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もしも駆けつけたのがきらきーだったら」(2006/03/03 (金) 21:01:47) の最新版変更点

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ここは校舎裏。 不良生徒「金とっととだせって。俺ら今月ピンチなんだよ。」 生徒L「む無理です。僕も今月お金ないんです。・・・・。」 いつの時代でも見られる光景・・・いわゆるカツアゲが行われていた。 不良生徒「じゃあ財布全部で簡便してやるからとっととだせよ。」 生徒L「無理です。そんなの。」 不良生徒「無理じゃねえよ。」 といいながら不良生徒が手を振り上げたとき。 翠星石「やめるのです!なにしてるですか!」 後ろから翠星石の声が響く。 不良生徒「あぁ。なんだよ糞先公。」 その声に臆することもなく不良生徒が翠星石にちかづいていく 翠星石「そっちのほうこそ糞ですぅ!退学にするですよ。」 翠星石も売り言葉に買い言葉で啖呵を切る。 不良生徒「退学にしたければすればいいじゃねえかよう。」 そういって翠星石に近づくと翠星石の胸倉をつかみ宙にあげる。 翠星石「やめるですぅ。この糞人間。本当に退学にするですよ。」 その状況でも臆さず叫ぶ。 不良生徒「黙れよ。」 そういって手を振り上げると翠星石に向かって拳を振りおろす。 鈍い音とともに翠星石の顔に衝撃が走る。 生徒L「先生。」 後ろの方で震えていた生徒が声を上げる。 翠星石「なに人が殴られているのぼーっとみてやがるですか。 とっとと逃げるです。まったくトロイ人間ですぅ。」 その言葉を発すると同時に再度拳が振り降ろされる。 不良生徒「臭い青春ドラマ演じてるんじゃねえよ。」 その言葉と同時に三度目の拳が振り下ろされ鼻血が飛び散る。 生徒L「先生。」 たまらずかけてこようとする生徒Lに対し 翠星石「なにしてやがるですか!オメエに心配されなくても大丈夫 ですからとっととオメエは逃げやがるです!」 そういって生徒Lをしかりつける。 その言葉に 生徒L「ごめん。先生。」 そう言いながら生徒Lは全速力で駆け出した。 ―職員室 ピクッ 雪(この臭いは・・・・) 雪華綺晶「ちょっと用事があるんでこの小テストの採点やっててもらえますか?」 水銀燈「え?ちょっと・・・後でやればいいんじゃないのぉ?」 雪華綺晶「次の授業で返却なので・・・」 水銀燈「仕方がないわねぇ・・・」 雪華綺晶は校舎裏に歩いていった 不良生徒「さーて。俺の大事な大事なお客様が逃げてしまったわけだが、 先生どうしてくれるよ。」 翠星石「糞人間とっとと降ろすです。今ならまだ情けかけてやってもいいですよ?」 そう言って余裕の態度を見せる翠星石。 しかし実際にはかなりしんどそうだ。 不良生徒「なめた口きいてるんじゃねえよ。」 今度は連続で二発拳が振り降ろされる。 不良生徒「ほら先生よ。とっとと金だしてくれよ。そうすりゃ体には 手出さないしもう殴らないですましてやるぜ?」 そう言いながら翠星石に対して再び拳を振り上げる。 不良生徒「ほら。綺麗なお顔がぐしゃぐしゃになる前によぉ。」 短い音と共に不良生徒の顔に唾が付く。 翠星石「おめえにくれてやるもんなんかこの唾で十分ですよ。」 不良生徒「この尼ああ。舐めやがってえええ。」 そう言いながら拳が振り下ろされる。 ???「とぅあ」 「うぁ!!」 何者かの一撃が不良にヒットする。 あまりの衝撃に不良は5、6メートル吹き飛ぶ。 不良生徒「な・・・てめえは!」 雪華綺晶「教師に暴力を振るうとはいい度胸をしていますね・・・」 指を鳴らしながら不良に近づいていく雪華綺晶。 2打目が不良の腹にヒットする。 不良生徒「うっぐ・・・きょ、教師がこんなことしていいのかよ!このやろう!」 必死に反論する不良生徒。 雪華綺晶「なんだ、さっきまでの威勢はどうした?そして私は野郎じゃない、女だ。」 不良生徒「くそう!校長に言って退職にするぞこの尼!」 不良生徒は自分が発端の癖に矛盾した事を言い出す。 雪華綺晶「情けない、貴様は糞のような奴だ。文字どうり糞になれ糞野郎。」 ックワ!! 不良生徒「う・・・うわぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁあああwせdrftgyふじこlp」 翠星石「ひ、ひぃいいいいいいい!!」 凄まじい光景を目の当たりにして正気を失いかける。 コッコッコッコ・・・ 翠星石に向かって歩いてくる雪華綺晶。 「ひ、な・・何を・・・・・・・っ・・・」 無表情のまま翠星石の額に指を突き立てる。 雪華綺晶「何も覚えていない」 翠星石「っひ、な、何も・・・」 雪華綺晶「何も覚えていない」 翠星石「「何も・・おぼえて・・・」 雪華綺晶「何も、覚えて、いない」 翠星石「何も・・・覚えていない・・・」 雪華綺晶「そう、何も、覚えて、いない」 翠星石「何も覚えていないですぅ」 雪華綺晶「さぁ、帰りましょう。翠星石先生・・・」 正気に戻る翠星石。 翠星石「っは!今何が・・・」 その後、不良生徒が学園から消えた事に誰も気が付かなかった。 ---- 次の日の授業・・・ 世界史―中国史 雪華綺晶「・・・この時、中国は深刻な食糧難に陥っていました。        そこで、中国南部では、人の肉を食べていたそうです。        しかし、近年南京周辺で白骨死体が大量に発見されました。        この発見によりこの食人の習慣を世界各国から批判される事を        恐れた中国は日本軍の南京大虐殺として偽装し・・・        ・・・現在も年が経つにつれ、南京大虐殺を受けた人口は増え続けて・・・」 家庭科―調理実習 翠星石「な、なんだか食欲がないですぅ・・・」

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