百式(ひゃくしき)


MSN-00100 出力-1,850kW 総推力-74,800kg
Z計画の中で生まれた派生試作機で、傍流ながらガンダムの系譜。
名前には百年使えますようにとの開発者の願いが込められる。
大尉はハマーンシロッコに酷評され、満身創痍になり最後には大破した
MSN-01MSN-02MSN-03と酷似した型番だが別系列。

初期ステータス

チューンpt 29545 スラスター出力 61/80
HP 2300/3300 スラスター速度 42/70
実弾防御 10/28 レーダー性能 46/80
ビーム防御 8/25 バランサー 43/75
機動性 28/54 旋回速度 26/50

特殊事項
SPAタイプ 超射撃

兵装ステータス

威力・耐久 属性 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 ビームライフル 536/712/759 BEAM 35/45 4-5-6 18/70 15/57 19-24-30
主2 クレイバズーカ 668/839/880 SOLID 15/45 1-1-2 30/67 18/57 6-8-10
副 バルカン 28/35/36 SOLID - - 26/67 12/57 33-39-45
格 ビームサーベル 508/661/705 - 27/57 - - - -


機体特徴

エゥーゴ「アーガマ降下」クリア報酬。通称「エゥーゴの金色」

今作、上位機増加に伴なうインフレ是正により運動性能は抑えられたが、それでも高水準。
射撃の威力も総じて向上しており、前作より強化された機体の一つ。
内部露出の多いデザインからか、ビーム防御はガンダムよりも低い。
最もHPはケンプファーほどのハイリスク設定ではないので簡単に撃墜はされないだろう。
しかし被弾すると「ええぃ、打ち所が悪いとこんなものか!」状態になるので気をつけよう。

兵装はあくまでオーソドックス、運動性は高いが防御力が低く、シールドも装備していない。
玄人向けという訳でもないが、狙撃ゲーやファンネルゲーに飽きた方に是非使ってほしい。
MS本来の高機動戦の楽しさを思い出させてくれるかもしれない。

射撃

●主1 ビームライフル (MAX=759)
前作よりかなり威力がUPし、限界値はZの三号機よりも高い威力を誇る。
更に限界突破後はZガンダムのライフルより威力が高くなる。
その他の性能もビームライフルとしてはかなり優秀であり、射撃戦における本機の主力兵装。
チャージ射撃は狙撃ビームを1本。

●主2 クレイバズーカ (MAX=880)
ディジェの物ほど強化はされてないが、こちらも威力UP。
性能の高いバズーカなので、ビームライフルのリロード時のみならず状況に応じて撃ち分けていこう。
チャージ射撃は高威力の弾を1発。ただ散弾はしない。

●副 バルカン (MAX=36)
連邦系MSの定番。弾数・威力とも量産機の域を出ない。
瀕死の敵機の処理などに使えるので、あればあったで便利ではある。

格闘

●格 サーベル+蹴撃 (MAX=705)
Zガンダムに比べると正直残念な威力だが、驚異的な手数の多さがそれを補う。
サーベルから蹴撃に転じ、通常格闘はなんと7連撃。
ダッシュ&ジャンプ格闘は蹴り→蹴り→サーベルと3連撃。
チャージブースト格闘も蹴りで3連撃。

SPA

●メガバズーカランチャー超射撃
ZZガンダムのSPAと同じく、ケタ違いの威力だが方向修正が効かないので扱いづらい。
「あれに乗っている男のプレッシャーか。」
今作では微妙に射出時間が短くなった感じもする。
とはいえその威力は魅力なので、ZZガンダムのSPAの項目を参照して当て方を研究してみても良いだろう。

コラム エゥーゴの金色

機動戦士Zガンダムに登場する クワトロ大尉専用MS。

機体を覆うまばゆい金箔は、設定では対ビームコーティングのエマルジョン塗装なんたらで、幾分アンチビーム効果(旧設定では伊達な金プラスチックコーティング)があるらしいが、本ゲームにおいてはその特性は反映されておらずビーム防御値が低いのは残念である。運動性能は高いけど武装に関してはネモマラサイなどの量産機とさほど変わらなく、リックディアスの外装を百式並に薄くすれば同じような運動性を発揮するとも言われている。この凡庸機を駆使しながらティターンズやアクシズが繰り出す屈強なNT専用機に抗じえたのは、一年戦争期とはいえ、かってのエースであったシャアの卓越した操縦センスに寄るものが大きいのだろう。ZZガンダムの最終話でネェル・アーガマのMSデッキ内部に存在してたらしいが、その後、百年持ったかどうかはわからない。外観が珍しいので展示館で飾られて100年以上持った可能性もある。案外、時代から66年後のザンスカール帝国侵攻時代に登場したV2アサルトバスターの金色のアンチビーム素材は、この百式の金メッキを参考にしたのかもしれない。

いやぁ、ガンダムって奥が深いですねぇ

最終更新:2009年11月19日 06:39