ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

雪華綺晶の家庭科

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匿名ユーザー

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お昼休みの職員室、翠星石が一人悩んでいた・・・・・・・・

翠星石「う~~~~ん。次の時間は、家庭科の調理実習なのに・・・・・・これから、出張とは・・・・・・失敗したですぅ・・・・・」
と、次の5・6時間目は家庭科の時間。なのに、翠星石はこれから出張。本来なら、一緒に授業をやっている雛苺に、任せたいのだが・・・・・・・
翠星石「チビ苺に任せたいのに・・・・・・あいつは、朝から出張・・・・・ハァ~~」
この日。雛苺は、朝から放課後まで、出張していた。そのことが早く分かっていれば、プリントを作って、クラスの日直に任せようと思ったが、今からでもプリントを作る暇も無かった。

翠星石「自習させるにも・・・・・・あいつらの事だから、遊ぶに違いないですぅ・・・・代わりに蒼星石に頼もうにも、蒼星石の次の時間は情報だし・・・・・・」
雪華綺晶「どうしたの?珍しく、困って」
翠星石「雪華綺晶・・・・・・・ちょっと、問題が・・・・・・」

翠星石は、今から出張と授業があると言う事を雪華綺晶に言ってみた。
雪華綺晶「なら、私がやっても良いよ。家庭科の授業。」
翠星石「ええっ!本当ですか~!!ありがとうですぅ~~~~!!」
雪華綺晶「いいよ。困った時はお互い様でしょ~で、何を作るんだ?」
翠星石「ええ。ホットケーキを作ろうと思って~」
雪華綺晶「ホットケーキか・・・・・・」
翠星石「けど、違うの作っても良いですよ~材料は沢山あるし~」
雪華綺晶「ああ、分かった。後は任せて」

それから、家庭科の授業。

雪華綺晶「・・・・・・・っと、そう言う訳で。今日は2人の変わりに私が授業を受ける事と成った。よろしく頼む」
生徒一同「サーイエスサー!」(雪華綺晶の授業では、これがあいさつ)
雪華綺晶「今日は、2人の変わりだから、挨拶は普通で良いよ。では、今日はフルーツケーキとホットケーキを作りだから。みんな、火傷はしないように」(笑顔)
生徒一同「え、は、はい」

生徒達は、ちょっとビックリしていた。普段見せない、雪華綺晶の笑顔。けど、生徒達の内心は「先生・・・・・・・何か企んでいるのか?」っと・・・・

雪華綺晶「最初は、フルーツケーキを作ろう。まず、これに使う材料は」
  • 薄力粉・200g
  • ベーキングパウダー・小さじ2
  • りんご・半分
  • みかん・適宣
  • 砂糖・70g
  • 塩・小さじ1/3
  • 卵・1コ
  • 牛乳・100cc
  • 水・100cc
  • グラニュー糖・小さじ2
  • バター(マーガリンでも)・小さじ2程度
  • 炊飯器

女子S「って、何で、炊飯器何です?普通は、オーブンとか・・・・・・」
雪華綺晶「いや、今日は簡単に出来る方法をね。みかんは缶詰を使う。では、作り方を教えるよ」

1.ジャーの内釜の底の部分に、バターを多めに塗り。グラニュー糖小さじ1をふる。
2.リンゴの皮をむいて1厚さに切ったりんごとみかんを並べて、グラニュー糖小さじ1をふりかける。
3.小麦粉にペーキングパウダーを加えて、泡立て器でかき混ぜる。そして、塩と砂糖を加え、更にかき混ぜる。
4.計量カップに卵を割りほぐして、牛乳と水を入れて250ccにする。
5.粉に(4.)を加えて、泡立て器を使って混ぜる。溶かしバターを加えて混ぜる。
(軟らかいマーガリンなら、溶かさずにそのまま混ぜて下さい。粒々が多少残ってても大丈夫、ちょっと穴があくだけ。)
6.ジャーの中に流し入れて、スイッチを入れる。

雪華綺晶「・・・・・・・この事に質問はある?」
生徒一同「・・・・・・・・・・いいえ。全然ありません」
雪華綺晶「そうか・・・・・・・そんなに難しくないから、やってみよう」
生徒一同「(本当に雪華綺晶先生なのか・・・・・・・それとも、雪華綺晶先生に化けた、薔薇水晶先生か?)」

と思いながら、作業を始める。生徒達。一同は本気で出来るのかな?っと、思いながらもやってみた・・・・・・・・それから、数分後。炊飯器で作った、フルーツケーキは完成した。それから、ホットケーキも完成し。みんなで試食した。

女子K「先生!このフルーツケーキ美味しいですね~」
女子J「ええ!本当に美味しいですよー!」
雪華綺晶「うん、ありがとう(そういえば、昔も・・・・・・)」

昔、雪華綺晶が子供の頃の事を思い出した。

小さい頃、仕事に忙しい両親の代わりに、薔薇水晶がいつも家事をやっていた。けど、あの時・・・・・薔薇水晶が学校で、手を怪我してしまい。
その痛みで泣く薔薇水晶に見ていられなくって。私が、薔薇水晶の為にお菓子を作ってみた・・・・・・・
最初は、砂糖と塩を間違えたり、したけど。一生懸命作ったのが、この炊飯器で作った、フルーツケーキだった・・・・・。それを食べた、薔薇水晶が泣き始めてしまった・・・・・・

雪華綺晶『バ、薔薇水晶・・・・・・・・もしかして、不味かった?』
薔薇水晶『う・・・・・・ううん、違うよ・・・・・これ、美味しいよ・・・・お姉ちゃん・・・・・』
雪華綺晶『ええ!!本当!?』
薔薇水晶『うん!本当に美味しいよ!ねぇ、この作り方教えてー』
雪華綺晶『うん!いいよー』

雪華綺晶「(今日は、薔薇水晶の為にも作ってあげよう・・・・・)さぁー時間が無いから、片づけを始めよう。みんな、怪我はしないように」
生徒一同「はい!」

家庭科室から、雪華綺晶の明るい声が聞こえたと言う

終了

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