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春の一日」(2007/04/29 (日) 10:15:43) の最新版変更点

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水「春ねぇ~」 真「…」   『春の一日』  真紅たち唖然としている。なぜなら、麻薬中毒者のごとく黒をこよなく愛していた水銀燈が、な、なんと赤い服を着ているのだ。  黒色の服を着ていないのはまだいい。問題なのは、彼女が赤色の服を着ていることだ。  彼女は、真紅と似ている服の色である赤が、これまた麻薬中毒者のごとく赤色を嫌っていた。 翠「す、水銀燈のやつどういやがったのですか」 蒼「さ、さぁ」  あきらかに動揺する教師たち。 真「す、水銀燈、あなた熱でもあるの?」  真紅は、その様子を心配しているようだ。 水「そんなことないわよぉ」  怪訝な顔で応える水銀燈。 真「そ、それじゃあどうして赤い服なんか着ているの?」  かなり心配した声の真紅さん。  だが、答えは意外というか笑えるものだった。 水「この服は、めぐが褒めてくれたのよぉ」  笑顔で答えてくれる。 真&蒼&翠(そ、そういうオチなのかよぉぉーー!!)  その魂の叫びは誰にも聞こえなかった。 め「…なんで、赤い服なんて褒めさせたの?」 紅「赤を好きにさせるためさ」 め「好きにさせてどうするのよ?」 紅「俺の名前は紅 真紅だ」 め「だから」 紅」「水銀先生が赤を好きになれば名前が紅の俺のことも…」 め(…愚かね) 水「もしかして、心配してくれたの真紅ぅ?」 真「そ、そんなことないのだわ」 水「そういう素直じゃないところも好きよぉ」 真「///」 青「百合だな」 白「百合だね」  そんな春の一日。

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