猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)

共通基本設定まとめ

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共通基本設定まとめ



ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む世界です。 
周りを見渡せば、そこらじゅうに猫耳・犬耳・etc。 
一方人間はというと、時々人間界から迷い込んで(落ちて)来る程度で数も少なく、 
希少価値も高い事から、貴族の召使いとして重宝がられる事が多かったり少なかったりします。 

けど、微妙にヒエラルキーの下の方にいるヒトの中にも、例えば猫耳のお姫様に拾われて 
『元の世界に帰る方法は知らないにゃ。知っていても絶対帰さないにゃあ……』 
なんて言われて押し倒され、エロエロどろどろ、けっこうラブラブ、 
時折ハートフルな毎日を過ごすことを強要される者もいるわけで……。 

このスレッドは、こんな感じのヒト召使いと、こんな感じのケモノ耳のご主人様との、 
あんな毎日やそんな毎日を描いたオリジナルSSを投下するスレです。 


獣人

基本的にどの種族も身体能力でヒトを凌駕するのがほとんどで、
ネズミやウサギでようやくヒトと同程度、トラやクマに至っては比較にならない。
五感も鋭敏で、多くがモチーフになった動物の長所(と短所)を備えると思っていい。
種族によってはここに更に魔力の存在による魔法という能力が加わり、
ヒトがこの世界で最弱だとか無害だとか言われるのはこの辺に由来している。

容姿に関しては、どの種族も下に挙げた四つのタイプが存在する。
構成比率は通常 【通常♂】=【通常♀】>>>【マダラ】>>>【ケダマ】であり、
マダラの発現率は50人や100人に1人、ケダマの発現率はもっと低いのが普通だが、
中にはカモシカのような男性の半分近くがマダラな種族や、
歌鳥族(カナリア)やクゥのように男性が全員マダラで獣人型♂が存在しない種族、
逆にヒョウのようにケダマが女性の中で大きな割合を占める種族も存在する。

■ ''通常♂(獣人型♂) ''
やや種族によって異なるものの、基本はどこも狼男みたいな感じの半人半獣。
ワーウルフとかミノタウロス、リザードマン、サハギンみたいな人外容姿。
筋力、体力、体格でヒトや女性よりも勝る場合が多いが、
女性やマダラ♂と比べて頭が悪いのや、魔力が低いのが多い傾向がある。
勿論知能の高い例外個体はいるものの、まあ八~九割方はおバカ。

通常♀(獣耳人間型♀)
ほぼヒトと同じ骨格&容姿。獣耳や角、尻尾、鱗、羽根など、
ごく一部にのみモチーフとなった動物の特性を持つ。このスレの一般的なご主人様タイプ。
ほとんどの種族において、基礎筋力&体力&体格で普通の♂に劣るが、
それでもヒト♂より十分高い種族が多い。大抵はあっさりヒト召使いを押し倒せる。
手先の器用さや知能の高さ、魔力の高さなどで普通の♂に勝るが、
無論これは平均一般の話であり、魔力ゼロだが普通♂以上の武勇を誇る女傑もいる。

マダラ(獣耳人間型♂) 希少
非獣人型。普通の♀と同様、ヒトとほぼ同じ骨格&容姿で、獣耳や角、尻尾など、
ごく一部にのみモチーフになった動物の特性を持つ。
種族毎に発現率が違うが、基本的に珍しい。通常50人に1人とか100人に1人とか。
筋力&体力は普通の♂に劣り、普通の♀と同じかそれ以上なのが一般。
ただし普通♂より頭の良い個体、魔力の高い個体が目立つ(無論例外もいるが)。
中性的な容姿と魅力、普通の♂と比べれば明らかに美形なのを利用して、
モデルやアイドルとして活躍するものが多いらしい。

ケダマ(獣人型♀) 希少
マダラ♂よりももっと希少。先祖返り的現象で、発現例が非常に少ない。
男性並の筋力、体力、骨格を誇るが、やっぱり美的感覚が普通の♀基準な以上、
マダラと違ってそれが良い方向に働く事もなく、あまり報われない。


ヒト

ほとんど全ての作品に登場
平均寿命は80前後。肉体的にも魔力的にも最弱の域だが、頭脳は最高レベル。
異世界人であり、基本的に落ちモノとしてしか存在しないが、現地二世も少数存在。
脆弱だからこそ工夫を凝らして魔法抜きに様々な技術や知識を高め、
脆弱だからこそ敵になる可能性を持つ存在全てを滅してきた残酷な万物の霊長。
それがこの世界では一転して『家畜』『動物』の座に落とされる事になる。
 ほとんど全ての作品に登場

落愕病
落ち方が良くなかったらしい一部のヒトに見られる後遺症の類。
言葉自体は【ペンギンの国】が初出だが、症状自体はスレ初期からあった。
記憶の混乱または永続的な喪失、発熱、自動翻訳コンニャク機能の故障など
老人や赤ん坊の落下者が少ないのは、これで命を落とすからだとも。

