ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki アサピー

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まだ他の教員が来もしない早い時間。
いつものように他の人より早めに学校へ来た蒼星石は、職員室で新聞を読んでいた。
蒼「う~ん・・・・・・」
翠「ん?朝っぱらからな~に難しい顔してるですか?」
翠星石は朝●新聞の3面記事を眉間にしわを寄せながら読む蒼星石の右肩から顔を出して聞いた。
蒼「あ、翠星石。最近さ、こういう記事よく見かけるから・・・」
翠「どれどれ。『日本の学業レベル低下!専門家は語る…』胡散臭い記事ですねえ。
  まあ、こればっかりは一人が頑張った所でどうにもなる問題じゃないですから・・・。
  ゆとり教育のつけが回ってきやがったんです。」
翠星石はかばんを机の上にのせ、教科書を取り出しながら言った。
蒼「近隣諸国のレベルもどんどん上がってきてるって言うしね。
  楽しい授業がダメとは思わないけど・・・やっぱ考えさせられちゃってさ・・・」
銀「おっはよ~ぅ。あらぁ、あなたたち二人だけえ?」
蒼「やあ、水銀燈。今朝は早いんだね。」
水銀燈は、これぐらい当然と言わんばかりに得意げな顔をしてる
翠「ど~せ明け方まで遊び歩って帰ってきたはいいものの、
  今寝たら確実に放課後まで起きないから寝れないし、
  かといって家ですることも無いから仕方なく学校に来たとかそんな所ですぅ。」
銀「あ、あら…そうである根拠はどこにあるのよお?」
翠「翠星石はあくまで予想しただけですよ。根拠なんてあるわけ無いです~。
  まぁ、強いて挙げるとすればこんな簡単なことに気付かなくなるほどボケてる頭の中と
  隠れきってない目の下のクマですかねえ。あと、言葉もなんかおかしいですよ。」
銀「え、嘘!?」
水銀燈は慌ててバックの中から手鏡を取り出して目元を確認した。
銀「いやあ~!こんな顔じゃ授業に出れないわぁ。」
そんなやり取りを見て、笑みがこぼれた蒼星石だが間も無く、再び視線を新聞の棒グラフに移してため息を吐いた。
翠「気にし過ぎですよ。もっと自分のしてることに自身をもつです!」
銀「これで大丈夫かしら・・・?ところで、あなたたちさっきから何を話してるのお?」
翠「ほれ、これを見るです。」
翠星石は蒼星石から新聞を取り上げ水銀燈の眼前につきつけた。
銀「何い?学生の学力低下・・・くだらなあい。つまんないカンジい・・・」
そういって水銀燈は新聞を投げ捨てた。
翠「なっ!確かに私達にどうこうできる問題じゃないにしてもアンタだって大いに貢献してる問題でしょうが!」
無造作に投げられた新聞を指差しながら水銀燈に猛講義した
銀「だってえ、面白くないんだもの。それに全国の学生の頭の悪いのは私達のせいじゃないわぁ。」
蒼「それは違うよ水銀燈。僕達がちゃんと彼らを率いることが出来てないから・・・」
そう言う途中でうつむいてしまった蒼星石に水銀燈はからかうように言った。
銀「アナタねえ、そうすぐ卑屈になるのは止めた方がいいわよぉ。」
蒼「僕はまじめに・・・!」
言葉を遮るように水銀燈は一枚のプリントを蒼星石の前に出した。
銀「結果なんて後からついてくるものでしょお。現状に焦ったってどうしようもないじゃない。」
蒼「これは・・・1月前の全統模試の結果・・・」
それは学校ごとに配られる学校単位の結果だった。
翠「へぇ・・・あいつら結構やりやがるです。」
『私立有栖学園』は前回の順位より大きく上の所にあった。
蒼「・・・・・・」
銀「見なさあい、特に数学のと・こ・ろ。アナタがやたら平均点上げるから他の先生の肩身の狭いこと。」
蒼「・・・・・・うん。」
銀「私達は私達に出来ることをやるだけじゃない?世界なんて、結局自分の手の届く所にしかないんだから。」
翠「ロクに仕事もしねーでよく言うです・・・」
銀「あ~、あ~、きこえな~い」
翠「#・・・」
紅「おはよう。あら、もうお昼だったかしら?水銀燈が居るなんて・・・」
水銀燈を尻目にそう言いつつ腕時計を確認する。
銀「しっつれいねぇ・・・」
紅「まぁ、どうせ明け方まで遊び歩って帰ってきたはいいものの、
  こんな時間に寝たら確実に放課後まで起きないから寝れないでしょうし。
  かといって家ですることも無いから仕方なく学校に来たとかそんな所でしょう。」
銀「あ、アナタ達・・・打ち合わせでもしてきたの!?」
紅「何をそんなに驚いてるの?私は勘で言っただけなのだわ。」
薔薇「おはようございます・・・」
雪華「おはよう・・」
皆続々と職員室へ入ってきた。
金「おはようかしら~」
苺「皆おはようなの~!あれ、水銀燈がいるのよ~?もしかして、雛遅刻しちゃったのお!?」
銀「まったく・・・どいつもこいつもお・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・・・・・・
紅「あら、予鈴がなってるわ。水銀燈、たまには朝のHRで出席でもとったらどう?
  みんなの顔忘れちゃうでしょ?」
銀「うっるさいわねえ・・!!」
翠「ほら蒼星石、いつまでボケっとしてるですか!教室に行くですよ!」
翠星石はこぼれんばかりの笑顔で蒼星石の肩をたたいた。
蒼「・・・うん!!」

今日も有栖学園の一日は始まるようです。

銀「(昨日コンパで教育委員会の人から貰っちゃった模試の結果・・・当日まで見せないって約束だったけど・・・
   まあいいわよね。)」