組み合わせ 不良Aと女子D、そして真紅。
真紅「まったくローゼン校長の思いつきも酷いのだわ」
不良A「まぁ、いいんじゃねぇっすか?」
ケラケラと笑う不良A。
女子D「………」
女子Dは、声を出さずじーっと不良Aを見ていたりする。
女子Dは、優等生で不良Aの様な人種とは話したことすらない。
不良A「ん? おう、よろしくな。女子D! 俺は不良Aだ。まぁ、不良言ってるけど想像してるような不良じゃない健全な(?)不良だからな?」
不良に健全もなにもあったものじゃないと思うんですが? と女子Dは思ったりするがとりあえず警戒を解く。
真紅「健全な不良なら、タバコを吸うんじゃないのだわ」
不良A「その事は、あとの時で終わりでいいじゃなっすか」
真紅「今度見つけたら停学なのだわ。気をつけるのだわ」
不良A「うぃっす。俺学校大好きな不良だから停学勘弁」
真紅の言葉に苦笑する不良A。女子Dは、そのやり取りを唖然と見ていた。
真紅「さ、行くのだわ。校長室から、証を手に入れてさっさと終わらせるのだわ」
不良A「うぃっす」
女子D「はい……」
真紅「まったくローゼン校長の思いつきも酷いのだわ」
不良A「まぁ、いいんじゃねぇっすか?」
ケラケラと笑う不良A。
女子D「………」
女子Dは、声を出さずじーっと不良Aを見ていたりする。
女子Dは、優等生で不良Aの様な人種とは話したことすらない。
不良A「ん? おう、よろしくな。女子D! 俺は不良Aだ。まぁ、不良言ってるけど想像してるような不良じゃない健全な(?)不良だからな?」
不良に健全もなにもあったものじゃないと思うんですが? と女子Dは思ったりするがとりあえず警戒を解く。
真紅「健全な不良なら、タバコを吸うんじゃないのだわ」
不良A「その事は、あとの時で終わりでいいじゃなっすか」
真紅「今度見つけたら停学なのだわ。気をつけるのだわ」
不良A「うぃっす。俺学校大好きな不良だから停学勘弁」
真紅の言葉に苦笑する不良A。女子Dは、そのやり取りを唖然と見ていた。
真紅「さ、行くのだわ。校長室から、証を手に入れてさっさと終わらせるのだわ」
不良A「うぃっす」
女子D「はい……」
外の喧騒が、まったく聞こえてこない校内。
光は、三人が手にしている懐中電灯以外なく一寸先は闇と言った感じである。
真紅「……ローゼン校長。変なところで凝るのだわ」
不良A「まぁ、詰まらないよりマシじゃないっすか?」
女子D「………」
真紅は、ため息をついて率先して廊下を歩く。不良Aと女子Dは、真紅の後ろで二人一緒に並んでいる言う状況だ。
結構廊下を歩いた時、それは起こった。
『ヴォァアアア!!!!!』
真っ白な衣装に、所々赤い点とジェイソンを思い起こさせるマスクを被った何かが、三人の目の前に突如現れた。
女子D「キャアアァァア!!?」
不良A「白い和服にジェイソンのマスクにあってねぇ」
悲鳴をあげ不良Aに抱きつく女子Dに対して、いたって普通にそうコメントする不良A。
『オ゛ォオオオ!!』
とりあえず、酷く低い声で三人を威嚇するソレ。
真紅「……ホーリエ事務員。ご苦労様なのだわ」
『……いや、真紅先生。驚いてくれないと、私の役目が意味ないんですけど』
真紅の言葉に、ソレはピタッと停止してマスクのせいでくぐもては居るが、先ほどとは打って変わって普通の声でソレ(ホーリエ事務員が扮する良くわからないジェイソンもどき)は、頬を掻いた。
真紅「じゃ、通らせてもらうわね?」
『はい。どうぞ、真紅先生にはかないませんね』
すっ、と道を譲るホーリエ。そして、音もなく去っていった。
真紅「さ、行くわよ」
不良A「うぃーっす。っと大丈夫かぁ? 女子D」
女子D「へ? ぁ、きゃぁ!?」
自分が今どんな状態になっているのか、ハッキリ認識して飛ぶように不良Aから離れる女子Dだった。
光は、三人が手にしている懐中電灯以外なく一寸先は闇と言った感じである。
真紅「……ローゼン校長。変なところで凝るのだわ」
不良A「まぁ、詰まらないよりマシじゃないっすか?」
女子D「………」
真紅は、ため息をついて率先して廊下を歩く。不良Aと女子Dは、真紅の後ろで二人一緒に並んでいる言う状況だ。
結構廊下を歩いた時、それは起こった。
『ヴォァアアア!!!!!』
真っ白な衣装に、所々赤い点とジェイソンを思い起こさせるマスクを被った何かが、三人の目の前に突如現れた。
女子D「キャアアァァア!!?」
不良A「白い和服にジェイソンのマスクにあってねぇ」
悲鳴をあげ不良Aに抱きつく女子Dに対して、いたって普通にそうコメントする不良A。
『オ゛ォオオオ!!』
とりあえず、酷く低い声で三人を威嚇するソレ。
真紅「……ホーリエ事務員。ご苦労様なのだわ」
『……いや、真紅先生。驚いてくれないと、私の役目が意味ないんですけど』
真紅の言葉に、ソレはピタッと停止してマスクのせいでくぐもては居るが、先ほどとは打って変わって普通の声でソレ(ホーリエ事務員が扮する良くわからないジェイソンもどき)は、頬を掻いた。
真紅「じゃ、通らせてもらうわね?」
『はい。どうぞ、真紅先生にはかないませんね』
すっ、と道を譲るホーリエ。そして、音もなく去っていった。
