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異変」(2006/03/21 (火) 12:02:25) の最新版変更点

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ある青空のこと・・・真紅が校庭で花を見ていて、職員室に戻る時の事・・・。 廊下の途中で水銀燈と、挨拶してすれ違った時に、肩がぶつかった。普段なら・・・・ 水銀燈「ちょっと、痛いじゃないの~まったく、まな板は困ったものねぇ~」 と、真紅と水銀燈の喧嘩は始まるのだか・・・・・・今日だけは違った。 水銀燈「あら、ごめんなさい」 真紅「え?」 水銀燈「今、肩がぶつかったでしょ。ごめんなさい・・・・注意しなくって・・・・・・」 真紅「へ?・・・・あ・・・・・うん・・・・」 水銀燈「痛くなかった?怪我したら、可愛い身体がダメになるわよ」 真紅「・・・・・え?・・・・え!?なんで、あなたに親切されるのよ!」 水銀燈「なんでって・・・・・・だって、私たち友達でしょ?」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 と今日の事件は始まった。 スダダダダダダーーーーーーーー!!がばたん!! 真紅「校長~~~~~~~~~~~!!」 ローゼン「ん?(ガンプラのMGアッガイを作っています)」 真紅「アレは酷いわ!貴方のせいよ!!アレはあんまりだわ!あんまりなのだわ!!」 ローゼン「え・・・・・・・・・っと、話を最初から話してくれる?」 真紅「かくかく、じかじか!!」 ローゼン「あははは~それは何かの間違えだよ~」 真紅「見間違えますか!あんな異様なもの!!」 ローゼン「・・・・じゃぁ・・・・・・・確認してみるかな」 が、ローゼンと真紅の見た、水銀燈は・・・・・飼育小屋のウサギに、餌を。花壇に水をやったりして、今まで見せた事も無い姿を見せていた。 真紅「ねぇ!?変でしょ?」 ローゼン「確かに変だ。う~ん。熱があるのかな?それとも、変な物でも食べたのかな?」 真紅「そうなら、もう手遅れよ!」 その時、真紅の後ろから雛苺達がやってきた。 蒼星石「あの・・・・・校長。言い難いのですが・・・・・水銀燈先生を元に戻してくれませんか?」 翠星石「さっさと戻しやがれですぅ~」 雛苺「水銀燈こわいの~」 金糸雀「戻して欲しいのかしら」 薔薇水晶「銀ちゃん・・・・・怖い。戻して・・・・・」 雪華綺晶「お腹すいた・・・・・・」 ラプラス「教員を玩具にしないで下さい!馬鹿校長!!」 ローゼン「だからって!俺のせいにしないでよ~(涙)」 数分後 蒼星石「なら、本人に聞いてみよう?」 一同「そうだね」 一行は水銀燈のところに寄ってみた。 翠星石「水銀燈!おめぇが変だから、心配しに来てやったですぅ」 水銀燈「変?僕が??」 一同「変だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 雛苺「うわぁ~~~ん!水銀燈が壊れたなの~」 ラプラス「早く病院に連れて行かないと!!」 蒼星石「うわぁ!薔薇水晶先生と雪華綺晶先生が、失神したー!!」 真紅「黙りなさい!!混乱する一方よ!」 さらに数分後・・・・・・ 真紅「で、一体何かあったの?」 水銀燈「?何って、何が?」 蒼星石「どうして、今日は気分一新なのかな?」 水銀燈「う~~~んとね、え~~~~っとね・・・・・・覚えてないわ。うわはははは~~」 翠星石「さっさと思い出しやがれですぅ~!思い出さないと、その胸を掴むですぅよ~」 蒼星石「翠星石・・・・下品だよ」 水銀燈「あ~!思い出し~あのね・・・・・・・」 数時間前 水銀燈が校長室のガンプラを綺麗に並べて置いていたときの事 水銀燈「まったく・・・・・何で私が、校長のガンプラを並べなちゃいけないのよ~!このデブ!!」 