エリンヘヤによる福音書

1:1

親愛なる人々よ。私は『神』、そう神と話したのだ。

私はその時在った事を全て正しく此処に書き綴った。

 

1:2

神は我々の世界とその仕組みを創りあげた神聖かつ強大な存在である。

1:3

まず白が在った。白は創世の到来を待ち続けていた。

1:4

オユラルナドが産まれた。そしてオユラルナドは無限に続く白の空間に己の色、白ならざる万色にして無色の色を無限に広げた。

1:5

オユラルナドにより、白ならざる世界が誕生した。

1:6

白と万色の間には、単色が生まれ落ちた。赤紫、青緑、黄色、赤、青、緑の六色である。

その六色は旧き神々として顕現した。

1:7

時が経ち主神オユラルナドは去った。万色にして無色のオユラルナドは誰の目にもみとめられることは無いからである。

1:8

旧き神々は新しい神々を作ろうと考えた。旧き神々らは材料を協力して集めた。

1:9

材料の人間の尻尾、植物の足、鳥の手、女の髭、蛇の毛は新しい神々を作る時に全て使われてこの世から消えた。

1:10

神々は材料で人型を作り、命を吹き込んだ。

その際作られた神が

 

火の神 ファイアヌルス
重力の神 ジュンバガン
春の神 スプリンガス
夏の神 オーガスティン
秋の神 アキンゴロゴロ
冬の神 ユキダルマシ

真の神 トルウス
生の神 オレラス
運命の神 ハーツァ
夢の神 ハピフノール
時の神 イムラテト
法の神 ジャルメージ

軍神 イサズムルクス
戦いの神 バトラー
武器作りの神 ドルゴメント
物造りの神 クラフトクン
医療の神 ヤヴィーシャ
学問の神 ペンヌ
芸術の神 フォンフグン
悲しみの神 ナミルダムス
喜びの神 チントンパンカス

である。

 

 

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最終更新:2015年05月19日 16:30