真紅「さ、行くわよ」
不良A「うぃーっす。っと大丈夫かぁ? 女子D」
女子D「へ? ぁ、きゃぁ!?」
自分が今どんな状態になっているのか、ハッキリ認識して飛ぶように不良Aから離れる女子Dだった。
三人は、淡々と道を進んでいく。と、言っても女子Dは悲鳴をあげたり驚いたり不良Aに抱きついたりと忙しそうだったが。
『カエレェエーーー』
真紅「……」
不良A「……」
女子D「ひっ……」
遠くから聞こえてくる怨念じみた声に、真紅と不良Aは無言の反応。女子Dは、小さな悲鳴を上げた。
『カァエェレェーー』
だんだん近くなっていくその声。そして、三人が視認できる距離までソレは来る。
真っ黒い衣装に、真っ白な仮面を被りその仮面には、やはり赤い多分血に似せたモノが目から滴り落ちている。
真紅「ラプラス教頭。ご苦労様なのだわ」
不良A「ご苦労さんっす」
女子D「ふぇ……」
声は、やっぱりピタリと止まる。
『……ネタばれは、詰まらない事につながると思いますが? 真紅教員』
真紅「まぁ、そんなの私にはどうでもいいのだわ」
不良A「確かに、あーでもコンニャクが顔面直撃した時はびっくりした」
女子D「……」
『はぁ……もう良いです。さっさと行ってください。まったく、血糊一つ無駄にしました』
ため息をつくと、ラプラスふんする仮面の化け物はすぅっと音もなくその場から去っていく。
『カエレェエーーー』
真紅「……」
不良A「……」
女子D「ひっ……」
遠くから聞こえてくる怨念じみた声に、真紅と不良Aは無言の反応。女子Dは、小さな悲鳴を上げた。
『カァエェレェーー』
だんだん近くなっていくその声。そして、三人が視認できる距離までソレは来る。
真っ黒い衣装に、真っ白な仮面を被りその仮面には、やはり赤い多分血に似せたモノが目から滴り落ちている。
真紅「ラプラス教頭。ご苦労様なのだわ」
不良A「ご苦労さんっす」
女子D「ふぇ……」
声は、やっぱりピタリと止まる。
『……ネタばれは、詰まらない事につながると思いますが? 真紅教員』
真紅「まぁ、そんなの私にはどうでもいいのだわ」
不良A「確かに、あーでもコンニャクが顔面直撃した時はびっくりした」
女子D「……」
『はぁ……もう良いです。さっさと行ってください。まったく、血糊一つ無駄にしました』
ため息をつくと、ラプラスふんする仮面の化け物はすぅっと音もなくその場から去っていく。
真紅「さ、行くのだわ。もう飽きたのだわ。まったくローゼン校長を恨むのだわ」
不良A「あ、そういや今日は、劇場版くんくん~衝撃男爵の復讐~がテレビで放送されるんすね」
真紅「そうよ……標準で予約録画したけれど、やっぱり見ながら録画するのが一番なのだわ」
不良A「CMが邪魔っすもんな」
こんな二人のやりとりを見て、なんか女子Dは吹っ切れてしまったらしく。これ以後驚くことがなくなる。
真紅「エンシュ事務長ご苦労様なのだわ」
不良A「うわ、これなんでできてるんすか?」
女子D「ピアノ線で人魂吊るしてるのかしら」
もう、三人はこんな調子で淡々と進む。
雑談交わしながら三人は進む。
もう、肝試しもなんもあったもんじゃなかった。
そして、校長室。
『よくきたなぁー。おまえらぁー』
三人「ローゼン校長。さっさと証ください」
『………えっとだなぁ』
三人「あ、これが証ですね。じゃ、どうも」
勝手に、校長のデスクの上にあったソレを一つとると三人はさっさと校長室を後にした。
『おーい、お前らー。おーい、お願いだからもどってこーい。おーい』
ローゼンふんする化け物は、そんな情けない声を出していた。
そして、三人の肝試しは終了。
終了時に、真紅はさっさと出店の方に行ってしまう「くんくん祭りバージョン!」
残された二人は、肝試しが始まった時とは打って変わって笑いながら雑談していた。
真紅組終了。
不良A「あ、そういや今日は、劇場版くんくん~衝撃男爵の復讐~がテレビで放送されるんすね」
真紅「そうよ……標準で予約録画したけれど、やっぱり見ながら録画するのが一番なのだわ」
不良A「CMが邪魔っすもんな」
こんな二人のやりとりを見て、なんか女子Dは吹っ切れてしまったらしく。これ以後驚くことがなくなる。
真紅「エンシュ事務長ご苦労様なのだわ」
不良A「うわ、これなんでできてるんすか?」
女子D「ピアノ線で人魂吊るしてるのかしら」
もう、三人はこんな調子で淡々と進む。
雑談交わしながら三人は進む。
もう、肝試しもなんもあったもんじゃなかった。
そして、校長室。
『よくきたなぁー。おまえらぁー』
三人「ローゼン校長。さっさと証ください」
『………えっとだなぁ』
三人「あ、これが証ですね。じゃ、どうも」
勝手に、校長のデスクの上にあったソレを一つとると三人はさっさと校長室を後にした。
『おーい、お前らー。おーい、お願いだからもどってこーい。おーい』
ローゼンふんする化け物は、そんな情けない声を出していた。
そして、三人の肝試しは終了。
終了時に、真紅はさっさと出店の方に行ってしまう「くんくん祭りバージョン!」
残された二人は、肝試しが始まった時とは打って変わって笑いながら雑談していた。
真紅組終了。