ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

開戦の夜

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オディール「・・・部内の掃除は終わりましたね。」
射撃部5「これですっきりしましたな。それにしても流石ですね。
    あらかじめ彼らの襲撃を予測して親衛隊の部室警備隊を下げておくとは・・・」
オディール「部室から武器と弾薬が大量に消失していたので予測は簡単でしたよ。
    ついでにこの襲撃で反乱分子も始末できましたしね。」
・・・・・・
親衛隊1「アフギーヴン!!」
その場に居た射撃部が一斉に振り向く。
親衛隊1「前部長が退役した。次期部長にオディール隊長を推薦する。異論のあるものはいるか?」

「異議なし」      「異議なし」    「異議なし」   「異議なし」
     「異議なし」「異議なし」  「異議なし」
              「異議なし」         「異議なし」
「異議なし」                 「異議なし」
         「異議なし」   「異議なし」

親衛隊1「では新部長にオディール・フォッセーを任命します。アハトォウン!」
ザザザザザザザザザザ
親衛隊1「新部長に対しー、敬礼!」
ザザザザ!

オディール「ではこれから宜しくおねがいしますね。みなさん。
     こういう時は新任の挨拶をするところなんでしょうが・・・早速命令させていただきます。
     本日1600より作戦コード『ククスーヴン・ファーダフン』を発動する。総員、準備に取り掛かれ!」
射撃部一同「ヤボール!」



一方場所は変わりとある廃教会。
水銀党達が集会をする場所だ。彼らの本部のような場所である。


―こんにちは水銀党諸君。素敵な宣戦布告をありがとう。ここに感謝の意でも表明しておきますよ。
 さて、ここには2種類の人間がいるようですね。一つは、そう。我々のようなどうしようもない連中ですよ。
 そしてもう一つはあなた方のような素晴らしい水銀党諸君ですよ。
 だが、世の中にはどうも欲張りな種類がいるようでしてね。

映像に棒に縛り付けられた数人の人間が映る。
―んー!んー!

―我々であり、あなたがたであろうとしたい人々がいるらしいんですよね。
 日本のことわざでは、二兎追う物はなんとやらといいますしね。ねぇ?
パチンと指を鳴らす音がする。

―んーーー!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

大量の火薬が一斉に破裂する音が木霊する。その後、大量の薬莢が地面に落下した。

―・・・・・・・・・・親愛なる水銀党諸君。君たちに恐怖の軍靴の音を教えてあげましょう。
 君たちは引き金を引いた。だが、その放たれた銃弾の先には君たちがいるみたいですね。
 戦場で合間見えることを楽しみにしていますよ。オー・ルヴォワール

映像が途切れる。
教会には数十名の水銀党達が集まっていた。
恐怖に固まる者。絶望する者。嘔吐する者。憤慨する者など反応は様々だった。


水銀党S「・・・だから俺は反対したんだ!とうとうあいつ等を本気にさせちまった!」
水銀党D「こうなってしまった以上仕方が無い。奴らを戦っていくしか・・・」
水銀党G「そうだ!俺達でも戦っていけるさ!」
水銀党S「よくそんな楽観的になってられるな!相手はあの射撃部だぞ!」
水銀党F「なに、こっちにも武器はあるんだ。人数も十分だ。何も問題は無い。」
めぐ「私達は、ただ水銀燈先生に従っていくだけのことです。」
水銀党S「冗談じゃない!俺は抜けさせてもらうぞ!」

彼は勢いよく立ち上がり、扉の方に走っていった。重い教会の扉を開く。
外は既に夜。満月が輝いていたので明るかった。
その満月の光に照らされ、鉄十字が鈍く輝いていた。

彼は戦慄した。
首に鉄十字章のネックレスをかけた金髪の女が、その大きな銃口をまっすぐ自分に向けて立っていた。
薄い笑みを浮かべながら。



オディール「ようこそ、戦争の夜へ。」



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