ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki アリスゲーム【全員集合】

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よく子供っぽいと言われる
昔からそうだった
体は人より小さくて話し方や仕草もどこか幼稚だ
でも、仕草や話し方を大人っぽくするのは簡単だった
就職面接のときはそうした
今でもほんの少し意識すれば普通にすることは簡単
もしかしたら、そっちの方が楽かもしれない
けど、私はそれを選ばなかった
いつまでも殻を破らないヒナ
だって、子供だとみんなが守ってくれるから
子供にはみんな優しいから
でも・・・初めて守られるだけの無力な存在が嫌になった
いつもいつも守られてきた
だから今度は・・・私が守りたい・・・

~メインコンピュータルーム~
雛「雛はどうなってもいいから事務長逃げるの~~~」
兵隊3「黙れ!餓鬼!これでくたばれー!」
雛「いやああああ~~~逃げるの~~~~!!!!!」

絶対に、誰も傷ついてほしくないから

バンッ!

思わず目をつぶる。

ああ、私はなんて無力なんだろう

しかし、雛苺の絶望を裏切り部屋の中に響いたのは
銃声・・・ではない。
誰かに殴られた音だ。
兵隊3「グフゥ・・・」
背中から殴られた兵隊3は前のめりに倒れる
バタンッ・・・
「間一髪だったね」
塊「やれやれ、さすがに覚悟を決めましたよ」

長い金髪を揺らしながら男は言う。
みんなが待っていた人物だ。
どうやらこれで歯車は揃ったらしい。
ロー「お待たせ、みんな」
薔薇「さっきの爆発・・・まだ少し痛い・・・シクシク」
ラプ「まさかリングを外してくれるとは、よくやッてくれました」
金糸雀たちはポケ~としている。
金「なんだかよく分からないけど助かったのかしら」
ロー「塊、ありがとう」
塊「ふ・・・あなたらしくない」
 「それにまだやることがあるでしょう」
ロー「ああ、そうだな」
皆心なしか表情が明るい、状態がいまいち飲み込めない金糸雀たちもさすがに緊張の糸が
解けた状態だ。リラックスしている。
だが、浮かない顔の者が1名いた。

助かった
これで良かったんだ、みんなが助かって本当に良かった
でも、私は・・・

一人で俯いてるいる雛苺に声をかけた。
塊「雛苺先生、さっきはありがとう」
肩の傷口を押さえながら塊は言う。
雛「ふぇ?」
言われた方はわけが分からず変な返事を返してしまった。
塊「さっきの自分は〔どうなっても良いから逃げて〕って僕に言ってくれた言葉だよ」
雛「でも、雛は・・・」
塊「君の事は始めてこの学園に来たときから見てるよ」
 「初めは本当に頼りない先生だった、沢山の数の生徒を面倒見られるのか心配だったよ」
雛苺は痛いところを突かれ俯いてしまう。今にも泣き出しそうだ。
塊「でも、今は心配してないよ」
雛「・・・どおしてなの」
塊「君は日を追うごとにどんどん成長しているからね。」
 「さっきの君の目を見たとき分かったよ。もう、殻は破ったんだって」
全てを見透かしたような言葉。
お互いそれ以上の言葉はなかった。
けど、確実に何かが変わっていた。
雛「校長先生、雛はもう大丈夫なの。雛はみんなと最後まで戦うの」
ローゼンも全てを分かっているようだった。
だから返事は「ああ、じゃあ行こうか」と優しく言っただけだった。
みっ「あの~、全然話が読めないんですけど・・・」
ラプ「ふむ、時間があまりありませんから移動しながら話をしましょう」
金「どこに行くのかしら?」

~渡り廊下~&~屋上~
真「おそらくさっきの放送を聞いた限りでは敵は学園の中心部有栖タワーね」

蒼「多分有栖タワーに一葉がいるよ」

銀「けど、きっと警備が厳重よぉ」

翠「問題はどうやってそこまでいくかですぅ」
レン「何言ってるんだ、あるじゃないか。ここにとっておきのが」

~有栖タワー最上部~
一葉「クソッ!なんということだ。まさかリングが外されるとは・・・」
  「このままでは私がやつにk」
?「やれやれ・・・こんなに沢山の兵を所持していてなおこの有様か・・・」
一葉「お、お前は・・・」
?「期待ハズレのようじゃな」

=全体状況=
<蒼星石、翠星石、巴、レンピカ、スィドリーム、
雪華綺晶、コリンヌ、オディール
負傷者=コリンヌ(打撲)、オディール(打撲)
睡眠者=スィドリーム>