と言い、HGUCのジ・Oを投げたら・・・・・・・・ 水銀燈「でね、こう・・・・・パァ―って、光ったの~気付いたら、気分が気持ちいの~」 薔薇水晶「Z・・・・・・・劾をこえて?」 雛苺「じゃー次は、アニメじゃないの~」 翠星石「ガン○ムネタじゃないですぅ~!!」 ラプラス「まぁ・・・・・・私たちに、害を与えるつもりがなければ、ほっといても良いでしょう。」 真紅「教頭!?」 ローゼン「そうだね。問題なければ、全て良し」 真紅「馬鹿校長!?」 雛苺「職員室で、うにゅーを食べるの~」 真紅「雛苺!」 金糸雀「私も苺大福を食べるのかしら~」 真紅「金糸雀!」 薔薇水晶「授業に遅れる・・・・・」 雪華綺晶「食べ物・・・・・無いのかな?」 真紅「二人とも!?」 と皆。職員室や教室に向かったのだか・・・・・・・・最後の二人だけ遅れ、真紅に掴まれた。 真紅「ねぇ・・・・・・・二人とも、私を見捨てないよね・・・・・?一緒に水銀燈を元に戻してくれるよね」 蒼星石「うっ・・・・・・・・」 翠星石「い・・・・いや・・・・・・早く教室に戻らないと、チビたちか・・・・・・」 真紅「私たち・・・・友達よね?親友よね?」 蒼星石「(滝汗)うっ・・・・・・確かに僕達は友達であり、親友だけど・・・・・・」 翠星石「(滝汗)今回ばかりは・・・・・・・」 真紅「断る気?私は一番頼れるあなた達に頼んでるのよ!」 蒼星石「だけど・・・・・・・」 真紅「お礼として、私の紅茶淹れ係にしてあげるわ!」 翠星石「ものすごーーーーーく、嫌ですぅ」 真紅「じゃぁ・・・・・・この、くんくんの人形をあげるわ!」 蒼星石「持ってるからいいよ。」 真紅「それなら、あなた達が困ってる時に、力を貸すわ!」 蒼星石「今困ってるんだけど・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・・・vv」(目からキラキラ光線) 二人「分かりました・・・・・・だからって、その光線は止めて」 こうして、2人は無理矢理協力させられた。 蒼星石「ところで、真紅。どうして、水銀燈を元に戻したいの?」 真紅「う・・・・・・・・いや・・・・その」 翠星石「それと、どうやって元に戻すのですぅ?」 真紅「(蒼星石の話を無視した)簡単よ!水銀燈の邪心を探すのよ!そして、中に入れる」 翠星石「それはそれで、厄介ですぅ・・・・・」 蒼星石「邪心って・・・・・見つけられるの?」 真紅「その事は本人に聞くまでよ!」 と言って、水銀燈に聞いてみた 真紅「さぁ!水銀燈!!貴方の邪心は何処へ行った!?」 水銀燈「僕、知らないよ~ハハハハ~~~~」 真紅「・・・・・・・・」 翠星石「・・・・・・変わったって言うより、雛苺並みの頭脳になっているですぅ」 蒼星石「じゃ・・・・・・変な雲や黒い霧みたいな、変なの見なかった?」 水銀燈「う~~~~~~~~ん。ああ~思い出した。けど、お兄ちゃん(蒼星石)がキスしてくれたら、話すよ~」 蒼星石「・・・・・・・・・・・・・・・へ?」 予想外の答えに、戸惑う蒼星石。普段なら、それを止めようと翠星石達だったのだが・・・・・・ 真紅「蒼星石!やりなさい!!」 翠星石「そうですぅ!ここは、水銀燈の言うとおりにするですぅ」 蒼星石「え・・・・・・・マジすか?」 二人「マジです」 蒼星石「・・・・・・・・・・・」 更なる予想外の答えに、蒼星石は人生初めて、困った。今までは、生徒達から「付き合って下さい」や「デートして下さい!」など言われてきたのだか、今回は仕事仲間に「キスして~」と言われ、そして「やりなさい!!」と言われたから・・・・・・ 水銀燈「ねぇ~早くしてよ~~」 翠星石「頑張るんですぅ~蒼星石!!」 真紅「早くやりなさい!」 蒼星石「・・・・・(大粒の涙を流す)・・・分かった・・・・・・(水銀燈にキスをする)」 その後、”ばったん”と大きい音を立てながら、蒼星石は真っ白になり、倒れた。 真紅「さぁ!邪心は何処へ行ったの!?」 水銀燈「あっち。」 水銀燈の指が指した方向は、校長室だった。