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ゼミ志望課題「ライフワークとしての国際ボランティア」を読んで 久保田賢一先生著『ライフワークとしての国際ボランティア』を読んで、いきいきとした協力隊の現地での生活の話や先生の様々な配属・留学先での体験談の間にまぎれて出てくる日本の大学生についての話から、先生はよく学生のことがわかっていると感じた。特に‘青年海外協力隊へのすすめ’の項目での先生の指摘はまるで自分の事を言われているようであった。私たちは、何かを学びたいという気持ちはあっても、それは何なのか、最初に何を学べばいいのかわからない。しかしそれは今自分がいる場所から動かず、いつもと変わらないところからものごとを学んできたからだと思う。異国の地で学ぶ事が多いのは、今いる自分の社会から、まったく異なった社会に飛び込んだからであり、本当に学ぶことができるのだと思う。新しく構築するためには人とのコミュニケーションや繋がりが大事だと感じた。 そして、過去に先生に関わった様々な人の登場がこの本ではよくみられたが、どの人もみな行動力があり、学習する意欲にかられた人たちだと感じた。何かに参加することにより、人に出会い、そこからプロジェクトがうまれ、その中で学習していく。参加型の学習は実践的で、自分にも人にも与える影響が大きいと感じた。また参加型の学習は成長するスピードが速いと思う。参加してしまえば失敗や問題点にぶつかりながらコミュニケーション能力や技術などの能力が自然と身につくはずである。英語力を身につけたければ参考書を買うのではなく英語が話せる人に話しかけることが一番である。自分が持っているありったけの力が出せ、足りない部分が明確に分かり、学習する目標が立てられる。これが学習するということだと思う。逆に、本書でも挙げられていたが、参加に至るまでが大変である。しかしその参加に至らせるまでの興味の持たせ方などは、先生を始めとする教育者あるいは研究者の役目でもあるのではないかと思う。 私は以前、老人介護施設で、写真撮影をし、アルバムをつくるというボランティアをしたことがある。祖母の介護の経験から、何らかの形で介護に関わりたいという気持ちから、このような仕事をしたが、正直役に立ったのかよくわからなかった。しかし、まずはそういう何かに関わりたいという気持ちが大事だとこの本を読んで強く感じた。なので、発展途上国の人々の介護に関わる助けで何ができるかゼミで研究してみたいと思う。それに加え、自分だけでなく同じくそう思っている人たちが実際に協力できるような環境をつくっていけたらと考える。思うだけではなくさらにステップアップできるよう技術もつけたい。 今は色々な人のお世話になり、学ぶきっかけをもらってきたが、これからは自分から積極的に今までと違う環境に入り、自分の経験を還元できるようにしたいと思う。

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