超越者
現代日本からではなく、主により高度に魔法が発達した別の異世界から
落ちてきたと推測される一部のヒトを、この場で便宜的にそう表記。
普通のヒトが一般的獣人より脆弱なのに対し、彼らの場合は遥かに強い。
【最高で最低の奴隷】のセリス君や、【草原の潮風】のアヤメさんみたいな人達。

長期訓練者
この場での便宜的造語。ソラヤ君やレーマのこと。
落下当時は確かに脆弱なヒトだが、しかし長期間この世界で暮らしている場合、
段々肉体能力が強まってきたり、多少魔法が使えるようになったりとかする。
特に『成長期前』、10歳より前に落下して来た個体には顕著な傾向で、
みっちり厳しい訓練も施されてた場合、獣人並かそれ以上の猛者になる事も多い。
理由は幾つか説が挙げられているものの、どれも確定には至っていない。
・環境適応説 → 界王星原理。高重力下で訓練してるとそれに慣れるようなもん?
・魔素汚染説 → 異世界の物理法則に肉体が徐々に侵蝕された結果?
・成長力説 → 短命なヒトは、だからこそ長命種族と比べ成長力が凄まじい?



ヒト奴隷/ヒト召使い

以下に色々と酷い事や悲惨な現状が書かれてはいるが、
実際の作品ではそんな悲惨な現実どこ吹く風でラブラブいちゃいちゃしてる
ご主人様とヒト奴隷が多かったりする。エロパロなんてそんなもん。
基本的に奴隷。ペット。一般には『ヒト奴隷』や『ヒト召使い』と呼ばれる事が多い。
非常に賢くて物覚えがよく、特に男はこの世界でいうマダラに当たる美麗な容姿を持ち、
ただし非力で魔法も一切使えない、どの種族とも絶対に子供が出来ない事から、
お金持ちのお嬢様のセックスペットとして小姓や宦官のように扱われる。
ヒト奴隷=人でなく物=バイブやダッチワイフと同類=不貞にはならない、という理屈。
特に優秀なものや特殊技能を持ってるのは執事や家令、技術者としての待遇も。

元々が稀少生物、超レアペットであり希少価値が高い事に加え、
金持ちの間でヒト召使いの保有がある種のステータスになっている事、
あるいはヒトの世界の知識と技術がもたらしうる可能性&莫大な富への注目から、
ヒト奴隷市場の盛況は大変なものになっている。

ヒト奴隷の人権
ない。基本的人権はなく、よって通常は『人間』『人類』としては扱われない。
ヒト召使いが殺されても、適用されるのは殺人罪でなく器物損壊罪。
ヒト召使いが盗まれても、適用されるのは誘拐罪でなく窃盗罪。
そのまんまこっちの世界の『ペット殺し』や『ペット盗難』と同じ扱いになる。
盗難防止の手段として首輪やチョーカーがつけられるのが通例だが、
手を出したら色々と危険性が高い王侯貴族や豪族名士の所有ヒトはともかく、
一般人所有のヒト召使いなんかはそれこそ『スリ』『置き引き』に注意する必要が。

メスヒト
オスヒトの場合、マダラの容姿という事である程度美的価値が生まれるが、
メスヒトの場合、この世界の女性は人間の体+獣耳や尻尾が普通であるため、
別に珍しくもない、したがってそんなに稀少価値が生まれない。
むしろオスヒトよりも更に身体が弱く病気や怪我で死にやすい事から、価値は低い。
獣人♂とヒト♀の体力差は、獣人♀とヒト♂のそれ以上であるため、
性奴隷として使うにしても『ちょっと』乱暴に扱うと壊れてしまうのがマイナスらしい。

ヒト奴隷の相場
安いものでも5000~6000セパタ(日本円で約1000万円)はする超高級品。
10~20代の若いオスヒトなら、それだけで約数万セパタ(日本円で5000万~1億)
とりわけ容姿の美しい、それも10代前半の少年ヒト奴隷ともなれば、
10万セパタ、20万セパタ(2億、4億)の値は普通につく。
※ミルフィ姫の見立てでは、こちむいの『ぼく』の時価は約20万セパタ相当。

特殊技能持ちのヒト奴隷なら、企業や国家相手に更に法外な値段で売られるが、
ただしそうでない場合、さすがに中年や老人のヒト奴隷はぐっと価値が落ちる。
上記の5000セパタ程度で買えるヒトは、そういった病気持ちや年食ったヒトが大抵。
メスヒトの相場は、基本的にオスヒトの相場の10分の1程度だとされる。

自然この世界では「偶然落ちてきたヒトを拾う=宝くじで一等が当たる」ようなもの。
お金の豊かさよりも精神的な豊かさを重視する相手に拾われたなら幸運だが、
多くの場合は目の色変えて追われて捕まって売り飛ばされる破目に。