それを知った真紅は、ものすごいスピードで走っていった。翠星石は、蒼星石と水銀燈のところに残った。 (正確に言えば、忘れ去られたと言う) 校長のガンプラの置き部屋に入っていった、真紅。目の前には、HGUCサイコガンダムに乗り移った、水銀燈の邪心。 サイコ銀燈「よく来たわ・・・・・・うごっー!」 本当は「よく来たわね、まな板真紅」っと言うつもりだったのだか、先手必勝で、ぶん殴る真紅。ある意味教師じゃない。 真紅「さぁー早く元の身体に、戻りなさい!」 ボコボコ殴る真紅。ボコボコにされるサイコ銀燈。血は出ないが、パーツが砕けていった。 サイコ銀燈「・・・・・ちょっ・・・・・・ガ○ダ・・・・ムは角が・・・命な・・・・・・の・・・・・うぐっ」 それでも殴り続ける、真紅。それをかるーく、1時間はやっていたと言う。 その1時間後。殴り疲れたかのように、止める真紅。ボコボコになったサイコ銀燈。そのサイコ銀燈はある事を言った。 サイコ銀燈「あんた・・・・・・どうして、元に戻したいの?私はいつも、あんたに貧乳って、言っているのだぞ?」 真紅「確かにそうだけど・・・・貴方忘れたの?新人だった私に優しくしてくれたのが、水銀燈。貴方よ・・・・・・・」 サイコ銀燈「・・・・・・・・・・・あ」 サイコ銀燈は、数年前の事を思い出す。 数年前の4月・・・・まだ翠星石や雛苺達が居なかった頃の私立有栖学園 ローゼン「と、言う訳で今年から教師になった」 真紅「し・・・・・真紅です。よ・・・・よろ・・しく・・・・お・・・・・・お願いします・・・・」 初めてのせいか、緊張している真紅。今では考えられないです。 ローゼン「さて、早速だけど君は・・・・・・A組のクラスの副担任になってもらうね~」 真紅「え・・・・・・・副担任ですが?」 いきなり副担任の任に就く真紅・・・・・・・その時一人の女性が話しかけてきた。 水銀燈「あなた、緊張しなくっても、いいのよ~」 真紅「あなたは?」 水銀燈「私、今年のA組の担任、水銀燈よ。これから、頑張りましょう。真紅先生。」 真紅「は、はい!」 水銀燈「あーそれと、校長。ラプラス教頭がさっき探していましたよ~「あの馬鹿は何処だぁぁぁ~~~~!!」って」 ローゼン「(大汗)ハハハハハハ~~~~~さらば!!」 真紅「校長先生って、変わっているんですね・・・・・」 水銀燈「顔は良くっても、頭は悪からね・・・・・教頭は、逆に顔が悪いけど・・・・」 真紅「?」 水銀燈「そんなことより、さぁー教室に行くわよ~可愛い生徒が待っているわ~」 真紅「はい!!」 それから、二人は、仲良くやってきた・・・・・教頭と一緒に校長の捕獲の仕事。生徒を巻き込んだ、ヤクルト派と紅茶派や巨乳派と貧乳派に分かれた対決(未だにやっているけど・・・・)それでも2人は、楽しい日々が続いた。 けど、ある日の事・・・・・・・ 生徒の1人が他校の不良に絡まれた時の事。その場に居た真紅は、助けに入った。しかし、真紅は生徒を守る為に、不良に力一杯殴ってしまった。その時、不良は頭を強打し、血を流しながら倒れてしまった。 その事が教育委員会に知られてしまい。ここ数日間、真紅は学園に来られなくなった。 暗い部屋の中。その時の真紅は泣きながら頭の中に、ある二文字が浮かんだ・・・・・ 「退職」と言う言葉が・・・・・・・ 真紅「私に・・・・・・・教師は合わなかったのかしら・・・・・・・」 その暗い部屋の中に光が差した・・・・真紅の目の前に水銀燈が立っていた。最初は幻か?と思った。けど水銀燈は真紅に・・・・・・ 水銀燈「まったく・・・・・・あんた、よく暗い部屋に居られるわねー早く学園に行くわよ!支度しなさい!!生徒が待っているわよ」 っと、言った。他の教員達は「教師の恥」「よく、あんな子が教師になれたものね」など、小言を言われてきた真紅。けど水銀燈の言葉は何事も無かったかのように、言ってきた。 真紅「け・・・・けど、私は・・・・・不良とは言え・・・・・他校の生徒を殴り・・・・怪我をさせたわ・・・・・・」 水銀燈「あん!?