ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

ばらしー日記

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匿名ユーザー

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5月6日(土) 天気: 東京→晴れ 京都→晴れ

 今日は、有栖学園の教師の皆(雛苺先生は参加できなかったけれど)と京都に行ってきた。
 発案者は真紅先生と銀ちゃん。最初は別々に行くつもりだったけれど、私の提案を受け入れてくれて一緒に行く事になった。
 今朝、いつもより少し早めに銀ちゃんの携帯に電話を入れたら、出なかったので慌てて銀ちゃんの部屋に向かった。
 でも銀ちゃんの姿はどこにも無く、仕方なくお姉ちゃんと一緒に東京駅へ向かったら既に銀ちゃんは来ていた。
 電車に乗るとき、お姉ちゃんが沢山のお弁当を買い込んで危うく乗り遅れそうになった。
 本当にお姉ちゃんは食べる事が大好きだ。でも、皆に迷惑をかけたのでお約束条項に付け加えた。

 新幹線の中では皆と色々お話した。もちろん普段から色々とお話しているけど、どうしても学校の事が中心になってしまう。
 だから今回はいつもとは違う話題でお話をした。その時、私は改めて皆が素晴らしい人たちだと思った。
 銀ちゃんは徹夜して来ていたようで、車内ではずっと寝ていた。寝顔はとっても可愛かった。
 でも、あの時銀ちゃんとも一緒にお話出来てたら、もっと素敵な時間になっていたと思う。銀ちゃん、夜更かしはダメだよ。

 京都に着いてから昼食を食べ、映画村へと行った。
 時代劇はあまり見ないけど、まるで本物の江戸の町に来た様でわくわくした。
 入ってすぐに翠星石先生の提案で、皆で貸衣装のお店に入った。
 私が選んだのは柳生十兵衛の衣装だ。けれど、他にも色々有ったのになぜあれを選んだのか未だに分からない。
 お姉ちゃんは伊達政宗、翠星石先生は町娘、蒼星石先生は侍、真紅先生はお姫様、そして銀ちゃんは舞妓さんだった。
 皆格好良かったり、可愛らしかった。特に銀ちゃんの舞妓さんはとっても綺麗だった。

 その後、それぞれで自由行動になった。お姉ちゃんと私は、いつも通りご飯が食べられるお店に行った。
 でも、私はその時お姉ちゃんに我侭を言ってしまった。
 皆と一緒に遊びたい、皆と一緒に回りたい、そして何より皆との思い出を作りたかったんだと思う。
 お姉ちゃんはそんな私の気持ちを分かってくれたのか「ばらしーの言う事は正しい」そう言ってくれた。
 いつも何を考えているか分からないお姉ちゃんだけど、やっぱり私はお姉ちゃんが大好きだ。
 その後、銀ちゃんと真紅先生と合流し、一緒に回った。
 お白州ではお姉ちゃんがお奉行様になって、皆の秘密が色々暴露された。私も色々暴露されちゃったけど。
 特設プールでは銀ちゃんの悪ふざけで真紅先生がプールに落ちそうになった。
 その後、怒った真紅先生は逆に銀ちゃんを落とそうとするけど。お姉ちゃんと私で必死になって止めた。
 でも正直な気持ちを言うと、私は二人が羨ましかった。
 いつも喧嘩してるように見えるけど、本当に仲が良い。私なら喧嘩した時点で落ち込んでしまうだろう。
 今度、二人にその方法を伝授してもらおう。

 自由時間が終わって、いよいよくんくんのショー見に行こうとしたら、ちょっとどころかかなりのハプニングがあった。
 なんと、私たちが役者として舞台に上がることになったのだ。
 私に与えられた役は、家老の護衛。いきなりで戸惑ったけれど、他の皆に比べると台詞も少なくて、楽だったかもしれない。
 そして、それ以上に驚いたのが、あの人が来ていた事だ。それも家老役として、舞台で一緒になった。
 何でも、修学旅行の下見に来たという。そういう、大事な事を皆に言わないでいる所があの人らしいけど。

 でも、自分の事がちょっと嫌になる事があった。
 それはお芝居であの人が銀ちゃんと仲良くしていた時だ。その時、私は銀ちゃんに嫉妬していた。
 お芝居だと言うのは充分わかっていたけど、あまり見たくなかったのだ。
 けれど、それに自分自身が気付いた時、私はちょっとだけ自己嫌悪した。

 あの後「次の回も是非出てください」というスタッフの皆さんの申し出を丁重にお断りして、私たちは京都観光を行った。
 皆でお寺や神社を回ったり、お姉ちゃんが見つけた京都の美味しいお店に入って夕食を食べた。
 最後に、雛苺先生やラプラス教頭、他の皆へのお土産を買って、新幹線に乗り込み家に帰ってきた。

 私はきっと今日と言う日を一生忘れないだろう。
 同じ職場の同僚としてではなく、大切な友達として初めて一緒に旅行へ行った今日と言う日を。

 それじゃ今日はこれまで。おやすみなさい・・・。

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