私は、防衛大を卒業後、陸上自衛隊に入った。生まれつき隻眼だったため、入るのには苦労した。
そして念願の戦車隊に入隊し、74式の砲手を務めた。
訓練では百発百中の命中率で好成績を残し、すぐに2等陸尉にまで昇進した。
そして念願の戦車隊に入隊し、74式の砲手を務めた。
訓練では百発百中の命中率で好成績を残し、すぐに2等陸尉にまで昇進した。
そんな中、アメリカととある中東の国が戦争を始めた。
訓練だけの生活に飽きてきた私は自衛隊をやめアメリカ軍に入隊した。
そこでは自衛隊時代の砲撃の腕が買われ、乗機をエイプラムスに変え再び砲手になたった。
すぐに私は戦地に送られ敵のT戦車を次々と破壊していった。
しかし、元々大食いだった私は、決められた食事の量しか食べられない軍隊の中で
極度の空腹でストレスが溜まっていた。
しかし、帰る気は全く無かった。敵戦車に劣化ウラン弾を叩き込むのがとても楽しかったのだ。
訓練だけの生活に飽きてきた私は自衛隊をやめアメリカ軍に入隊した。
そこでは自衛隊時代の砲撃の腕が買われ、乗機をエイプラムスに変え再び砲手になたった。
すぐに私は戦地に送られ敵のT戦車を次々と破壊していった。
しかし、元々大食いだった私は、決められた食事の量しか食べられない軍隊の中で
極度の空腹でストレスが溜まっていた。
しかし、帰る気は全く無かった。敵戦車に劣化ウラン弾を叩き込むのがとても楽しかったのだ。
そんな中、偶然本国の家族と連絡を取ることができた。
―お姉ちゃん、何も言わないで何で行っちゃったの?!
妹は泣いていた。普段おとなしく自分の意見も言えないようなあの妹が叫んでいた。
死の危険に毎日さらされている私を心配していたのだ。忘れていた。そうか、私にはこの子がいた。
私は気が付いた。私は愛されていたのだと。
―必ず、生きて帰るから・・・
―お姉ちゃん、何も言わないで何で行っちゃったの?!
妹は泣いていた。普段おとなしく自分の意見も言えないようなあの妹が叫んでいた。
死の危険に毎日さらされている私を心配していたのだ。忘れていた。そうか、私にはこの子がいた。
私は気が付いた。私は愛されていたのだと。
―必ず、生きて帰るから・・・
そして、戦争が終わった。私は軍を辞め、妹と一緒に生きる事にした。
もともと戦車隊の教官を目指していた私は、教員免許を持っていた。
そうだ、妹と一緒に子供達に教えていこう。愛されていると言う事を。そう誓った。
もともと戦車隊の教官を目指していた私は、教員免許を持っていた。
そうだ、妹と一緒に子供達に教えていこう。愛されていると言う事を。そう誓った。
これが、私が教師になった理由。
雪華綺晶「私は自衛官時代は『ナナヨンの皮を被ったキュウマル』、
米軍時代は『鋼鉄のスナイパー』と呼ばれていました。
実戦での最終スコアは戦車248両、対空ミサイル車両18両、輸送車168両撃破です。」
米軍時代は『鋼鉄のスナイパー』と呼ばれていました。
実戦での最終スコアは戦車248両、対空ミサイル車両18両、輸送車168両撃破です。」