<金糸雀、雛苺、みっちゃん、ローゼン、ラプラス
薔薇水晶、塊
負傷者=塊(銃傷)、薔薇水晶(打撲)、ローゼン(打撲)>

<真紅、ホーリエ、JUN、水銀燈、メグ、メイメイ
負傷者=ホーリエ(肋骨にヒビ、縮地法使用不可)JUN「頚動脈切断、糸で止血」>

~ローゼン組移動中~
ロー「実は本当に恐ろしいのは一葉ではない」
金「どういうことかしら?」
ロー「決して人前に姿を現さず、不死身と称されている男がいる」
  「そいつが裏の世界で頂点に君臨している」
  「そして、本当はこのアリスゲームはそいつのためのゲームなんだ」
金「より優れている人間を探すためじゃないのかしら?」
ロー「それは間違いではない、だがそいつは世界を作り変えようとしている
「そしてそいつの計画を止めるためアリスゲームに参加した」
みっ「なんで最初からそう言わなかったんです?」
ラプ「一葉が初めて学園に来た日から監視カメラや盗聴器などが設置されていた」
  「だから下手なことはできなかったのです」
塊「なるほど、監視カメラも盗聴器もOFFになった今は自由に話せるというわけか」
ロー「そして奴は今日絶対にくる。アリスゲームの勝者を自分の目で確かめるために」
  「そして、いるなら有栖タワー以外に考えられない」
金「名前は分かるのかしら?」
ロー「一葉の双子の弟であり、やつの影」
  「二葉だ」

~有栖タワー最上部~
二葉「ゲームが滅茶苦茶じゃ、やるべきことはわかってるだろうな?」
一葉「ああ、任せろ。クズが何人集まろうと所詮はクズだ」
  「全員フル装備!リミッターを解除しろ!」
  「見つけ次第殺せ!!」
兵隊一同「ハッ!」

~有栖タワー入り口~
真「入り口は相当厳重ね」
4つある入り口は明らかに日本では許されてないような武装をした兵隊がずらりと並んでいた。
銀「どぉするのぉ?」
ホー「私が縮地法さえ使えれば・・・」
JUN「できるか分からないけど僕の糸呪縛で全員つるし上げてみるよ」
メグ「それは危険よ、それと・・・さっきはごめんね」
JUN「ん?何か言った?」
メグ「ううん、なんでもないわ////」
メイ「みんな!あれを見て」
キュラキュラキュラキュラ
キャタピラの回る音とともに重戦車マウスが猛スピードでやってきた。
真「雪華綺晶たちだわ」
銀「よかったぁ・・・あの娘達まだ生きてたのね」
兵隊「な、なんだあれは」
  「何故学園にこんなものがあるんだ」
コリ「ふ・・・ここの学園をなめてはいけない」

キュィーン
兵隊「砲身が向いてきたぞー」
  「退けー退けー」
ドンッ!
兵隊「うわぁー撤収―撤収―」
JUN「今だ!」
隊列の崩れた兵隊たちの隙をJUNが突く。流石に戦車の存在は予想外だったらしく
重戦車を貫通するような武器は持ってきてないらしい。
兵隊「右手の方向からも来たぞー撃てー」
JUN「させないぜ!糸防壁」
「これで当分弾丸は通らない!みんな行け」
JUNが自分達と兵隊との間に糸でできた壁を造る。
真「今よ、全員入って!」
兵隊「最上階までに全員食い止めろー」

有栖タワーとは高さ200メートルほどの円柱形で町のシンボルである。
一番下のフロアは球技大会が行われるほどの面積を持ち、最上階までの移動手段は階段か、エレベーター。
そして一番下のフロアの真ん中から上を見渡すと最上階、つまり一葉達のいるフロアの
床までが見れる構造。
つまり、最上階までは下から上にかけて空洞である。
途中に階のフロアは円の端を沿うように作られていて、どこのフロアからでも全体を見渡せる作りだ。
真紅たちはタワーのエレベーター付近に来ていた。
まさか入り口を突破できるとは思わなかったらしく、中は意外と手薄だ。
真紅たちの猛攻を止めることができるほどの数はいない。
兵隊長「エレベータの電源を切れ!」
   「階段で追い詰めるんだ」
兵隊「あの・・・隊長」
兵隊長「どうした?」
兵隊「あ、あれを・・・」
兵隊長「あれ?」
   「な、なんだこれはーーー」
キュンキュンキュン
レン「なかなかヘリコプターというのも良いものだな」
翠「狭いですぅ!押すなですぅ!」
蒼「これは明らかに重量オーバーだね」
雪「ええい!文句を言うな!振り落とすぞ!」
スィ「(m―_―)m.。o○ zZZZ」
兵隊長「な、ブラックホークだと・・・」
実はこのとき北の入り口でコリンヌがマウスで敵をおびき寄せている間に地上を少し
登ったところから南の方の壁を破壊してタワーに侵入していたのだ。
レン「ふむ、四方八方さらには上下にまで敵がいるぞ。このままじゃ打ち落とされるんじゃないのか?」
雪「何のためにわざわざ地上から近いところから進入したと思う?」
「全員捕まれ、回転しながら撃つぞ!」
ババババババババババ!!!!!
兵隊「うわぁー乱射してきたー」
ブラックホークは360度回転しながら上に登っていく。
これで全てのフロアの敵を蹴散らすつもりだ。
翠「おぇ~気持悪いですぅ」
巴「私もこれはちょっと・・・」
レン「世界が変わって見えるな・・・」
スィ「(〃~∇~〃)zzz。O〇○」
真「彼女達もずいぶん派手にやってるわね」
一方真紅たちは1階のフロアで足止めをくらっていた。
エレベータが止められ動けなくなってしまったのだ。
JUN「それにしてもこれを階段で登るのは骨が折れるぞ」

