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361

【冷凍】【雛苺】

雛「みんなひどいのよ!でもトモエはヒナのこと凍らせたりしないよね?」
巴「ええ、もちろんよ」
雛「さすがトモエなのー」
巴「……冷凍雛苺……氷苺か……」
雛「!?」
巴「氷苺……」
雛「と、トモエ…?」
巴「あ……氷苺、食べる?」
雛「なんだ、そういうことなのね、食べるのー!」
巴「ガチャガチャ……はい。氷苺」
雛「わーいトモエ大スキー」パクパク
巴「……じー……」
雛「?」
巴「氷苺…」
雛「…うぃ…これは、氷苺なの…」
巴「……氷苺」

雛「ガタガタガタガタ」
ジ「気にするな、響きが気に入っただけらしい」

 

 



362

ジ「あれ?柏葉は?」
雛「うっとねぇ、トモエは今水銀燈といっしょにお部屋にいるのよ」
ジ「水銀燈と…?珍しい。あまり仲良くないだろ、あいつら」
雛「水銀燈にお願いがあるんだって。絶対に来ちゃダメよって言ってたの」
ジ「??なにしてるんだろ。気になる…」

ジ「というわけでついつい来てしまった…ん?これは…においと音が…。…まさか、柏葉が…
  でも、この特有のにおいと音…嘘だろ…!?」

銀「…巴が、こんなのに興味があったなんてねぇ…」
巴「興味っていうか…その、一度くらいは経験してみたくって…」
銀「初めてなわけね?まったく、こんなのいまどき普通よぉ」
巴「そ、そうかなぁ…」
銀「そうよ、私もめぐも、けっこう好きでね」
巴「へぇ…」
銀「どぉ?」
巴「うん…思ったよりすごくいい感じ……」
銀「ふふ、ならよかった」
巴「…水銀燈、桜田くんには…その、内緒で…」
銀「…いいけど、隠れてこそこそやってたら、あとあと面倒になるかもねぇ…」

ジ「二人の会話…そしてこのにおい、音…間違いないっ!」バァン

巴「……ひっ!?さ、桜田くん!?」
銀「あらぁジュンじゃない、いらっしゃぁい」
ジ「柏葉…どうして…」
巴「いやぁっ…!見ないで、こんな私を見ないでぇっ!!」
銀「カップ麺食べるのって、そんなに悪いことかしら…。ズズッ
  っていうか巴、その反応はさすがに私に対して失礼だと気づきなさい」

 

 



363

の「7月…はやいものねぇ、もうちょっとしたら夏休みよぅ」
巴「……」
の「夏休みになったら、みんなで旅行なんてどうかなぁ?」

――はじけるロマンス!

『あ…ごめん、その…柏葉の水着にみとれてて…』

――冒険は二人の距離を縮める

『柏葉、そっちは崖だ!気をつけろ…僕のそばを離れるな。…バカ、ちょっと…寄りすぎだ」

――そして、突然の夕立

『やばい!…お、あんなとこに山小屋があるぞ、雨宿りさせてもらおう』

――濡れそぼり透ける服をかばいながら、狭い小屋に二人きり

『……まずいなぁ、今夜はここで野宿かも…』

――視線を移せば、たった一枚の毛布

『……服、乾かさないと、風邪ひいちゃうよな……』

――たった一枚の毛布にくるまった、生まれたままの男女は背中合わせ、その夜、二人はついに…

ジ「バーカ、そんな金うちにはないだろ。親の仕送りで暮らしてるんだから」



ジ「え!?柏葉…バイトするって、中学生ができるわけないだろ!?っていうかなんで急に…」

 

 



364

巴「暇……」
 「……なにか暇つぶし、しようかな」
 「……花占い……なんて……」
 「……別にこんなの、信用してるわけじゃないけど……」
 「…たまには、やってみるのもいいかな…」
 「……桜田くんは私のことが…
  好き、プチッ、嫌い、プチッ、好き、プチッ、嫌い、プチッ、好き、プチッ、……
  好き、プチッ、嫌い、プチッ、好き、プチッ、嫌い…………」
 「…………」
 「……今の練習。次本番」



巴「桜田くんは私のことが…
  好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ…」



蒼「あれは突っ込み待ちなのかい?」
雛「日常の一コマなの」

 

 



