ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 昼休みの煙草

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

昼休みの校舎裏。
いつもの不良が弁当後の一服中。
前田「・・・ふー、メシ食ったあととクソしたあとの一服はうめぇ~」
坊屋「・・・あ、俺タバコねーや。太尊、一本くれない?」
前田「ま、またおめーはそうやってひとのタバコをとっちゃりれらら!」
坊屋「ダハハハハ・・・。パチンコで勝ったら10倍返しだ!10倍!」
ベジータ「やれやれだ。」
いつもの日常である。

坊屋「そういやよ、最近輪蛇と武装でサカナキングで勝負したらしいけどよ・・・」
前田「またかよ!あいつら飽きねーな・・・」
ベジータ「フン、下等種族どもはそうやって遊んでいろ」
前田「いいからお前も座れよベジータ」
坊屋「そしたらよ、輪蛇のノロがマグロ持っててよ、龍信イワシしかなくてよ・・・」
前田「ダッハハハハハハハハ!!!」
ベジータ「フ、フフフフ・・・」
美味いタバコを吸っていつになく上機嫌の3人。話が盛り上がりそこに近づく人影に気付きはしない。

ベジータ「そして渦潮の力を使った龍信はどうなったんだ、春道?」
前田「オウ、聞かせろ聞かせろ」
坊屋「こっからがすげぇんだよ。あのアホ間違えて深海デッキ組んでたらしくてよ、カサゴとイソギンチャクで4万の負けだってよ!」
前・ベ「ギャーッハハハハハハハハ・・・・!」
腹を抱えて笑う二人。
坊屋「なー、笑えるだろ?」
真紅「ふーん、それは興味深い話ね?」
坊屋「だろー・・・・?・・・・・・・・・・・・」
ベジータ「ハハハハハ・・・・どうした、はるみ・・・・・・」
前田「ハー、ハー・・・腹いて・・・・・・」


真紅「さぁ、続きを聞かせて頂戴。そして、貴方たちが持っているものもね」
坊・前・ベ「・・・・・・・・・・!!!!!」

鬼の生徒指導教師、真紅先生がそこにいた。
生徒の間では、女でありながらも氷の微笑と恐れられているその人である。

慌ててタバコを投げ捨てる3人。だがもう時すでに遅い。
真紅「あら、ゴミならゴミ箱へ捨てなさい。校内が汚れてしまうのだわ。それとも、何か見つかってはまずいものだったのかしら?」
そう話しかけながらも3人に近寄ってくる真紅先生。その顔には微笑が浮かんでいるが、その口調は顔と反比例しとても冷たい。
その迫力に押され、思わず後ずさる3人。
前田(こ、こりゃヤバイんじゅじゅじゃっじち・・・・・・?)
坊屋(ヤバイ、高校になってまで停学大王にはなりたくねー・・・)
ベジータ(せ、戦闘民族サイヤ人の王子であるこの俺様が、押されているだと・・・!?)
真紅「まったく、本当に使えない生徒ね。仕方がない、私が拾ってあげるわ。貴方たちが投げ捨てた煙草を・・・」

             終わった・・・

3人の脳裏に同じ言葉が走る。そこへ真紅先生の追い討ちが入る。
真紅「さぁ、貴方たち、これはどういう事かしら?この私に説明して頂戴。未成年の喫煙は法律で禁じられているはずよ?禁じられた遊びなのだわ」
3人の背中に嫌な汗が流れる。
いつ出したのか、真紅先生の手には必殺のステッキが握られていた。
前田「・・・こうなったら・・・」
坊屋「・・・ああ・・・」
ベジータ「・・・くそったれ・・・」
3人が同時に身構える。
その雰囲気を察して、真紅先生もステッキを構える。
一瞬にして戦場と見紛うかという空気に包まれた校舎裏。



3人の頬に汗が伝う。
一瞬が永遠とも思われる緊張・・・。
ベジータ「いいか、タイミングを合わせるんだ・・・」
前・坊「おう・・・」
ジリッと身構える3人。

坊屋「3・・・」
前田「2・・・」
ベジータ「1・・・」

頬を伝った汗が地面に落ちたその刹那・・・

3人「とんずらーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

蜘蛛の子を散らすように逃げていく3人。
その後姿に不良としてのプライドなど微塵も感じられなかった・・・。

臨戦態勢だった真紅先生は一瞬あっけにとられる。
真紅「なっ・・・!ちょっと貴方たち、私なら此処よ!?生きることは戦いでしょう?」
そう叫ぶとステッキを投げ捨て、物凄い勢いで3人を追いかけていく。

坊屋「ハア、ハア・・・。どーだ、これなら追いつける筈はねー・・・」
そう呟きながら坊屋は後を確認する。
その視界を赤い物体が一瞬掠めたその瞬間、
真紅「その旋律は・・・」
そう聞こえたかと思うと体が元来た方向に戻って行く。
真紅先生が一瞬の早業で坊屋を投げ捨てたのだ。
坊屋「ぐはっ・・・・・・!!!リ、リンダマンよりツエー・・・・!!!」