んなこと、関係ないわ!!アレは自分の生徒を守る為の正当防衛よ!!」 真紅「し・・・・・・しかし・・・・・・・・」 水銀燈「うだうだ言っているから、胸がいつまでも、貧乳なのよ!!」 真紅「(ぴき)それは関係ないわ!」 水銀燈「怒る元気があるなら、今から行くわよ!!」 真紅「けど私、教師を辞めるつもりです!!だから・・・・・・」 その時、ビシッ!っと、音がした。それは水銀燈が真紅の頬にビンタした音だ。 水銀燈「あんた、もう一回言ってみなさい!私の嫌いな言葉は、辞めるって言葉よ!!特に一人前じゃない奴が言うと、もっと嫌いよ!!良い、悔しかったら、辞めない事ね。分かった?貧乳真紅!?」 真紅「う・・・・・・・・・・くっ」 と、泣きながら、飛び出してしまった真紅。そして・・・・・ 水銀燈「ひっ・・・・く・・・・・真紅の・・・・・ばか・・・・」 その水銀燈も泣いていた・・・・ 翌日、真紅は迷いが合った。そして校長室に向かった・・・・・その手には退職届を持って・・・・・・・ ローゼン「え~本当に辞めちゃうの~?真紅ちゃん??」 真紅「はい・・・・私みたいな者が教師と言う職は、向いていませんでした。」 ローゼン「う~ん。惜しいなぁー。君みたいな、可愛い子が居なくなるなんて・・・・・・銀ちゃんもそうだけど~」 真紅「銀?もしかして、水銀燈先生も!?」 ローゼン「うん、君が来る前ね。「彼女の責任は、自分の責任だ」って言って、出て行っちゃった。」 真紅「!!!!」 凄いスピードで走り出して水銀燈を探しに行った。 水銀燈は近所の公園で見つけた。 真紅「水銀燈先生!」 水銀燈「・・・・真紅、何か用?それに・・・・私はもう・・・教師じゃ・・・・」 その水銀燈の目に映ったものは、膝まつく真紅の姿。 真紅「お願いです!!もう一度、私と一緒に教師になって下さい!!お願いです」 水銀燈「・・・・・・・・・・・真紅」 真紅のそばに歩く、水銀燈。水銀燈は真紅の顔を優しく触った。 水銀燈「分かった・・・・・・・・泣かないで、可愛い顔がダメになっちゃうわよ。」 真紅「本当ですか!?」 水銀燈「けど、私にお願いするのはこれだけよ。いい?」 真紅「はい!!」 校長室 二人「もう一度お願いします!!」 ローゼン「本当にやり直したいなら、さっきの退職届は無しにするよ。いい?」 二人「はい!!」 ローゼン「ふふふ・・・・じゃーもう一回、A組お願いね~」 二人「分かりました!!」 そして、2人は校長室を後にした ラプラス「で、どうやって教育委員会に言うのです?」 ローゼン「う~ん。いつものの、アレでいこうかな~良い?教頭」 ラプラス「構いませんが・・・・私からの条件として、貴方が1週間。真面目に仕事をやってくれれば、良いです。」 ローゼン「う~ん・・・・・・しょうがない。可愛い教員の為だー!やるぞー!!」 ラプラス「(その前から、やれよ!!)」 と・・・・どう言う訳か、真紅がやった事は正当防衛と決定になり、退職は無かった事となった。それから・・・・・二人以外の先生は辞める事が多くなったので、代わりに翠星石や薔薇水晶達がやってきた。 で、現在 真紅「だから・・・・・・・あんなの彼女じゃないわ」 サイコ銀燈「・・・・・・・・・・分かったわ。貴方のお願い聞くのって、これで2回目ね」 真紅「え?」 サイコ銀燈「戻るわ。元の身体に・・・・・・」 真紅「・・・・・・・ありがとう」 数時間後。邪心は元の身体に戻った。 水銀燈「う・・・・・・・うん?ここ、何処よ?」 真紅「水銀燈~~~~~!!」(抱きつく) 水銀燈「ちょ・・・っと、真紅・・・・何するのよ!?痛いじゃない」 真紅「水銀燈~~~~~~~そのままの貴方が、一番よ」 水銀燈「はっ!?何言ってるのよ・・・・・・・・全く、この子は・・・・・・」 と次の日から、普段通りの水銀燈の姿があった。それと・・・・ 蒼星石「あはははは・・・・・ぼ・・・僕のファーストキスが・・・・・ハハハハハ・・・・・・」 とファーストキスを奪われた、蒼星石は2週間寝込んでいたと言う・・・・・・・・
