入学式。
体育館は、それはもう芋荒いの如く人がいる。
空気が淀み、入学生達の中には欠伸をかみ殺している者達も入る。
そんな中、入学式は進んで行き生徒会長からの言葉やPTA会長からの言葉。
そして……我らが馬鹿校長ローゼンの言葉になるのだが……何故かローゼンが居ない。
次第にザワザワと体育館の中は、煩くなってゆくのだが……丁度五分経過した所で
ローゼンが登場したのだが……その登場の仕方が、常識はずれだった。
「しょくぅううーーーん!!!!」
ズガンッ! と、ステージの後ろの壁をブルドーザーでぶっ壊して登場という
何考えてるんだアンタ! と、ここにいるすべての教師や手伝いの在校生にPTA会長や各関係者が一心に思う。
「とう!!!」
そんな事しったこっちゃないと、ローゼンはブルドーザーから飛び降りて
「痛っ!」
こけた。こけたが、すぐに立ち上がって服についた埃を払う。
またそのローゼンが着ている服が、スーツとかそういう真面目なものではなく。
道化師の様な服装をしているのである。もう、どこからどう突っ込めばいいのかとローゼンのストッパー役であるラプラスも
額に手を当てて体育館の天井を仰ぎ見る始末。
「あーあー、マイクのテスト中だぁ。よし、とりあえず入学生の諸君! 入学おめでとう!」
ここら辺はまともである。
「しかぁし! 入学生の諸君! 入学出来たからって安心してはいけないぞぉ!」
何を言うつもりだアンタ?! と教師一同が一心に思う。
体育館は、それはもう芋荒いの如く人がいる。
空気が淀み、入学生達の中には欠伸をかみ殺している者達も入る。
そんな中、入学式は進んで行き生徒会長からの言葉やPTA会長からの言葉。
そして……我らが馬鹿校長ローゼンの言葉になるのだが……何故かローゼンが居ない。
次第にザワザワと体育館の中は、煩くなってゆくのだが……丁度五分経過した所で
ローゼンが登場したのだが……その登場の仕方が、常識はずれだった。
「しょくぅううーーーん!!!!」
ズガンッ! と、ステージの後ろの壁をブルドーザーでぶっ壊して登場という
何考えてるんだアンタ! と、ここにいるすべての教師や手伝いの在校生にPTA会長や各関係者が一心に思う。
「とう!!!」
そんな事しったこっちゃないと、ローゼンはブルドーザーから飛び降りて
「痛っ!」
こけた。こけたが、すぐに立ち上がって服についた埃を払う。
またそのローゼンが着ている服が、スーツとかそういう真面目なものではなく。
道化師の様な服装をしているのである。もう、どこからどう突っ込めばいいのかとローゼンのストッパー役であるラプラスも
額に手を当てて体育館の天井を仰ぎ見る始末。
「あーあー、マイクのテスト中だぁ。よし、とりあえず入学生の諸君! 入学おめでとう!」
ここら辺はまともである。
「しかぁし! 入学生の諸君! 入学出来たからって安心してはいけないぞぉ!」
何を言うつもりだアンタ?! と教師一同が一心に思う。
「こんな事が日常茶飯事だぁ!!!」
そういって、今壁をぶち壊して乗り込んできたブルドーザーを指差して力説するローゼン。
そりゃアンタが原因だろうがー! と、教師一同全員ユニゾンでそう心で叫ぶ。
「毎日毎日、勉強じゃぁつまらん! だから、こんな事が起きる! たまぁーに教師対生徒で何かしらもやるぞぉ!!」
入学生たちの視線が、教師たちに向く。
「し・か・も! 景品とかつくから最高だろ!! な!?」
ローゼンは、入学生たちに話す事に熱中して自分に近づいてくる危機を察知できなかった。
「なぁにがな!? ですか! この馬鹿校長!!!」
いつの間にかローゼンの後ろに居たラプラスから、鋭いハイキックを食らうローゼン。
あまりに鋭いハイキック故に、そのモーションは残影しか見えず、ローゼンの頭にヒットし横に吹き飛ぶローゼン。
ふう、とラプラスが一度ため息をつき、ローゼンの代わりにマイクを持つ。
「大変失礼しました。今のが我が校の名物校長です。なお、校長の発言ですがほぼ確実に我々教師が阻止しますのでご心配せず。
また、ご入学おめでとうございます。
先ほどの校長の毎日が勉強じゃつまらない。についてですが、我が校では、生徒と教師同士での会話や行事が結構あります。
ですので、そんなに切羽詰っての勉強はしなくてもよろしいですが……最低限の勉強をしてほしい限りです。
では、校長に代わり教頭である私からの言葉とします」
そういって、ラプラスは、倒れているローゼンの襟首をつかんでステージを後にした。
しばらくポカーンといった雰囲気になる体育館だったが、すぐに入学生たちを教室へと先導するようラプラスが言うと
教師たちはあわてて立ち上がり、それぞれの受け持ちになる入学生たちを教室へと連れて行った。
そして、入学生とその保護者が居なくなりガランとなる体育館。
「こんの馬鹿校長」
体育館に、ラプラスの声がやけに響いた。
終わり。
そういって、今壁をぶち壊して乗り込んできたブルドーザーを指差して力説するローゼン。
そりゃアンタが原因だろうがー! と、教師一同全員ユニゾンでそう心で叫ぶ。
「毎日毎日、勉強じゃぁつまらん! だから、こんな事が起きる! たまぁーに教師対生徒で何かしらもやるぞぉ!!」
入学生たちの視線が、教師たちに向く。
「し・か・も! 景品とかつくから最高だろ!! な!?」
ローゼンは、入学生たちに話す事に熱中して自分に近づいてくる危機を察知できなかった。
「なぁにがな!? ですか! この馬鹿校長!!!」
いつの間にかローゼンの後ろに居たラプラスから、鋭いハイキックを食らうローゼン。
あまりに鋭いハイキック故に、そのモーションは残影しか見えず、ローゼンの頭にヒットし横に吹き飛ぶローゼン。
ふう、とラプラスが一度ため息をつき、ローゼンの代わりにマイクを持つ。
「大変失礼しました。今のが我が校の名物校長です。なお、校長の発言ですがほぼ確実に我々教師が阻止しますのでご心配せず。
また、ご入学おめでとうございます。
先ほどの校長の毎日が勉強じゃつまらない。についてですが、我が校では、生徒と教師同士での会話や行事が結構あります。
ですので、そんなに切羽詰っての勉強はしなくてもよろしいですが……最低限の勉強をしてほしい限りです。
では、校長に代わり教頭である私からの言葉とします」
そういって、ラプラスは、倒れているローゼンの襟首をつかんでステージを後にした。
しばらくポカーンといった雰囲気になる体育館だったが、すぐに入学生たちを教室へと先導するようラプラスが言うと
教師たちはあわてて立ち上がり、それぞれの受け持ちになる入学生たちを教室へと連れて行った。
そして、入学生とその保護者が居なくなりガランとなる体育館。
「こんの馬鹿校長」
体育館に、ラプラスの声がやけに響いた。
終わり。
他の人が書いたおまけ:入学式の少し前のとある日