坊屋を投げ捨てるや否や、踵を返し前田を追いかける真紅先生。
前田「くそっ、勝嗣のスクーター遠いところに止めてあるんだよクソ!」
前田は焦りから後を確認するため振り返る。

振り返った目の前には、氷の微笑を湛えた顔が迫っていた。

真紅「夢見るように・・・」
前田の体もまた、元来た方向に投げ捨てられた。
前田「ななな何をしちゃりゃれりゃ~っ!?」
またも踵を返し、最後の標的を視界に捉える真紅先生。

ベジータ「フン、スーパーサイヤ人であるこの俺のスピードに、女などがついて来れる筈など・・・」
真紅「・・・そしてそれは・・・」
突然ベジータの前に現れた人影が呟く。
ベジータ「な、何だとぉっ!!!」
何が起こったのか把握できないでいるベジータに、容赦なく愛の制裁を加える真紅先生。
真紅「・・・絆ともいうのよ!!!!!!!!」
顔面に拳がめり込む。
ベジータ「・・・カ、カカロットォォォォォォーーーー・・・・・・!!!!!!」
30mほど吹っ飛んでいくベジータを見ながら真紅先生は呟く・・・。
真紅「誰がにんじんよ」


真紅「まったく、情けない生徒ね。」
正座する3人の前で真紅先生が冷たく言い放つ。
真紅「逃げるくらいなら煙草なんて最初から吸わなければいいのだわ。煙草と言うのは紳士の高貴な嗜好品よ。どうせならくんくんのように・・・。・・・話が反れたわね・・・。
    とにかく、話は生徒指導室でゆっくり聞くわ。ついてきなさい。」
そう言うと、3人も立ち上がり真紅先生のあとについて行く。そして4人は校舎裏の非常階段に差し掛かった。


真紅「・・・この臭い・・・、誰!?ここで煙草を吸っているのは!?」
真紅先生が非常階段の上を睨み付ける。そこから返ってきたのは、聞き慣れた声だった。

水銀燈「あらぁ~真紅先生ぇ~?15分42秒ぶりねぇ~・・・?」
真紅「なっ!?水銀燈先生!?こっ、校内は禁煙のはずなのだわ!!」
水銀燈「んもぅ、お堅いことは言いっこなしよぉ~?食後の乳酸菌とニコチンは、美容の秘訣よぉ~♪それよりも、その後の子達はなぁにぃ~?」
真紅「この生徒たちは喫煙していたので、今から生徒指導室へ連れて行くところなのだわ」
水銀燈「あらぁ~、丁度良かったわぁ。私の煙草切れちゃってぇ~、貴方たちの煙草、ちょうだぁ~い?そ・し・た・らぁ、喫煙は不問にしてあげるぅ~♪」
真紅「なっ!何を言い出すの水銀燈!?」
3人「ママママ、マジっすかぁ~!?」
真紅「ちょ、ちょっと水銀燈!?勝手に仕切らないで!生徒指導は私よ!?」
そう叫ぶ真紅を無視し、3人は我先にと煙草を差し出す。
前田「いやー水銀燈先生は話が解っていい!」
坊屋「俺この前パチンコ見つかった時も3箱あげたら見逃してくれたもんなー。その後先生、店員がもう出さないで下さいって泣いて謝ってたぜ?!」
前田「ダハハハハハハハハハ!!!」
ベジータ(俺が見つかったときは全部取られたぞ、くそったれ・・・!)
真紅「ちょっと!貴方たちも!何を言ってるのかしら!?私は許しなどはした覚えは・・・!!」
水銀燈「あらぁ~、いいじゃない真紅ぅ♪貴方も在学中は散々悪い事、してたじゃな~い・・・?ウフフ・・・、あの頃は二人で学校の頭を争ってたわねぇ~♪思い出すわぁ、アリスゲーム・・・」
3人「ウソっ!マジで?!」
真紅「ちょっ・・・!止めなさい水銀燈!!それ以上は・・・!!!」
水銀燈「テーガク・メイデンの真紅、といえばこの学校の伝説よぉ~?・・・きぃ~めた、今日は真紅のヒミツ、貴方たちにばらしちゃ~う♪」
3人「うおおおおおおおお!!!!!」
真紅「・・・い、イヤァァッァァァァァァァアアァ!!!!(AA略」

こうして、氷の微笑、鬼の生徒指導の真紅先生は、この学校の不良達から末永く慕われる事になったと言う・・・。

真紅 「フフフフ・・・・。覚えとくのね水銀燈? もう許さないわ・・・・!!」

次の日、各地のヤクルトを赤いスーツを着たブロンドの女に買占められたという出来事が起こり、
 水銀燈はやつれていたという。