ある青空のこと・・・真紅が校庭で花を見ていて、職員室に戻る時の事・・・。 廊下の途中で水銀燈と、挨拶してすれ違った時に、肩がぶつかった。普段なら・・・・ 水銀燈「ちょっと、痛いじゃないの~まったく、まな板は困ったものねぇ~」 と、真紅と水銀燈の喧嘩は始まるのだか・・・・・・今日だけは違った。 水銀燈「あら、ごめんなさい」 真紅「え?」 水銀燈「今、肩がぶつかったでしょ。ごめんなさい・・・・注意しなくって・・・・・・」 真紅「へ?・・・・あ・・・・・うん・・・・」 水銀燈「痛くなかった?怪我したら、可愛い身体がダメになるわよ」 真紅「・・・・・え?・・・・え!?なんで、あなたに親切されるのよ!」 水銀燈「なんでって・・・・・・だって、私たち友達でしょ?」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 と今日の事件は始まった。 スダダダダダダーーーーーーーー!!がばたん!! 真紅「校長~~~~~~~~~~~!!」 ローゼン「ん?(ガンプラのMGアッガイを作っています)」 真紅「アレは酷いわ!貴方のせいよ!!アレはあんまりだわ!あんまりなのだわ!!」 ローゼン「え・・・・・・・・・っと、話を最初から話してくれる?」 真紅「かくかく、じかじか!!」 ローゼン「あははは~それは何かの間違えだよ~」 真紅「見間違えますか!あんな異様なもの!!」 ローゼン「・・・・じゃぁ・・・・・・・確認してみるかな」 が、ローゼンと真紅の見た、水銀燈は・・・・・飼育小屋のウサギに、餌を。花壇に水をやったりして、今まで見せた事も無い姿を見せていた。 真紅「ねぇ!?変でしょ?」 ローゼン「確かに変だ。う~ん。熱があるのかな?それとも、変な物でも食べたのかな?」 真紅「そうなら、もう手遅れよ!」 その時、真紅の後ろから雛苺達がやってきた。 蒼星石「あの・・・・・校長。言い難いのですが・・・・・水銀燈先生を元に戻してくれませんか?」 翠星石「さっさと戻しやがれですぅ~」 雛苺「水銀燈こわいの~」 金糸雀「戻して欲しいのかしら」 薔薇水晶「銀ちゃん・・・・・怖い。戻して・・・・・」 雪華綺晶「お腹すいた・・・・・・」 ラプラス「教員を玩具にしないで下さい!馬鹿校長!!」 ローゼン「だからって!俺のせいにしないでよ~(涙)」 数分後 蒼星石「なら、本人に聞いてみよう?」 一同「そうだね」 一行は水銀燈のところに寄ってみた。 翠星石「水銀燈!おめぇが変だから、心配しに来てやったですぅ」 水銀燈「変?僕が??」 一同「変だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 雛苺「うわぁ~~~ん!水銀燈が壊れたなの~」 ラプラス「早く病院に連れて行かないと!!」 蒼星石「うわぁ!薔薇水晶先生と雪華綺晶先生が、失神したー!!」 真紅「黙りなさい!!混乱する一方よ!」 さらに数分後・・・・・・ 真紅「で、一体何かあったの?」 水銀燈「?何って、何が?」 蒼星石「どうして、今日は気分一新なのかな?」 水銀燈「う~~~んとね、え~~~~っとね・・・・・・覚えてないわ。うわはははは~~」 翠星石「さっさと思い出しやがれですぅ~!思い出さないと、その胸を掴むですぅよ~」 蒼星石「翠星石・・・・下品だよ」 水銀燈「あ~!思い出し~あのね・・・・・・・」 数時間前 水銀燈が校長室のガンプラを綺麗に並べて置いていたときの事 水銀燈「まったく・・・・・何で私が、校長のガンプラを並べなちゃいけないのよ~!このデブ!!」 と言い、HGUCのジ・Oを投げたら・・・・・・・・ 水銀燈「でね、こう・・・・・パァ―って、光ったの~気付いたら、気分が気持ちいの~」 薔薇水晶「Z・・・・・・・劾をこえて?」 雛苺「じゃー次は、アニメじゃないの~」 翠星石「ガン○ムネタじゃないですぅ~!!」 