―旗を高く掲げよ 堅く隊列を組み
射撃部は進撃する 揺ぎ無く、堅固に歩む
射撃部は進撃する 揺ぎ無く、堅固に歩む
―立ち塞がるものの 弾に轢かれし同志達の
魂も共に進めり 我等の戦列と共に
魂も共に進めり 我等の戦列と共に
―道を空けよ 有栖の大隊が通る
道を空けよ 射撃部員が通るのだ
道を空けよ 射撃部員が通るのだ
―見よ、鉤十字は 射撃部の尊敬の上に
進撃せよ進撃せよ 最期の時まで
進撃せよ進撃せよ 最期の時まで
―射撃部「部歌」より
「行くぞ!」
「・・・来い。」
「・・・来い。」
戦いの火蓋が切って落とされた。
めぐは手に持った4本の銃剣をオディールに向けて投げた。
対するオディールもそれを冷静にFA-MASで撃ち落す。
めぐ「もらった!!」
一瞬で距離を詰め、大振りに銃剣を振る。
オディール「甘い・・・」
すぐに後ろに仰け反りすれすれのところで銃剣を交わす。
オディールの鼻の上を剣が通り過ぎた。
オディール「遠距離戦は不利と見て接近戦に持ち込んだか。だが・・・」
めぐ「っは!」
めぐは鋭い突きを放つ。しかし、オディールも腰からサバイバルナイフを抜き剣を横に弾く。
オディール「こっちも接近戦はできるんですよ?」
めぐの腹にオディールの蹴りがヒットする。尻餅をつくように後ろに倒れた。
オディールがFA-MASの銃口をめぐに向ける。
オディール「終わりだ!」
そのとき、オディールの後ろに人影が現れた。
オディール「何?!」
オディールに日本刀が振り下ろされる。
オディール「ック!」
手に持っていたサバイバルナイフで咄嗟に防ぐ。
めぐ「巴!」
巴「めぐさん、大丈夫ですか?」
めぐ「加勢ありがとう・・・でも・・」
巴「大丈夫ですよ。我々剣道部は昔から、雪華綺晶先生が赴任する前から射撃部と闘争を続けてきたのですからね・・・」
オディール「巴・・・」
巴がオディールに切りかかる。オディールも負けじとサバイバルナイフで交戦する。
激しい打ち合いの中、めぐも加わり戦況は徐々にオディールに不利になっていった。
対するオディールもそれを冷静にFA-MASで撃ち落す。
めぐ「もらった!!」
一瞬で距離を詰め、大振りに銃剣を振る。
オディール「甘い・・・」
すぐに後ろに仰け反りすれすれのところで銃剣を交わす。
オディールの鼻の上を剣が通り過ぎた。
オディール「遠距離戦は不利と見て接近戦に持ち込んだか。だが・・・」
めぐ「っは!」
めぐは鋭い突きを放つ。しかし、オディールも腰からサバイバルナイフを抜き剣を横に弾く。
オディール「こっちも接近戦はできるんですよ?」
めぐの腹にオディールの蹴りがヒットする。尻餅をつくように後ろに倒れた。
オディールがFA-MASの銃口をめぐに向ける。
オディール「終わりだ!」
そのとき、オディールの後ろに人影が現れた。
オディール「何?!」
オディールに日本刀が振り下ろされる。
オディール「ック!」
手に持っていたサバイバルナイフで咄嗟に防ぐ。
めぐ「巴!」
巴「めぐさん、大丈夫ですか?」
めぐ「加勢ありがとう・・・でも・・」
巴「大丈夫ですよ。我々剣道部は昔から、雪華綺晶先生が赴任する前から射撃部と闘争を続けてきたのですからね・・・」
オディール「巴・・・」
巴がオディールに切りかかる。オディールも負けじとサバイバルナイフで交戦する。
激しい打ち合いの中、めぐも加わり戦況は徐々にオディールに不利になっていった。
オディール「ック!」
オディールのキックが巴の腹に決まる。そしてストレートがめぐの頬にヒットする。
2人はよろけ、オディールと距離が開いた。
そのとき、轟音と共に外から強い風が吹き込んできた。
オディール「・・・迎えが来たようだ・・・今日はこれまでですね。」
外に向かって走っていくオディール。その先には1機のブラックホークが待機していた。
めぐ「ま、待て!」
オディール「明日を楽しみに待っている事だな!」
オディールのキックが巴の腹に決まる。そしてストレートがめぐの頬にヒットする。
2人はよろけ、オディールと距離が開いた。
そのとき、轟音と共に外から強い風が吹き込んできた。
オディール「・・・迎えが来たようだ・・・今日はこれまでですね。」
外に向かって走っていくオディール。その先には1機のブラックホークが待機していた。
めぐ「ま、待て!」
オディール「明日を楽しみに待っている事だな!」
オディールを乗せたブラックホークは月の方向へ飛び去っていった。
めぐはその場にボーっと立ち月に向かっていくそれを眺めていた。明日水銀燈に起こる悲劇を知らずに・・・
めぐはその場にボーっと立ち月に向かっていくそれを眺めていた。明日水銀燈に起こる悲劇を知らずに・・・
オディール「・・・・・・おなかすいた。」
fin