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第一話 えー、ここにバルキスの定理を…
どうも、有栖学園教師、七瀬朔夜という者です
担当教科は…現代文です。はい
今日は有栖学園の同僚の方々と飲み会があるんです。何でも、私の歓迎会だそうですが…
「あー、それじゃあ堅苦しい挨拶は無し、とりあえず皆飲もう」
「「乾杯~」」
あ、因みに今挨拶をしたのが我等が校長
どう見ても兎なのは教頭で…お隣りのグラマーさんが…隣りのクラスの副担の水銀燈先生か…
「ところで…君は一体何歳なのぉ?」
「26ですよ」
「あらぁ、若いわねぇ…」
「十分お若いですよ、先生も」
「お世辞か上手なのねぇ…」
「私は思った事を口にしただけですよ」
ほっ…良かったぁ、話しやすい先生で…
「あ、君が僕のクラスの副担任の七瀬君だね」
「蒼星石先生…」
すっかり出来上がっちゃってますね。下手したら真剣を抜かれそうです。
何で持っているかはあえて気にはしないけど…
「…」
「…」
この独特なふいんき(なぜか変(ry)を醸し出しているのは…薔薇水晶先生と雪華綺晶先生か…
何だか常に対照的だなぁ
「大体ですねぇ、チビチビは…」
「知らないの~」
口喧嘩(笑)をしているのは家庭科担当の翠星石先生と雛苺先生
何だかんだ言いつつも仲は良いらしいね
「たっまごやきー」
「もう少し優雅に出来ないの? あ、七瀬先生、紅茶を入れて下さる?」
んで、卵ジャンキーこと金糸雀先生と紅茶ジャンキーの真紅先生…
…個性的だなぁ…
私が在学中の時のラグビー部の先輩達みたいだ
「少年、ヤクルトを飲むわよぉ」
「水銀燈、彼は僕のクラスの副担任なんだ。勝手にはさせないよ」
何だか戦いが起こる悪寒…さて、そろそろ私は…と
「「帰らせない(わよぉ)(よ)?」」
「ここからが本当の地獄って奴ですか…」
結局、そうこうしているうちに校長が終了宣言
私の貞操(大袈裟)が守られて、とりあえず校長には感謝します
では、そろそろお暇を…
え? 次は学校の話を聞きたい?
仕方が無いですね、では次の機会に…
つづく
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