ラプラス「まぁ・・・・・・私たちに、害を与えるつもりがなければ、ほっといても良いでしょう。」 真紅「教頭!?」 ローゼン「そうだね。問題なければ、全て良し」 真紅「馬鹿校長!?」 雛苺「職員室で、うにゅーを食べるの~」 真紅「雛苺!」 金糸雀「私も苺大福を食べるのかしら~」 真紅「金糸雀!」 薔薇水晶「授業に遅れる・・・・・」 雪華綺晶「食べ物・・・・・無いのかな?」 真紅「二人とも!?」 と皆。職員室や教室に向かったのだか・・・・・・・・最後の二人だけ遅れ、真紅に掴まれた。 真紅「ねぇ・・・・・・・二人とも、私を見捨てないよね・・・・・?一緒に水銀燈を元に戻してくれるよね」 蒼星石「うっ・・・・・・・・」 翠星石「い・・・・いや・・・・・・早く教室に戻らないと、チビたちか・・・・・・」 真紅「私たち・・・・友達よね?親友よね?」 蒼星石「(滝汗)うっ・・・・・・確かに僕達は友達であり、親友だけど・・・・・・」 翠星石「(滝汗)今回ばかりは・・・・・・・」 真紅「断る気?私は一番頼れるあなた達に頼んでるのよ!」 蒼星石「だけど・・・・・・・」 真紅「お礼として、私の紅茶淹れ係にしてあげるわ!」 翠星石「ものすごーーーーーく、嫌ですぅ」 真紅「じゃぁ・・・・・・この、くんくんの人形をあげるわ!」 蒼星石「持ってるからいいよ。」 真紅「それなら、あなた達が困ってる時に、力を貸すわ!」 蒼星石「今困ってるんだけど・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・」 二人「・・・・・・・・・・・・・・」 真紅「・・・・・・・・・・・・・・・・vv」(目からキラキラ光線) 二人「分かりました・・・・・・だからって、その光線は止めて」 こうして、2人は無理矢理協力させられた。 蒼星石「ところで、真紅。どうして、水銀燈を元に戻したいの?」 真紅「う・・・・・・・・いや・・・・その」 翠星石「それと、どうやって元に戻すのですぅ?」 真紅「(蒼星石の話を無視した)簡単よ!水銀燈の邪心を探すのよ!そして、中に入れる」 翠星石「それはそれで、厄介ですぅ・・・・・」 蒼星石「邪心って・・・・・見つけられるの?」 真紅「その事は本人に聞くまでよ!」 と言って、水銀燈に聞いてみた 真紅「さぁ!水銀燈!!貴方の邪心は何処へ行った!?」 水銀燈「僕、知らないよ~ハハハハ~~~~」 真紅「・・・・・・・・」 翠星石「・・・・・・変わったって言うより、雛苺並みの頭脳になっているですぅ」 蒼星石「じゃ・・・・・・変な雲や黒い霧みたいな、変なの見なかった?」 水銀燈「う~~~~~~~~ん。ああ~思い出した。けど、お兄ちゃん(蒼星石)がキスしてくれたら、話すよ~」 蒼星石「・・・・・・・・・・・・・・・へ?」 予想外の答えに、戸惑う蒼星石。普段なら、それを止めようと翠星石達だったのだが・・・・・・ 真紅「蒼星石!やりなさい!!」 翠星石「そうですぅ!ここは、水銀燈の言うとおりにするですぅ」 蒼星石「え・・・・・・・マジすか?」 二人「マジです」 蒼星石「・・・・・・・・・・・」 更なる予想外の答えに、蒼星石は人生初めて、困った。今までは、生徒達から「付き合って下さい」や「デートして下さい!」など言われてきたのだか、今回は仕事仲間に「キスして~」と言われ、そして「やりなさい!!」と言われたから・・・・・・ 水銀燈「ねぇ~早くしてよ~~」 翠星石「頑張るんですぅ~蒼星石!!」 真紅「早くやりなさい!」 蒼星石「・・・・・(大粒の涙を流す)・・・分かった・・・・・・(水銀燈にキスをする)」 その後、”ばったん”と大きい音を立てながら、蒼星石は真っ白になり、倒れた。 真紅「さぁ!邪心は何処へ行ったの!?」 水銀燈「あっち。」 水銀燈の指が指した方向は、校長室だった。それを知った真紅は、ものすごいスピードで走っていった。翠星石は、蒼星石と水銀燈のところに残った。 (正確に言えば、忘れ去られたと言う) 校長のガンプラの置き部屋に入っていった、真紅。