ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 体育倉庫サバイバル

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紅「クリスマスって、彼氏、彼女がいない若い者には、正直痛々しいな」
青「それなら、今、ここにいる俺らは痛々しいってことだな」
 教室からは愚痴が聞こえる。
 そう、今日は、クリスマスである。

紅「つーか、なんで俺ら学校にいるんだ」
青「うっせー眼鏡長髪」
紅「・・・・・なに怒ってんの」
 確かに俺は長髪で眼鏡だがそれに文句言われたことない(青桐からのみ)から怒ってんだろう。

青「・・・お前、自分のしたこと分かってんのか」
紅「分かってるよ。あれは、俺が悪うござんしたよ」

なぜ、この二人が学校にいるかといいますと。

 この学校は、バイトは固く禁止されています。
 けど、この馬鹿二人はバイトしてました。
 二人がバイトしているところへ水銀燈と真紅が二人で通りかかったわけだ。
 紅君は、前回(誰の料理がまずいでショー)の仕返しをするんですよ。
 クリスマスなのに女二人という非常に真紅の痛いところを突いた仕返しをするわけだ。
 ところが、バイトしていることがばれて仕返しされかえすわけだ。

紅「いや、ほんと悪うございました」
 一応(一応だよ)頭を下げる。

青「反省してるならよし」
 腕組して告げる。

紅「に、してもいつまで待てばいいのかな~」
 二人は、もう二時間ほどこの生徒指導室に放り込まれている。

青「・・・・噂をすればだな」

 廊下から誰かが歩いてくる音が聞こえる。

真「待たせたしまったわね」
水「おまたせぇ」
 二人がかりのようだ。

 で、二人がかりでみっちりこってり絞られました。
 ちょっと、からかったこともありお説教にも熱がはいる。



紅(もう、先生からかうのやめよう)
 心の内で決めた紅君であった。

真「・・・で、・・・というわけで、あなたたちは明日から学校の掃除をすること。分かった?」

紅「はいっ」
青「分かりました」

水「わかったのなら、もう、帰ってもいいわよぉ」

紅「じゃあ、これで」
青「それでは」
 席を立つ。

真「待ちなさい。これからあなた達予定はないの?」
 ?変なことを聞いてくる。

紅「ええ、バイトがダメになったんでひまですけど。なぁ?」
 青桐に振る。

青「ああ」

真「そう、それならあなた達ちょっと付き合いなさい」
 意外なセリフが飛び出た。

紅「俺らで、よければ」
青「付き合いましょう」

真「じゃぁ、行くとしましょう」
水「ええ、そうね」




紅「で、付き合えって」
青「飲み屋かよ」

真「一人で飲んでもつまんないしぃ~」
 もう、出来あがってるよこの人。

水「ヤクルト持って来い」
 この人にいたってはヤクルトで酔っちゃってるよ。

青「まぁ、たまにはこんなのもいいんじゃないか」
紅「そうだな」
 こういう騒がしいのもいいものだ。





真・水「「支払いよろしくね~」」

紅・青(貢がされた!!)
  復讐の心が再度燃え上がるのだった。



青「はぁ。なんで、俺らこんなことしてるんだ」
 愚痴る青。

紅「仕方ないだろう。罰なんだから」
 こいつのせいなんだがな。

 昨日、バイトのことがばれて校内の掃除をいいつけられた。
 この二人は、それを律儀にしてるわけだ。

紅「に、しても昨日のことで、財布がピンチなんだが」
青「ああ、昨日のことは、思い出したくもない」

 まさか、飲み代を奢らされるとは。

紅「年末は、いろいろと金がいるのに」
青「何に使うんだよ」
紅「いろいろは、いろいろだ」
青「そうか」
 また、黙々と掃除を続けだす。





紅「ふぅ~。やっと終わった」
青「いや、まだ二箇所ほど残ってるぞ」
 こういうときは、真面目な青桐。

紅「はぁ~。どことどこ」
 大きなため息を一つ吐き訊ねる。

青「体育倉庫と、職員室だな」

紅「職員室は、嫌だから俺一人で、体育倉庫やるから」

青「おい、ちょっと」
 青桐の制止の声を無視して、紅は去った。

青「はぁぁ、仕方ない」
 そういい、青桐は職員室へと向かう。



紅「うわぁ」
 体育倉庫の中は、どこの部の物か分からないぐらい混雑していた。

紅「・・・・コリャ掃除するのむりだ。何かして時間潰すか」

 掃除しろよ。


真「あら、随分とがんばってるわね」

青「一応、罰なんで」

真「そう、じゃあ引き続き頑張ってね」
 言って。自分の席に座る。

青「に、しても。生徒たちは、休みなのに先生たちは忙しいもんだな」
 呟きへの返答はなかった。

青「あいつは、ちゃんとやってんのか?」



紅「へっくしゅん」
 昼寝してた。



青「ふぅ~。終わりか」
 掃除が終わったようです。

蒼「はい、どうぞ」
お茶を出される青桐。・・・・羨ましいじゃないか。

青「あっ、すいません」
 ってな感じで青と蒼は、やってるよ。



真(急いで帰らなければ)