落ちモノ

異世界から紛れ込んできた生物&物体の総称。
広義にはヒトも落ちモノに相当する。
なぜか『チキュウ』という世界の『ニホン』という国から落ちてくるモノが多い。
逆に言えば日本以外の国や、地球以外の世界からの落ちモノも稀に。
巨万の富や未知の技術をもたらす事もあるが、基本的に大部分はガラクタ&ゴミ。
タイヤキプレートとか野球グローブとか、ワケわかんない落下物も多々。

またこの世界において地球の動植物や、どこかで見た文化が見受けられるのは、
そうやって落ちて来た瑣末な落ちモノが累積した結果と推察される。
ただ、上はフローラ女王や猫井技研のようなヒトの技術による発展を求める組織、
下はガラクタでもいいから集めたい落ちモノ大好きの個人蒐集家まで、
需要自体はかなりのものがあり、高額取引による大規模市場が形成されている。

特異点
地域によって落ちモノの多い少ないがあり、
例えば金剛樹の里や魔窟(scorpionfish)のある一帯の『落ちもの魔海』や、
イヌとカモシカの国境近辺の都市ルカヤパン(犬国奇憚夢日記)の周辺などは、
落ちモノが頻繁に落ちてくる特異点として知られてる。
半面でウサギの国やイノシシの国など、逆にほとんど落ちモノが落ちてこない国も。
落ちモノは金になるので、その回収と売却を主要産業にしてる特異点も多い。

『落ちる』
異世界の生物や物体がこの世界に紛れ込んで来る現象を表現した言葉。
転じて『落ちモノ』という言葉にも繋がる。
必ずしも実際の落下現象を伴うわけではなく、普通に歩いてて迷い込む事も多い。
それなのにこのような比喩表現が用いられるのは、
文字通り『落ちモノ』が何も無い空間から唐突に落下してくるケースが多いのと、
裏の意味として『落ちる』のは簡単だが、『這い上がる』のはほぼ不可能な事から。
落ちて来たヒトが元の世界に帰る方法は、基本的に皆無。超絶困難。

堕ちモノ
災いや災厄を呼ぶ落ちモノの事。
油を満載したタンカーとか、爆弾、未知のウィルス、異世界の魔物などなど。



世界について

地球のある宇宙とは異なる宇宙、異なる次元説(=異世界説)と
同じ宇宙の違う惑星、あるいは遥か未来の地球説(=同世界説)があるが、
結局のところ真実は不明、無理に明らかにする必要も薄い。

ただ、正体不明の世界なだけに我々の宇宙と法則が働いているとは限らず、
ひょっとしたら平面世界なのかもしれないし、
天動説が正しいとかもいう可能性も否定はし切れない、異世界なだけに。

少なくとも、地球の存在する宇宙にはない『何か』の要素は存在していて、
それのおかげでこの世界の住民は魔法が使える。

扇の大陸
 『猫耳少女と召使いの物語』スレで語られる物語の主要な舞台。
世界や星(?)そのものに名前がないのと同様、この大陸にも固有名詞は無いが、
ただし敢えて暗喩的に表現される場合、『大陸』『扇』『扇の大陸』と称される。

具体的な大陸面積は不明だが、地形の変化に富み、
南は熱帯から乾燥帯、北は冷帯寒帯まで一通りの気候風土が揃ってる事から、
それなりに巨大な大陸であるという事は推測できる。

おおざっぱな形状として、無理矢理目いっぱいに広げた扇のような形、
あるいは円の下部1/4(90度)を切り取ったような形をしている。
(→真下を向いたパックマン)

大陸の外側
詳細不明。
プンムグンム島や金剛樹の里のような大陸周辺の島国は登場しているが、
明確に大陸の外側が舞台になったり、言及されたケースはない。


その他

セパタ
この世界における米ドルみたいなポジションの通貨単位であり、紙幣通貨。
これさえあれば大抵の国で買い物が用足りる。
元々はネコの国の通貨なのだが、ここ200年程のネコの国の対外経済進出と、
それによる大陸経済の座巻によって、ほぼ世界共通通貨化。
ちなみにネコ以外のほとんどの国は未だに金貨銀貨を使っているような状態。
センタという小単位貨幣がある。
1セパタ=1000センタ=日本円で約2000円に相当。

二つの月
この世界には月が二つ存在する。
両者の正確な公転軌道と公転周期は明らかにはなっていない。
国によって呼称や見られ方、捉えられ方が違ったり、信仰もあったり。
ウサギの国では銀の月(=表の月)、赤の月(=裏の月)と呼ばれている。
キンサンティンスーユでは一方の月に月夜神ママ・キヤが住み、
他方に雨の神ショロトルが住むとされ、七夕に似た昔話が存在している。
ヘビの国では、とある事情により月の片方が100年間「見えない」状態だった。

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