紅「そういや、今日は節分だな」
ふと、カレンダーの日付に目がついて思い出した。
まさか、この発言があんなことになるとはこの時は、思いもしなかった。
まさか、この発言があんなことになるとはこの時は、思いもしなかった。
~節分って漫画とかのネタに出てくるけど実際やってる家あんのかよ!~
め「節分?」
頭に?を浮かべてるめぐ。
頭に?を浮かべてるめぐ。
紅「知らないのか!」
め「知ってるけどしたことがないだけ」
め「知ってるけどしたことがないだけ」
あるかないか際どい胸を張って主張する。
紅「じゃあ、初体験ですか。では、手取り、ナニ取り、○○○○とかしながら教えてあげよう」
伏字が必要なことを言いつつ近寄っていく。
が、しかし、いつのまにか体は廊下に転がっていた。
伏字が必要なことを言いつつ近寄っていく。
が、しかし、いつのまにか体は廊下に転がっていた。
紅「いっ」
体に激しい激痛が駆け巡る。息が詰まる。
紅(あばらと肋骨持ってかれたかしかも折れた骨が肺に刺さってる)
め「ふ、ふふふぅ♪」
指で、地獄へのファンファーレをならしながらサタンが迫ってくる。
紅「指、ぽきぽき鳴らすのやめようよ。それに、びょ、病人が激しい運動するのはよくないよ」
め「○○○○は、激しい運動じゃないの?そんなことどうでもいいからね」
め「○○○○は、激しい運動じゃないの?そんなことどうでもいいからね」
恍惚の笑みを浮かべながら近寄って。
紅「や、止め…ぎゃぁぁぁーーーーー!!!!」
なぜか、紅君の入院期間が延びました。
め「で、鬼はどっちがする?」
紅「おまえ以外に適役は…ぎゃばっ」
紅「おまえ以外に適役は…ぎゃばっ」
頬に右ストレートが突き刺さったぁーーー。
紅「喜んで、やらしていただきます」
め「なら、よし」
め「なら、よし」
め「鬼は、外ぉぉーーー」
拳銃で撃ったかのごときスピードで豆が体に刺さる。
…これ、豆だよね。
…これ、豆だよね。
紅「痛い、痛い。ってか、出血してるぅー」
奇人のごとき奇声を発しながら逃げ回る紅君。
紅「今回は、なんとしてもお花畑エンドを回避せねば」
院内をまさしく脱兎のごとく走り回る。
しかし、相手はチーターよりも速く獲物を追い詰める。
しかし、相手はチーターよりも速く獲物を追い詰める。
紅「くっそぉ~。逃げ切れない」
め「逃がすかぁー!」
め「逃がすかぁー!」
恐るべき豆の弾丸のシャワー。
紅「うおおおおーー!!」
なんとそれを体さばきでよけるぅぅーー!!
紅「ぐっへ、ぎゃびっ」
が、しかし、そんなことが長く続くわけがなくどんどん豆が紅君に刺さりだす。
紅「い、一時撤退~」
そう言い残して再び逃げ出した。
そう言い残して再び逃げ出した。
め「鬼ごっこ開始~」
チーターも真っ青なスピードで院内を走り回る。…めぐさんって病人じゃなかったっけ。(紅君も)
紅「いや、いや、いや。鬼の役代わってないか」
…シラネ。
その後、院内走り回ってるところを水銀燈先生に見つかって、こってり、じーーーーっくりと叱られた二人であった。
余談ではあるが、怒られた二人はこの上なく喜んでいた。
…二人ともMかよぉぉーー!!
…二人ともMかよぉぉーー!!