目の前には、HGUCサイコガンダムに乗り移った、水銀燈の邪心。 サイコ銀燈「よく来たわ・・・・・・うごっー!」 本当は「よく来たわね、まな板真紅」っと言うつもりだったのだか、先手必勝で、ぶん殴る真紅。ある意味教師じゃない。 真紅「さぁー早く元の身体に、戻りなさい!」 ボコボコ殴る真紅。ボコボコにされるサイコ銀燈。血は出ないが、パーツが砕けていった。 サイコ銀燈「・・・・・ちょっ・・・・・・ガ○ダ・・・・ムは角が・・・命な・・・・・・の・・・・・うぐっ」 それでも殴り続ける、真紅。それをかるーく、1時間はやっていたと言う。 その1時間後。殴り疲れたかのように、止める真紅。ボコボコになったサイコ銀燈。そのサイコ銀燈はある事を言った。 サイコ銀燈「あんた・・・・・・どうして、元に戻したいの?私はいつも、あんたに貧乳って、言っているのだぞ?」 真紅「確かにそうだけど・・・・貴方忘れたの?新人だった私に優しくしてくれたのが、水銀燈。貴方よ・・・・・・・」 サイコ銀燈「・・・・・・・・・・・あ」 サイコ銀燈は、数年前の事を思い出す。 数年前の4月・・・・まだ翠星石や雛苺達が居なかった頃の私立有栖学園 ローゼン「と、言う訳で今年から教師になった」 真紅「し・・・・・真紅です。よ・・・・よろ・・しく・・・・お・・・・・・お願いします・・・・」 初めてのせいか、緊張している真紅。今では考えられないです。 ローゼン「さて、早速だけど君は・・・・・・A組のクラスの副担任になってもらうね~」 真紅「え・・・・・・・副担任ですが?」 いきなり副担任の任に就く真紅・・・・・・・その時一人の女性が話しかけてきた。 水銀燈「あなた、緊張しなくっても、いいのよ~」 真紅「あなたは?」 水銀燈「私、今年のA組の担任、水銀燈よ。これから、頑張りましょう。真紅先生。」 真紅「は、はい!」 水銀燈「あーそれと、校長。ラプラス教頭がさっき探していましたよ~「あの馬鹿は何処だぁぁぁ~~~~!!」って」 ローゼン「(大汗)ハハハハハハ~~~~~さらば!!」 真紅「校長先生って、変わっているんですね・・・・・」 水銀燈「顔は良くっても、頭は悪からね・・・・・教頭は、逆に顔が悪いけど・・・・」 真紅「?」 水銀燈「そんなことより、さぁー教室に行くわよ~可愛い生徒が待っているわ~」 真紅「はい!!」 それから、二人は、仲良くやってきた・・・・・教頭と一緒に校長の捕獲の仕事。生徒を巻き込んだ、ヤクルト派と紅茶派や巨乳派と貧乳派に分かれた対決(未だにやっているけど・・・・)それでも2人は、楽しい日々が続いた。 けど、ある日の事・・・・・・・ 生徒の1人が他校の不良に絡まれた時の事。その場に居た真紅は、助けに入った。しかし、真紅は生徒を守る為に、不良に力一杯殴ってしまった。その時、不良は頭を強打し、血を流しながら倒れてしまった。 その事が教育委員会に知られてしまい。ここ数日間、真紅は学園に来られなくなった。 暗い部屋の中。その時の真紅は泣きながら頭の中に、ある二文字が浮かんだ・・・・・ 「退職」と言う言葉が・・・・・・・ 真紅「私に・・・・・・・教師は合わなかったのかしら・・・・・・・」 その暗い部屋の中に光が差した・・・・真紅の目の前に水銀燈が立っていた。最初は幻か?と思った。けど水銀燈は真紅に・・・・・・ 水銀燈「まったく・・・・・・あんた、よく暗い部屋に居られるわねー早く学園に行くわよ!支度しなさい!!生徒が待っているわよ」 っと、言った。他の教員達は「教師の恥」「よく、あんな子が教師になれたものね」など、小言を言われてきた真紅。けど水銀燈の言葉は何事も無かったかのように、言ってきた。 真紅「け・・・・けど、私は・・・・・不良とは言え・・・・・他校の生徒を殴り・・・・怪我をさせたわ・・・・・・」 水銀燈「あん!?んなこと、関係ないわ!!アレは自分の生徒を守る為の正当防衛よ!!」 真紅「し・・・・・・しかし・・・・・・・・」 水銀燈「うだうだ言っているから、胸がいつまでも、貧乳なのよ!!」 