 彼女は、急いでいた。なぜかって? それは、彼女のみ知ることさ。

真(急がないと)「くんくんに間に合わないのだわ」

 せっかく俺(ナレーション)がかっこよくきめたのにシリアス風だったのに。
 まぁ、そんな理由があって急いで帰宅したかったのだが。

兎「真紅先生ちょっと」
 うさぎの野郎に止められた。

真「なにかしら」
 急いでいるときに止められると腹がたつが一応、上司なので、そういうのは隠した。

兎「体育倉庫の片付けをしてもらえないでしょうか」
 トンでもないことを言った。

真「今は、急いでいるので」
 断ろうとしたが。

兎「減給」
 最強スペルを使われた。

真「分かりました」
 しぶしぶ、従うしかなかった。

いつもの彼女なら減給だろうと断ったのだろうが、今日はちょっと違う。

真(くんくんは、録画予約しているから大丈夫よね)

 そう、彼女は今日、録画予約していたのだ。・・・まぁ、オチとして撮れてないんだろうけどね。

真「早く終わらせてくんくんを見るのだわ」
 意気込んで向かったが。

真「・・・・・」
 言葉を失うような散らかりようだった。

真「やるしかないわ」

 とりあえず、奥の方から始めだす。




水(いそがないと)
 彼女も真紅と同じ理由で、急いでいた。

水「あらっ」
 体育倉庫が開けっ放しになっていた。

水「もう。また、部活動の子ね」
 彼女にしては、珍しい。

 体育倉庫の扉をしめて、鍵をかける。

真「えっ」

 まぁ、真紅は、体育倉庫に閉じ込められたという結果がでたが。

真「ちょっと誰かいないの」
 扉を叩きつつ叫ぶが誰もいない。はずだが。

紅「もう、うるさいなぁ」
 まったく使えない男がいました。

真「・・・・見たのね」
紅「なにを」
真「嘘を言ってもムダよ」
紅「いや、なにが」
真「そう、どうあってもとぼける気なのね」
紅「だから、一体なn」
真「絆とも呼ぶのよ」
 右ストレートが、テンプル(頭)にHIT・・・しなかった。

紅「うわ、あぶなっ」
 右ストレートを見事受け止めた。

真「・・・・・・」
紅「・・・・・・」
 しばし、そのままの体勢で停止。

真「こほん、とりあえず私たちは、この体育倉庫に閉じ込められたのだわ」
 さっきのことなしにするみたいだな。

紅「ふーん」

真「ふーんじゃないのだわ。ここからどうにかしt」
 紅は、言葉を遮り扉へと向かう。

真「何をする気なの」
紅「壊すの」
 紅は、そういって足をぶらぶらとさせて。

紅「くらえっ」
 扉へおもいっきり蹴りをいれる。

ドーンと大きな音が倉庫内に響く。

紅「ふっ」
 きどった声を出してみる。

真「・・・・・」

紅「今回は、俺の負けだ。     いったぁぁぁぁぁぁーー」
 結局扉にダメージは、なし。

紅「痛いぃぃぃぃぃぃぃーーー。死ぬぅぅぅぅぅぅーーー」
 まだ、わめいている馬鹿。

真(こいつ、馬鹿なのだわ)
 あたりまえであろう。

紅「つ~。どうやら壊せないみたいだな」
真「あたりまえなのだわ」
紅「なんで、なんだよ~」
 馴れ馴れしいぞ。紅。

真「ここは、前に雪華綺晶が、保管庫として使っていたのよ」
紅「ああ~。それで。」
 こんなに頑丈なわけなんだ。

紅「あの、人ほんとに軍事のことに関してすごいから保管庫もすごいんだね」
真「そうね」
 まぁ、多分そういう物を入れてた場所だ。とんでもない要塞だったんだろう。

紅「腐っても鯛ってやつか」
真「?」
 真紅さん気にしないでいいですよ。こいつ、馬鹿だから。

紅「ふ~む」
 どうしたものか、と思考する。

紅「まぁ、明日になりゃ誰か来るだろう」
真「来ないわ」
 一刀両断。流石、先生。

紅「なんで?」
真「ここの学校、明日から正月休みなのだわ」

紅「いや、なんでこんなに早くから休みなの」
 分かりきったことを訊く。

真「校長の提案なのだわ」
 やっぱりな。

紅「正月終わるまで九日ほどか」
 その間ずっと無飲無食なら、間違いなく死ぬな。
 助けは、来ない。
 まさに、絶望なんだけど。

紅「まぁ、なんとかなるでしょう」
 こいつは、馬鹿通り越してやばいんじゃないのか。

真「どう考えたらそんな答えがでてくるの」
 もはや、呆れている。

紅「あわてても、何も考えが浮かばないんで。こんな状況になったときに自分に言い聞かせてるんですよ」

真「そう」
 どうでもよさ気。

紅「・・・・・・」
真「・・・・・・」
 話すことがないので沈黙が場を制する。

 とりあえず、思考する。

―――――――まず、状況整理をしよう。
 今、俺たちは体育倉庫に閉じ込められている。この倉庫は以前、雪華綺晶先生が保管庫として使用していた。
彼女は、やばいくらいの軍事オタなんで、保管庫にどこぞの要塞の部品を流用している事は、簡単に想像できるというか、それ以外考えられない。
そのため、ぶち壊しての脱出は、不可。そして、今日から教師陣と用務員陣は、正月休みでいないため誰かが助けに来るのはのぞめない。これが、今の状況だ。――――――――

紅(めっちゃピンチやん)
 いまさらきずくのかよ!