365

巴「好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ、好き、プチッ……」
薔「……相変わらず底抜けの阿呆なんだね……」
巴「…久しぶりだっていうのに、会うなり言ってくれるじゃない」
薔「……全部好きだなんて、救いようのないバカ…そんなの意味ない……」
巴「……どうとでも言えば。あなたなんて、花びらが偶数の花ばかり選んで涙目になればいい」
薔「ふっ…」
巴「…なにがおかしいの?」
薔「やっぱり巴は浅はかで低脳…私なら、こうする」
巴「……?」
薔「好き、プチッ、大好き、プチッ、愛してる、プチッ、好き、プチッ、大好き、プチッ、愛してる、プチッ…」
巴「…!!」
薔「ふふふ…これなら最低でも好きにはなる…最高でなんと愛してるに…さらに三択でバリエーションも豊か…」
巴「く……こしゃくな……」
薔「ふふ…好き、プチッ、大好き、プチッ、愛してる、プチッ、好き、プチッ……あ……」
巴「……好きで終わった……」
薔「……」
巴「……」
薔「……なぜ……最低ランクでも……それでもまだ”好き”なのに、この敗北感は……」
巴「…愚かね…すべては相対的なのよ。”好き”よりも上位のものをつくった時点で、
  ”好き”は通常の”嫌い”レベルにまで、心情的に下がってしまう……」
薔「……私が……間違っていたというの……?」
巴「…いいえ、薔薇水晶。”好き”に満足しない、あなたの考えは間違えていなかった…
  ただ、やり方を間違えてしまっただけ……」
薔「やり方…?」
巴「あなたの考えと、私の考えを、弁証法的に昇華させましょう…!」



巴・薔「愛してる、プチッ、愛してる、プチッ、愛してる、プチッ、愛してる、プチッ……」
蒼「…なにかの宗教?」

 

 



366

巴「桜田くん…私、眠い」
ジ「寝たらいいじゃんか」
巴「うん……」
ジ「……あまり寄りかかってくるなよ」
巴「……ごめん、嫌だよね」
ジ「……別に、僕は嫌じゃないけど…布団のほうが寝心地はいいだろ」
巴「……こっちのほうがいい」
ジ「……そう」
巴「うん」
ジ「じゃあ……好きにしろよな」
巴「……好きにする」トスン
ジ「ん……」
巴「……?……あれ……?」
ジ「柏葉……どうした?」
巴「そんな……こんなのって……ひどい……!」ダッ
ジ「……へ!?なに!?僕なんかした!?」



雛「トモエ!?どうしたなの?ジュンにいじめられたの!?」
巴「…好きにしろっていうから…桜田くんの…膝の上に座ったのに……」
雛「うんうん」
巴「桜田くんの……かたくなってなかったなんて!!勇気を出してあんなにくっついてたのに……
  やっぱり私はだめだわ……グスグス」
雛「ええ、だめね」

 

 



367

ジ「暑い……」
巴「暑いなら、エアコンつけたらいいのに」
ジ「いや…冷房病になってもいけないし」
巴「急に健康志向?」
ジ「そういうわけじゃないけど…電気代もあがってるしさ」
巴「…桜田くんが、家計の心配をするなんて…」
ジ「……さっきからいちいちつっかかるじゃないか。僕、悪いことしてるか?」
巴「してる」
ジ「……マジで」
巴「寝汗が、すごい」
ジ「ああ…まぁ、暑いから…扇風機だけじゃどうも……でもそれくらい…」
巴「…こんな手に、私がひっかかると?」
ジ「はぁ?なにがだよ」
巴「桜田くんの考えてることはお見通し。でも、そんなのどうってことないわ。残念だけどね」スタスタ
ジ「あっ、おい…!…いったいなんの話だ?」



巴「寝汗で湿った布団で私を誘おうだなんて、そんな誘惑断ち切った。
  いくら桜田くんの寝汗でもね。…はぁ、それにしてもこんな手段にでるなんて…
  桜田くん、ちょっと自分をよく省みないといけないわね」
雛「まったくもってそのとおりなの」

 

 



368

巴「七夕か…今年こそ、夢のあるお願いしよう……(cf:102
  …でも、何を願えば…。…みんなの願いを、参考にしてみようかな…」

雛「うぃー、宇宙が埋まるくらいのふろしきいっぱいのうにゅーを食べられますよーに!パンパン」
巴「……雛苺は去年とあまり変わってないわね」

翠「ずっとずーっと、みんなといっしょに……ジュンともいっしょに…
  ベッドもいっしょにいられますように…お風呂もいっしょでいいですぅ……パンパン」
蒼「……君が僕の姉だという事実が、ときどき嫌になる」
翠「はうわぁ!?そっ、蒼星石いつのまにいたですかぁ!」
巴「……基本は去年といっしょだけど、なんだかずうずうしくなってる…」

蒼「……みんなが……翠星石が幸せになれますように……パンパン」
巴「優しいけどその優しさがひどい」

ジ「……」
巴「桜田くんは…去年は、連載が再開しますようにって…ほんとに再開しちゃったけど…」
ジ「……新連載、はやく柏葉が出られますようにパンパン」
巴「!!さ、桜田くん…!」



