ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

真紅と水泳

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匿名ユーザー

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ある夏の水泳の授業の日

水泳の授業では、泳げるものと泳げないものを同時に指導することはできないので、担当である水銀燈ともう1人、授業が開いている先生がかり出されることになっていた。今日は真紅が担当らしい。
競泳用の水着を着た真紅は、水銀燈に不満をぶつける。
真紅「…なんで体育教師のあなたが、上級者コース担当なのよ!?普通、こういうのは体育教師が初心者コースを受け持つべきなのではないかしら?」
水銀燈「だってぇ…着替えるのめんどくさいんだもぉん…♪」
全く悪びれる様子の無い水銀燈。そして、何故か傍らにはローゼン校長。
男子A「あれ…絶対女子の水着目当てだよな…」
男子B「…ああ、間違いなくな…。」
男子たちの間では、そんな会話が交わされていた。

授業も終盤に差し掛かったころ、1人の男子生徒の頭に、あるとんでもない考えが浮かぶ。
…もしかして、溺れたふりすれば水銀燈に人口呼吸してもらえるんじゃないか…と。
思い立ったら即行動!その無駄な行動力を全力で生かし、溺れたふりを全力で演じる生徒。
水中にいるのでよく分からないが、誰かが助けに飛び込んだらしい。期待に胸を膨らませる生徒。
そしてまもなく、背中に相手の胸が当たる感触が広がる。

…が、どう考えても、あの水銀燈のふくよかな胸ではない!…これは…まさかローゼン校長!?
プールサイドに寝かせられた生徒に、次々と最悪の結末が頭をよぎる。
校長自ら生徒を助ける…それはそれで絵になる話だが、今回ばかりは勝手が違う!このままじゃ、男に純潔を奪われる!!それだけじゃない、この事件は確実に生徒たちの間に広がり、いつしか『校長の愛人』とか呼ばれてからかわれる!!そんなのいやだ!!!
そう判断した生徒はあわてて飛び起き、そして心の底から謝った。
男子C「ごめんなさい!!溺れたふりすれば水銀燈先生に人口呼吸してもらえると思ったんです!!もう大丈夫ですから、男とだけは勘弁してください!!まだ死にたく無いんです!!」

直後、頭に響く鈍い衝撃。そしてその人物から発せられる言葉。
真紅「…誰が男ですって…!それはどういう意味なの!?」
目を開けると、真紅が据わった目をして生徒を見つめていた。
水銀燈「クスクス…あまりに胸が無いもんだから、ローゼン校長と間違われたのねぇ…可哀想な子ぉ♪」
真紅の頭をなでながら、火に油を注ぐようなことをいう水銀燈。
水銀燈「…まあ、もしかしたらホントに男かもしれないけどねぇ。下品だし、がさつだし、ブサイクだし、とても同じ女とは思えないものぉ♪もう、その女装止めたらぁ?」
…その一言は、真紅のかろうじて保っていた理性を破壊するのに十分な一言だった。
その時の真紅の怒りは、とても言葉に表すことのできないほど、凄いものだったそうな。

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