砂時計型などのレイアウトにおいて、列車が往復する線路があった場合に、自動ターンアウト(以下「自動TO」)などをおいて別路線へ列車を誘導した場合にどのような動きとなるかを考察する。
まず、自動TOで分岐した先に折り返しをつけた場合は、図上で(左)→(分岐)→(右)→(分岐)→(左)→(分岐)→(上)→(分岐)→(左)・・・の動きを繰り返す。

自動TOで分岐した路線が同じ方向に合流する場合、(本線)→(分岐線)→(本線)・・・の往復を繰り返す。

自動TOで分岐した路線が、自動TOより手前で本線に同じ方向に合流する場合、合流ポイントに特に操作しない場合は、ループを回り続けて、本線に帰ることはなくなる。合流ポイントをスプリングポイントなどに設定した場合は、(左)→(分岐線)→(右)→(左)→(分岐線)・・・の動きを繰り返す。

自動TOで分岐した路線が、自動TOより手前で元来た方向に合流する場合、(左)→(分岐線)→(左)→(分岐線)→(左)→(右)→(左)→(分岐線)・・・を繰り返す。

自動TOより先で元来た方向に合流した場合は、自動TOで分岐後は右側へ列車が行くことはなくなる。
ここで、合流ポイントをスプリングポイントに設定すると、(左)→(分岐)→(左)→(右)→(左)→(分岐)を繰り返す。

次に複線ポイントを使った場合を考察する。
複線ポイントでループ線を組み合わせた場合は、複線ポイントでの動きが図のとおりのとき、(左)→(ループ(→の方向に一週))→(右)→(左)→(ループ)・・・の動きを繰り返す。

砂時計型の軸の部分を組み合わせた場合、(左)→(A折り返し)→(B折り返し)→(右)→(左)→(A折り返し:直前と逆回り)→(B折り返し:直前と逆回り)→(左)→(右)の動きをとる。

砂時計型の折り返し部分を組み合わせた場合、(左)→(A)→(B折り返し)→(A)→(C)→(B折り返し:直前と逆回り)→(C)→(右)→(左)・・・を繰り返す。
最終更新:2009年03月21日 21:46