金「ふっふっふ・・・そんな時は楽してズルして登っちゃうのかしら」
真「金糸雀!?」
ロー「みんないるな、無事でよかった」
銀「校長までぇ、なんなのよみんなしてぇ」
塊「話は後だ」
メイ「事務長!?」
ホー「事務長もいらしてたんですか?」
塊「ああ、君たちに怪我がなくてよかった」
雛「JU~N無事だったのね~」
 「JUN登りなの~」
JUN「グェッ!」
   「ちょ、ちょとたんま・・・首が・・・動脈が~・・・」
ギラン!!
雛「ヒィッ」
メイ「どうしました?」
雛「殺気を感じたの~」
メグ(ふふ、桜田君に近づく女は全て敵よ)
知らず知らずのうちにフラグが立っていた。
真「ところで金糸雀、どうしたら楽してズルができるの?」
ロー「それはここの非常用エレベータを使おう」
  「災害時のために予備バッテリーがいくつもあるから電源を切っても動く」
銀「とりあえず分けがわからない状況よぉ説明して頂戴」
ロー「移動中に話す、行こう」

オディ「あれを見てください」
蒼「真紅たちだ!よかった無事だったんだ」
レン「事務長もいるぞ」
スィ「(。-ω-)zzz. . . (。゜ω゜) ハッ! 事務長どこどこ(・o・ )(( ・o・) ???」
雪「どうやら非常用エレベータで一気に行くらしい」
 「我々ももうすぐ最上部だ、そこはヘリではいけない。」
 「ヘリを捨てて真紅たちと合流し、一葉の元へ向かうぞ!」
一同「ハイッ」

~有栖タワー最上部~
一葉「そ、そんな馬鹿な・・・」
二葉「これで分かったな、貴様は使えない男じゃ」
  「それどころか神聖なるアリスゲームを汚した、その罪は償ってもらおう」
一葉「まっ、待ってくれ二葉。あ、兄である私を殺すというのか・・・」
  「今までは使えるから生かしておいた、使えなくなったら殺す。貴様の得意な方法
じゃろう」
一葉「そ・・・そんな、待ってくれ」
  「ち、近づくな!近づくと撃つぞ」
二葉「そんなものでは私は殺せない位分かってるだろう?」
一葉「ウォォォォ」
パンッ!パパンッ!

~最上部手前の階~
真紅たちの目に
ヘリを降りた蒼星石たちの姿が見えた。
蒼「真紅!」
真「蒼星石!」
雛「トゥモエーーーー」
巴「よしよし、よく頑張りましたね。雛苺先生」
レン「事務長ご苦労様です」
スィ「(_ _)(-. -)(~0~) ファ~~~ヽ(^O^)ノハァ~♪おはよう~事務長」
塊「うむ、よくぞ無事でいてくれた」
ホー「あなたたちもね」
メイ「ええ、人出が足りずに仕事が増えるのは大変ですからね」
翠「まぁ水銀燈なんかでも生きててよかったですねぇ」
銀「よく言うわぁ・・・ふふ」
巴「桜田君・・・良かった無事で・・・もう会えないかと思った」
JUN「僕は平気だよ、そっちこそ無事でよかった。巴に会えなくなるのは嫌だからな」
巴「桜田君///・・・私も、会えなくなるのは嫌だよ・・・」
JUN「柏葉///・・・」
メグ「はーいはいはい、再会出来てよかったよかった」
巴(む・・・今良いとこだったのに、なんなのこの娘)
メグ(ふふ、桜田君は渡さないわ)
メグ「さっ、行こうか“JUN君”」
JUN「え・・・あ、ああ」
巴(なんでこんなぽっと出の女が下の名前で読んでるのよ・・・許さないわ)
バチバチバチッ、火花が散る
二人とも睨み合う
金「あわわわ・・・なんだか第3次世界大戦の予感かしらぁ~」
みっ「ねぇねぇあなたたちチョー強いんだって?女戦士の衣装あるから
 今度着てみて~お願い~」
コリ「いや、私はそういうのは・・・」
オディ「遠慮しておく」
みっ「え~そんな~」
薔薇「お姉ちゃん!」
雪「薔薇水晶・・・」
ギュッ・・・
薔薇「ちょっとお姉ちゃん、恥ずかしいよ」
雪「良かった・・・再び会えて本当に良かった・・・もし会えなかったら私は・・・私は・・・」
薔薇「お姉ちゃん・・・」
ラプ「え~、各自感動の再開は良いんですが、そろそろ時間です。覚悟を決めましょう」
ロー「この上に二葉がいるはずだ」
「みんな、行くぞ!」
一同「ハイッ!」

後編へ続く