ぐぎゅるるるー。
 腹の虫のなく音だ。
紅「先生、腹へってるみたいですね」
真「これくらい大丈夫なのだわ」
 ぎゅるる~。
 またしても、腹のむし。

 紅は、ポケットの中を探り出す。

紅「おっ、あったあった」
 手には、パンが握られていた。

紅「どうぞ」
 袋に入ったパンを渡す。

真「いらないのだわ」
 俺って、嫌われてるのだろうか。

紅「はぁ~。腹の虫ぎゅるぎゅるいわされてると気が滅入るんで食べてください」
真「けど、あなたの・・・」

 紅の手には、パンがあと三つほどあった。

紅「一個しか、あげないんだからね」
 せこい、せこいぞ紅君。

真「・・・・・・」
 まぁ、心配していたことがないようなので食べることにする。
 やはり、炭水化物を摂っていると喉が渇く。

紅「はい」
 そう、思ったら横から缶が出てくる。

真「あら、随分と気が利くのね」
紅「いや、渡すの忘れてただけなんで」
 自ら点数下げることは、しなくていいと思うぞ。

 真紅は、パンを食べている。

紅「さてと」
 立ち上がる。

真「あなたは、食べないの?」
紅「まだ、腹が減ってませんし。探しとかないといけないものがあるんで」
 紅は、倉庫の奥に姿を消した。

紅「う~ん」
 ごそごそと、物を掻き分けて探す。

紅「ありそうなんだけどなぁ~」
 なに探してんだこいつ。

紅「やった。あったよ」
 どうやら、ストーブを探していたようだ。

真「こんな物、一体どうするの?」
紅「これは、電池で使えるストーブなんですよ」
真「なんで、知ってるの?」

紅「この前、ここに入った時に見つけたんで」
 お前は、何やってんの。

紅「寒いな、さっさと火をつけよ」
 ストーブの火をいれる。

紅「うぅ~暖かけぇ~」
 ストーブは、すぐに熱を放ちだした。

紅(さて、どうするか)
 ストーブで、暖がとれたので再度思考する。

紅(まずは、持ち物のチェックだな)

 なにか使える物はないかと、ポケットを探る。

紅(んっ?)
 なにか発見。
ポケットから、それを取り出す。

紅「ケイタイか」
 出てきたのは、携帯電話だ。

紅「って。ええ~!」
 急に大声を出す。

真「うるさいわね。一体、どうしたの?」
紅「ケイタイが、ポケットから出てきたんで」
 驚いていたというか、呆れていたというか。

真「早く、それで助けを呼びなさい」
 命令する。

紅「は、はいっ」
 返事をして、素早く電話をかける。


青『なに用だ』
 コールは二回ほどで、繋がった。

紅「実は、……」
 今の状況までの説明をする。


青『なるほどな』
紅「そういうことで、助けてもらいたいんだが」
 いいか?と、聞く。

青『よし、貴様にはいろいろ恩もあるし。何とかしよう』
 助けてくれるようだ。

紅「お願いします」
青『任せとけ』
 それを最後にケイタイをきる。

紅「なんとか、なるみたいです」
 結果を報告する。

真「そう。やっとここからでられるのね」
 うむ、嬉しそうだ。

真「兎に水銀燈。たっぷり仕返しをしてやるのだわ」
 ふふっと、不敵な笑みをしながら呟く。

 …これは、聞かなかったことにしよう。



    30分経過



紅「はぁ~」
 何度目か分からないため息を吐く。
 原因は、簡単。

紅(この先生、俺のことが嫌いなんでしょうか?)
 電話の後から、この二人はまったく会話なし。
 そのため、ストレスも溜まる。

 と、そこにヒーロー。

青『いるか~』
 倉庫の扉を粉砕する勢いで青桐、登場。

紅「いるよ~」
 ここは、返事を返しておく。

真「やっと、帰れるのね」
 怒りマークがぴったりな顔の真紅先生。…なるほど、黙っていたのは復讐の仕方を考えていたからか。うん、怖い、怖い……失禁するくらい。

青『鍵は、開けれたけど。扉が歪んでて開かんぞー』
 死刑宣告された。

紅「なんで、ゆがんでんだよー」
 とりあえず、聞いておく。

青『蹴ったか、なんかして強い衝撃を与えたからだろう』
 蹴ったというところをやたら強調する。…流石だ、我が友。俺の行動をよく読んでる。
 さらに、追加すると。後ろで、真紅先生が指を鳴らしていたりする。暴力は、いけないぜ。そこで、俺の意識は、消え去った。







紅「と、いう初夢をみたんだ」
沙・白・青「「「夢オチかよぉぉぉーー!!!」」」

 次の瞬間には、お花畑にいた。