ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 水銀燈の奇妙な逃亡 第一話

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平日の月曜日、とある高速道路の上を一台の自動車が走っていた。
アメリカのスポーツカー、コルベットである。
その中には普通ならいないはずの人間が二人、乗っていた。いや、一方は日常茶飯事の事ではあるが。
水銀燈「…まったく…何であんたまでついてきたのよ…」
めぐ「いいじゃないですか、先生♪旅は道連れ、バカンスを楽しみましょう♪」
水銀燈「はぁ…」
何故こんなことになっているかというと、ラプラスの一言が原因であった。
―今度の参観日には教師方みなさんの親にも来てもらいます。

水銀燈とするとたまったものではない。
直後から逃げ出して来たわけだ。
最初は一人だった。いや、水銀燈はそう思っていた。
めぐの存在に気が付いたのはパーキングエリアに入った時だった。
―…ごきげんよう♪水銀燈先生♪
―ッ?!!なんでいるのよぅ!
トランクの中を確認すると…そこには何故かめぐが入っていた。
そのめぐは今はというと助手席に収まっているというわけだ。
めぐ「まあ、あの中は少し窮屈でしたけどね♪」
水銀燈「…ハァ」

平日ということもあって、道はかなり空いていた。
130キロでコルベットを飛ばす水銀燈。
こうして走りながら、30分程度が経過した。
すると、後ろから一台のバイクが追いついてきた。
その時は二人は大して気にしてはいなかった。
そして、目的地のとある港町に着いた。
インターチェンジを降りる。同時にあのバイクも降りてきた。
水銀燈「…あのバイク…なんかおかしいわねぇ…さっきからぴったりと張り付いてくるわぁ…」
めぐ「追手かな?」
水銀燈「一旦止まってみるわぁ」
そう言って、車を停車し降りる水銀燈。
案の定、バイクの方も停車し、ヘルメットを脱いだ。
水銀燈「…やっぱり…でもあんたが追ってくるなんて意外だわぁ。」
巴「学級委員ですから。それより、一緒に戻っていただかないと…」
水銀燈「なn『冗談じゃないわ!』」
めぐが水銀燈の前に立ち両手を広げる。
めぐ「せっかく水銀燈先生と二人きりで旅行できると思ったのに!邪魔はさせないわ!」
めぐの強行的な態度に少し呆気にとられる水銀燈。
それとは対照的に冷静な眼差しを向ける巴。

巴「…なら、仕方ない。」
そう言って、日本刀を取り出す巴。
水銀燈「ちょっ、そんな物騒なものはしまいなさい!」
巴「実力で…」
巴の背後に人影が現れる。
水銀燈(あれは…!人工精霊(スタンド)!)
巴「連れて帰る!」
そう言うといつの間にかめぐの目の前に移動していた。
めぐ「え?」
水銀燈「…ッ!危ない!」
水銀燈はめぐを持ち上げ、空高く飛び上がった。その背中にはいつの間にか羽が生えていた。
めぐ「…え?その羽…」
水銀燈「あなたも、スタンド使いだったのね!」
巴「そうだとしたら?グリープ!」

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巴は自らのスタンドに飲み込まれた。
と思うと水銀燈の真上に移動していた。
巴「おとなしく!」
巴の日本刀が水銀燈の羽を切り落とそうとする。しかし
水銀燈「メイメイ!」

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事務員、メイメイが現れ、左手で巴の腕を受け止めた。
巴「…く!」
巴は手を引き離そうとした。だが手に力が入らない。
メイメイ「私の能力は…」
メイメイの右手が巴の胴体に触れようとする。
メイメイ「力を吸い取る能力!」
巴「なら、おまえ達も一緒に異空間へ引き込む!」
ズズズズズ
グリープが現れ、口を大きく開く。
とっさに水銀燈はメイメイの手を離させる。
巴だけが飲み込まれた。

水銀燈は着地し、辺りを警戒する。
水銀燈「次はどこから…」
めぐと水銀燈は背中合わせになった。
めぐ「先生!」
めぐが叫ぶ。水銀燈の後ろ、めぐの指す方向には空中に穴のようなものがあいていた。
水銀燈が振り返る。そのスキを巴は見逃さなかった。
巴「その出口は囮よ!」
水銀燈の背後から出てくる巴。だが、水銀燈の背中から生えた羽に首を掴まれた。
巴「うぐっ!」
水銀燈「吸い取った力はこの翼に蓄えられる…力を入れすぎたようね!」
水銀燈の二つの翼が巴を押さえ付ける。
水銀燈「という事で逃げさせて貰うわぁ…メイメイ!」
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メイメイの手が巴の腹に当てられる。
水銀燈「悪いけど、少しの間眠ってて貰うわぁ」
ズズズズズ
巴「くそ…だが、私を倒したからといって、安心するなよ…先生は絶対逃げ切れない…必ず学園へ…」
そこまで言ったところで巴は力尽きた。


水銀燈vs巴
水銀燈、勝利

その頃学園では…

トイレで用を足した雛苺が手を洗っていた。
そのとき、どこからか視線を雛苺は感じた。
雛苺「うゅ…?誰かいるの?」
水の流れる音しかしない静まったトイレ。
そのとき、声が聞こえた。
「雛苺」
雛苺「?!…どこ?!」
「少しの間お前の体を借りるぞ」
雛苺「ッ?!!」
突如、鏡の中から手が伸びてきて雛苺の頭を掴んだ。
「精神のみ鏡に入る事を許可する!!」
雛苺が床に倒れる。そしてすぐに起き上がった。
雛苺「…悪いがお前の体を使わせてもらう。雛苺。」


続く