先行量産型ジム 宇宙戦仕様


RGM-79[E] 本体重量-?t 頭頂高-18.0m 出力-?kW 総推力-?kg
地球連邦軍の先行試作量産型MSであり、RX-78-2ガンダムの実働データが入手できる以前に開発されたMSで、
地球連邦軍におけるMSの量産化計画では最初期に開発された。
RGM-79[G] 陸戦型ジムと基本設計を共有する宇宙用MSで、内装部品が異なる。
型式番号の末尾、Eに対する括弧[]の有無で物議を醸したことでも有名。

初期ステータス

チューンpt 6086 スラスター出力 14/20
HP 1200/2600 スラスター速度 26/47
実弾防御 8/21 レーダー性能 26/32
ビーム防御 6/19 バランサー 24/40
機動性 9/20 旋回速度 19/36

特殊事項
制限事項 宇宙専用
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 属性 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 ブルパップMG 66/73/99 SOLID - - 1/28 1/33 90-117-135
主2 ハイパーバズーカ 362/388/640 SOLID 4/11 1-1-2 1/16 1/18 5-6-10
副 頭部バルカン 21/23/36 SOLID - - 1/27 1/19 30-33-45
格 ビームサーベル 228/255/570 - 10/30 - - - -
シールド 297/837/2700 - - - - - -

機体特徴

先行量産型のジム。
もっと正しく説明するならばEがカッコつきな為、
バンダイのPCオンラインゲーム『ガンダムネットワークオペレーション2』に登場するMS(詳細は出自にて)。

今作が初登場の機体。
機体性能は後期量産型と比べ何ら遜色は無い。
が、武装がいただけない。ブルパップマシンガンにバズーカ。しかも限界突破後も控えめな威力。
量産ラインの試験機であるため、当然といえば当然なのだが…。
また、ジムタイプの例に漏れず機体が小柄で視界も見えやすく、首をキョロキョロ振る姿はとても可愛い。

SPAは少しだけびっくりする。でも弱い。

射撃

●主1 ブルパップマシンガン (MAX=99)
ブルパップとしては強力…なのだが。
バズーカのリロード待ちか。

●主2 ハイパーバズーカ (MAX=640)
この機体の切り札。低威力だが。
この機体を愛用したくなるころには限界突破しているはずなので、最大の威力で活用してほしい。
射撃戦では二連射程度では使い物にならない。
三段格闘の最後にチャージキャンセルして決めると上手に使える。

●副 ヘッドバルカン (MAX=36)
小威力で連射の効く弾をばら撒く。牽制や止めの削り、リロード時のお供などに活用。
決定打にはならないが、有効に活用できると隙を減らせる。
今作、マシンガン系の有効度が総じて高いため、メインのマシンガンと併せて馬鹿には出来ないかもしれない。

格闘

●ビームサーベル (MAX=570)
袈裟切り、返す刀で切り上げ(左下から右上)、突き。一般的な三段攻撃で、それ故にリズムに乗りやすく当てやすい。
もともと耐久力の頼りない機体なので無理は禁物だが、チャンスがあるなら狙ってみてもいい。
威力は低い。ジム最弱じゃないか。

SPA

●一斉射撃
弱い。効果時間が4秒程度と短い上に威力が低く、演習機体を2割削る程度。
さらに弾速が遅く誘導性能が皆無のため、至近距離でもないとほとんど当たらない。

モーションは、どこからか呼び出した先行量産型ボール6機とともにマシンガンを連射する。
この先行量産型ボールは一応ロックオン&撃破可能だが、ボール等のSPAと比べると
呼び出すボールの数が少ない上に持続時間が短いため、あっという間に消えてしまい盾にもならない。

視覚的なインパクトはあるが弱くて使い物にならないだろう。緊急回避専用か。
初見の対戦相手を少しびっくりさせる程度には面白いかもしれない。
せめてバズーカも連射に混ぜてくれれば…

出自・劇中での活躍

元々は、バンダイのプラモデル「ハイグレードモデル 1/144スケール RGM-79[G] ジム」(1996年6月発売)の解説書にて、
「宇宙用のEタイプと基本設計は同じだが、内装部品などは地上戦用にチューンされている。」
という記述によってその存在が示唆されていた。
その後、一部のアニメーション雑誌やアニメムック等において、
OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊』第1話登場の宇宙用ジムと同一の存在として紹介された。
この際にRGM-79EもしくはRGM-79[E]という型式番号が提示されている。

<型式番号のEと[E]』>
バンダイのPCゲーム『ガンダムネットワークオペレーション2』において、陸戦型ジムとほぼ同じ外見の「先行(試作)量産型ジム宇宙戦仕様」がRGM-79[E]として発表された現在では、
「陸戦型ジムと基本設計が同じEタイプ」と「08小隊版宇宙用ジム」は全く別の機種として解釈するのが妥当である、
といった意見がファン側から出ている。
(型式番号については「08小隊版宇宙用ジム」を『RGM-79E』という具合に末尾のEに括弧を付けないものにすることで差別を図ることが提案されている)
また「マスターグレード 1/100スケール ジム改スタンダードカラー」(2002年11月発売)などのプラモデル解説書でも、別の機種であるかのような紹介がされている。


最終更新:2008年09月13日 16:15