雛「なんだかトモエ嬉しそうだったの。『私には、短冊なんて必要ないわ』なんて、なにかいいことあったのかなぁ?」
ジ「変なやつだな」
雛「うー…あれ?ジュン、こんなことお願いしたのね」
ジ「ああ、だって、毎回毎回柏葉の八つ当たりくらってるんだぞ?これじゃ体がもたないからね」

 

 



369

ジ「だーっ!待て雛苺ーっ!!」
雛「うゅー!待たないのー!!ヒナじゃないのーっ!」
巴「…雛苺?どうしたの…?」
雛「ジュンがね、お昼寝してる間に顔に落書きされたって怒ってるの!」
巴「あら…悪戯したのね?」
雛「ヒナそんなことしないもん!きっと翠星石がやったのよ!!
  なのにヒナがペンもってたからって、ヒナのこと疑うの!」
巴「そう……でも桜田くん、ずいぶん怒ってるわね。よくある悪戯だと思うけど…」
ジ「雛苺ーっ!って柏葉ぁ!?」
巴「桜田くん、何も隠れなくても…」
ジ「う、うるさいな…今人前に出られないんだよ…」
巴「雛苺から聞いたわ」
ジ「…!アイツ…ほんっと限度を知らないやつだな!雛苺はどこだ!?」
巴「…雛苺はやってないって言ってたわ。翠星石じゃないかしら?」
ジ「翠星石ぃ?アイツは違うと思うんだけど…」
巴「いつものことじゃない。……それに、顔に落書きくらい…そんなに怒ることかな……」
ジ「今回はなぁ…油性ペンでやりやがったんだよ!」
巴「油性?」
ジ「油性ペンだと水で落ちないんだよ!!」
巴「あ、そうね」
ジ「…翠星石は悪戯慣れしてるから、油性ペンなんて使わないと思ったんだけど…
  でも雛苺じゃないならアイツしかいないか…とりあえず翠星石を探してくるよ」
巴「ええ…ほどほどにしてあげてね」  
ジ「ああ」タッタッタ

雛「……ジュン行ったのー?」
巴「ええ」
雛「…どうしたの?トモエ、浮かない顔してるわ」
巴「やっぱり、慣れないことはするものじゃないわね」

 

 



370

ジ「wikiの広告が自重してる」
巴「え?…あ、ほんと。小さくなってる…指輪の画像がでてない」
ジ「さすがに、てっぺんにあってあの大きさは鬱陶しかったからな」
巴「……じゃあ、もう指輪は……」
ジ「表示されないだろうな。アレも鬱陶しかった」
巴「そんな……せっかく指輪がでてたのに…」
ジ「そんなに嫌か?」
巴「だって、前に私が指輪指輪指輪って連呼してたのが(cf:360)バカみたい…」
ジ「ああ、アレな…本当に、狙い通り見事な指輪画像がでかでかとでてたな…
  トップにあの画像がでたときは笑っちゃったよ……」
巴「それが狙いだったのに、今はそれもなくなって、意味もなく指輪指輪と連呼する、
  わけのわからない話になってしまったわ…」
ジ「まぁ、後からwikiで見た人は『なんだこれ?』って思うだろうな」
巴「そうよ、その人たちにとって私は指輪指輪と叫ぶただの頭のおかしい子に見えてしまうのね…」
ジ「知ってたところで、だけどな」
巴「未来にwikiで巴メイデンを読む、知らない人のために言います。
  昔、wikiの広告は下のほうにあって、広告スペースももっと広かったのです。
  そして、広告にはそのページででてきた単語に関連したものが表示されました。
  それを利用して、私は指輪指輪指輪と連呼することにより、指輪の画像を掲載し広告に私たちの中を暗示する役目をもたせたのです」
ジ「別に説明しなくても…」
巴「さらに、私と桜田くんの名前も多かったので、指輪の広告ではついに私と桜田くんがモデルとして登場し…」
ジ「どうせ確かめられないと思って嘘つくなっ!」
巴「たしかにそれは嘘ですが、指輪の関連検索からは巴メイデンばかりが表示されました」
ジ「大きな嘘の次にちょっとありえそうな嘘ついて信憑性高めようとするな!!関連検索で指輪なんてでたことないだろ!」
巴「以上です。指輪指輪と意味もなく言ってたわけではありません」
ジ「めちゃくちゃだなもう……」

巴「ちなみに、指輪の広告が載ることには変わりないので、とりあえず指輪とさりげなく多目に言っておきました」
ジ「…さりげなかったか?」

 

 



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