ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 雨降りの午後に

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タイトルの通り、今日の午後は雨・・・普通はしらける。
有栖学園は何事もあるのだがいつもより少しマシに一日を終えた。
銀「あ~あ、なんで雨なのかしらねぇ。」
薔「天気予報で、言ってたから……かな?」
薔薇水晶理論で行くと天気予報は絶対に外れない。
銀「どーすんのよぉ!!せっかくブランド物の服着てきたのにぃ!」
乳製品摂りまくってるくせにキレやすい先生だ。 だが、それも水銀燈先生らしくていい。 水銀党員no.1794談
薔薇水晶は笑顔で傘を取り出し、開く。
薔「……じゃ、一緒に行こ?」
水銀燈は傘ぐらいある、と言いたかったが、この笑顔には弱い。昔ならこんなことプライドが許さないのだが、近頃は丸くなっている(未だ進行形)。
と、言うわけで恥ずかしながら女性同士で相合傘をしている。恥ずかしい。しかし、横を見ると笑いながらクラスの近況報告を薔薇水晶がしている。内容は学校全体のことから生徒一人一人と幅広い。水銀燈はこれだけ仕事にマジメに打ち込める薔薇水晶を少し尊敬していた。彼女が尊敬できる人は非常に数が少ない。
薔「…着いたよ。銀ちゃん。」
銀「えっ!」
薔薇水晶の話に集中していて、全然気が付かなかった。
薔「…じゃ、明日もきてね。銀ちゃん…。」
銀「わかってるわよぉ。」
歩き去っていく薔薇水晶。今日は雪華綺晶のレオパルドで来たようだ。
銀「ば、薔薇水晶!」
呼び止める。
薔「何?銀ちゃん?」
呼び止めたものの言い出せず、子供のようにはにかんだ。
銀「ほ、ほら!乗っていきなさいよぉ!」
いきなりのことにキョトンとする薔薇水晶。だが、また微笑み、大きく頷いた。

そのころ、からかうつもりで付いて来た、真紅、翠星石。+蒼星石&雪華綺晶。後者の二人はからかうつもりは無い、はず。
真「まったく、お礼の仕方まで不器用なのだわ。」
翠「しかし、水銀燈も大人しくなったですぅ。」
蒼「うん、ホントだね。」
真「まぁ、そこら辺は薔薇水晶先生に感謝なのだわ。」
雪「……ばらしー、私とも相合傘……」

車中にて・・・
水銀燈はこんなところを他の教師に見られたら、と少し気にしていた。(見られていたのだが。)そんなことを考えているうちに、頬を赤らめていた。とりあえず、話を切り出してみることにした。
銀「…あなた、前はレインコートだったじゃない?今日はやめたの?」
薔「うん……実は生徒から色々言われて結局傘にしようってことになって…」
色々の内容、薔薇水晶先生は傘の方が似合う、とテラモエスwwwwwwwの大きく分けて二つ。
銀「あなたもたいへんねぇ。」
やっと本調子を取り戻してきた水銀燈だったが話を進めていくうちに・・・
薔「…銀ちゃん。」
銀「何よぉ?」
薔「……どこに向かっているの?」
…ハッ!全く解らないところに出てしまった。話に集中し過ぎたようだ。

二時間後何とか薔薇水晶の家に着いた。
薔「銀ちゃん……アリガト。色々あったけど楽しかった…。」
銀「ま、まぁ、たまにだったら送ってあげてもいいわよぉ。」
薔「・・・ふふ、ちゃんと明日学校にきてよ…?」
銀「精一杯手こずらせてあげるわぁ…。」
普通なら怒られるのだが、今日は笑って返された。水銀燈はこんなのもいいかなとようやく雨の上がった空を見上げながら、車を走らせる。翌日は素直に通勤したようだ。
こうして水銀燈と薔薇水晶の距離がまた縮まった。