真紅「(ぴき)それは関係ないわ!」 水銀燈「怒る元気があるなら、今から行くわよ!!」 真紅「けど私、教師を辞めるつもりです!!だから・・・・・・」 その時、ビシッ!っと、音がした。それは水銀燈が真紅の頬にビンタした音だ。 水銀燈「あんた、もう一回言ってみなさい!私の嫌いな言葉は、辞めるって言葉よ!!特に一人前じゃない奴が言うと、もっと嫌いよ!!良い、悔しかったら、辞めない事ね。分かった?貧乳真紅!?」 真紅「う・・・・・・・・・・くっ」 と、泣きながら、飛び出してしまった真紅。そして・・・・・ 水銀燈「ひっ・・・・く・・・・・真紅の・・・・・ばか・・・・」 その水銀燈も泣いていた・・・・ 翌日、真紅は迷いが合った。そして校長室に向かった・・・・・その手には退職届を持って・・・・・・・ ローゼン「え~本当に辞めちゃうの~?真紅ちゃん??」 真紅「はい・・・・私みたいな者が教師と言う職は、向いていませんでした。」 ローゼン「う~ん。惜しいなぁー。君みたいな、可愛い子が居なくなるなんて・・・・・・銀ちゃんもそうだけど~」 真紅「銀?もしかして、水銀燈先生も!?」 ローゼン「うん、君が来る前ね。「彼女の責任は、自分の責任だ」って言って、出て行っちゃった。」 真紅「!!!!」 凄いスピードで走り出して水銀燈を探しに行った。 水銀燈は近所の公園で見つけた。 真紅「水銀燈先生!」 水銀燈「・・・・真紅、何か用?それに・・・・私はもう・・・教師じゃ・・・・」 その水銀燈の目に映ったものは、膝まつく真紅の姿。 真紅「お願いです!!もう一度、私と一緒に教師になって下さい!!お願いです」 水銀燈「・・・・・・・・・・・真紅」 真紅のそばに歩く、水銀燈。水銀燈は真紅の顔を優しく触った。 水銀燈「分かった・・・・・・・・泣かないで、可愛い顔がダメになっちゃうわよ。」 真紅「本当ですか!?」 水銀燈「けど、私にお願いするのはこれだけよ。いい?」 真紅「はい!!」 校長室 二人「もう一度お願いします!!」 ローゼン「本当にやり直したいなら、さっきの退職届は無しにするよ。いい?」 二人「はい!!」 ローゼン「ふふふ・・・・じゃーもう一回、A組お願いね~」 二人「分かりました!!」 そして、2人は校長室を後にした ラプラス「で、どうやって教育委員会に言うのです?」 ローゼン「う~ん。いつものの、アレでいこうかな~良い?教頭」 ラプラス「構いませんが・・・・私からの条件として、貴方が1週間。真面目に仕事をやってくれれば、良いです。」 ローゼン「う~ん・・・・・・しょうがない。可愛い教員の為だー!やるぞー!!」 ラプラス「(その前から、やれよ!!)」 と・・・・どう言う訳か、真紅がやった事は正当防衛と決定になり、退職は無かった事となった。それから・・・・・二人以外の先生は辞める事が多くなったので、代わりに翠星石や薔薇水晶達がやってきた。 で、現在 真紅「だから・・・・・・・あんなの彼女じゃないわ」 サイコ銀燈「・・・・・・・・・・分かったわ。貴方のお願い聞くのって、これで2回目ね」 真紅「え?」 サイコ銀燈「戻るわ。元の身体に・・・・・・」 真紅「・・・・・・・ありがとう」 数時間後。邪心は元の身体に戻った。 水銀燈「う・・・・・・・うん?ここ、何処よ?」 真紅「水銀燈~~~~~!!」(抱きつく) 水銀燈「ちょ・・・っと、真紅・・・・何するのよ!?痛いじゃない」 真紅「水銀燈~~~~~~~そのままの貴方が、一番よ」 水銀燈「はっ!?何言ってるのよ・・・・・・・・全く、この子は・・・・・・」 と次の日から、普段通りの水銀燈の姿があった。それと・・・・ 蒼星石「あはははは・・・・・ぼ・・・僕のファーストキスが・・・・・ハハハハハ・・・・・・」 とファーストキスを奪われた、蒼星石は2週間寝込んでいたと言う・・・・・・・・

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