ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

雪とねずみと迫撃砲

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ある雪の日の昼休み、久しぶりに雪合戦でもしようという雛苺の言葉に、中庭に集まる先生一同。
真紅「…しかし…凄いわね、コレ…」
コレとは例の戦車のことである。
中庭に何かモニュメントを置こうという話が出た時に、雪華綺晶が家から持ってきたらしい。
真紅「…ホント、ただの雪合戦のはずなのに、何だか『フォイの戦い』みたいだわ…」
水銀燈「…『バンドオブブラザーズ』第7話…ね。私も雪華綺晶に50回ぐらい見せられて、流石に覚えちゃったわ…
ま、臨場感出ていいじゃなぁい。さっさとはじめましょお。」
早速、チーム分けをする一同。そして、狙ったかのように真紅、水銀燈は敵同士に。
マズいと思った蒼星石が、もう一度チーム分けをしなおそうと言ったが、すでに2人は闘志剥き出しで、とても聞き入れられる状況ではなかった。
こうして、学園史上もっとも熾烈な雪合戦が展開されることとなったのであった…。


真紅「いいわね!この戦い、絶対負けるわけにはいかないのよ!生きることは…ぶっ!」
水銀燈「あらぁ?何かブサイクな顔が出てると思ったら、真紅だっ…痛っ!
ちょっと!コレ石入ってるじゃない!!」
真紅「スタートの合図も待たずに始めるから悪いのよ!」
もうこうなったら誰にも止められず、気がつけば戦車をはさんでの石の投げ合いに発展していった。
青ざめるほかの先生一同。流れ弾が数多く当たる戦車。それを別の意味で青ざめた様子で見る雪華綺晶。
真紅「痛っ!くっ!邪魔な戦車ね!!こんなのぶっ壊してやるわ!!」
そういってとびきり大きな石を持ち上げる真紅。
それを見た雪華綺晶は、急いで真紅を引きずり倒し、頭を掴んでどこかへ連れて行こうとする。
真紅「は、離すのだわ雪華綺晶!まだ勝負はついてないのよ!!」
水銀燈「ぷっ、きゃはは!教えてあげなさいよ、雪華綺晶ィ…♪私に逆らうとどうなるk」
雪華綺晶「…お姉さまも…」
そういって手招きをする雪華綺晶。
水銀燈「…へ?わ、私は遠慮しとくわぁ…大体、はじめに仕掛けてきたのは真紅だs」
雪華綺晶「お姉さまも…!」
こうして逃げ出すこともできず、雪華綺晶によりあの戦車の重要性を、3時間ほどみっちり聞かされた2人。
ちなみに、その日の水銀燈の授業がつぶれ、男子一同はたいそう嘆き悲しんだそうな。


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