押し切ら
れてしまったようでした。
「し、したいです……」
「んん~~?聞こえんにゃあぁ~~。仕方ないからオナニー続けるかにゃあ」
息を荒くしながら、ニャンパラリは中指をわざとゆっくり中に差し込んでいきます。奥まで入った
ところで指先を軽く曲げると電気のような刺激か脊椎を走り身体がビクンと震えます。
「したいですっ!おちんちんを、ニャンパラリ様のおまんこに入れたいですぅっ!!」
涙目になりながら精いっぱい恥ずかしい淫語を言うショタに、ニャンパラリの我慢も限界を迎えました。
答えずにそのまま腰を下ろし、お湯の中でそそり立つ小さなオスを咥え込みます。
「ひぐっ!」
「あんっ、ピュッピュッってきてるにゃあぁ~。早すぎだにゃあ……」
入れただけで出してしまったトッテンパラリと、出されただけでイッてしまったニャンパラリの体が
重なって痙攣します。
「にゃふ……こんな調子じゃ、激しいのはもたにゃいにゃあ……。だ・か・ら」
ニャンパラリの腰がゆっくりと臼を挽くように回り始めます。
「ひうっ!ニャンパラリさまぁ、あ、そんな、こすれてぇ……」
「はにゃぁ……、ひくんひくんって、にゃーの中で動いてるにゃあ……」
口の端からこぼれる涎をぬぐいもしないで、ニャンパラリは膣内の幼茎の反応を堪能します。
小さいけど硬い肉棒の先端がニャンパラリの中のざらざらしたところを掠める度、入口の括約筋が
キュキュッと締まり濡壁がひくひくと蠢きます。
「ダメダメダメェっ!また、出ちゃいます。でちゃいますぅうううう!!」
「んふっ!にゃ、にゃあああああぁぁぁぁぁ………ん」
淫欲の化身と化したニャンパラリは、容赦なくトッテンパラリの上で凌辱の宴を続けました。

* * * トッテンパラリがドピュウ * * *

連続絶頂が二桁を迎えたところでトッテンパラリのおちんちんが流石に勢いを失いました。
それでも、ニャンパラリのおまんこはトッテンパラリを咥え込んで離しませんでした。
「うにゃ……もう打ち止めにゃ?」
「も、もう無理ですよぉ……」
「にゃっふっふ、本当にそうかにゃあ……?」
余裕たっぷりにニャンパラリは、おちんちんを咥え込んだまま反転しトッテンパラリに背中を向けます。
そのまま手を伸ばし、ふにゃふにゃのおちんちんの根元にある革袋をやさしく手のひらで包みます。
「はうっ!?」
こうかはばつぐんでした。
やわやわと玉袋をもみこまれると、おちんちんに血が戻っていきます。
「そ、そこは反則ですっ!」
「にゃっふっふ、やっぱりトッテンパラリはきんたまが弱点にゃあ……」
そしてニャンパラリは玉袋をもみながら、今度は腰を上下に動かし始めました。
こうして、トッテンパラリはゴールデンなウィークポイントを握られて、今日もニャンパラリに凌辱
されるのでした。

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