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巣篭そら


■性別
女性

■特殊能力名
アンチネオシオン

■特殊能力内容
[希望発動率100% 成功率100%]

紋様が,桜の花びらのように結晶体から浮かび上がり,翼が宿主の背中から展開する.桜色の光が辺りに乱れ散るとともに,空間は引き裂かれ,天空には闇夜が出現する.周囲の光は闇夜の中心へと誘われる.朔の夜を差し込む月の光と成したそれは,彼(か)の存在のみをほのかに照らし出し,その月夜の有効範囲内に絶対領域を生み
出す.
月明かりの下に桜吹雪の幻は映し出され,桜吹雪は月夜を彩る.
消えゆく花弁は積もり,重なり,花色の地平と漆黒の空は,延々と世界に広がっていく.


※情報が雑多ですが,基本的には周囲2マス全員体力3ダメージを,使いにくく,かつ範囲を制限したような感じとなります.それ以外の要素は基本的には形骸で,形だけで意味はないものと処理してください.



【効果】シンボル設置:
【範囲】周囲2マス全員(召喚自体は同マス,結晶体の出現範囲):
【時間】一瞬:
【制約】敵陣営の行動提出を原因とする死亡(状態異常:『分裂体』):
【制約】発動成功時に範囲内味方全員即死:
【調整】シークレット:
【調整】術者死亡時非解除:
【調整】凄惨な死:


自己分裂(※原理の詳細はキャラクター説明参照)し,それを目撃したものを皆殺しにする.そして同マスに「分裂体」を置いて,自身は戦場から離脱する.実験体は,分裂体(の中の幼生)を媒介して,分裂体のいる「マス空間」に解除コード「~*71*79*85*103*127*156*164*169*182*196*199*200*204*216*244*247*259*268*279*287*300*
305*324*326*328*342*345*347*348*350*351*358*361*364*391*404*411*416*420*438*442*451*506*510*557*568*615*618*640*644*649*650*651*657*659*660*665*669*672*684*687*688*689*694*695*716*718*732*738*792*821*828*833*861*869*877*890*913*921*923*939*942*977*1001*1008*1011*1029*1039*1094*1127*1323*1330*1347*13
78*1338*1389*1408*1444*1459*1497*1500*1506*1548*1549*1565*1601*1609*1651*1656*1659*1661*1664*1666*1669*1680*1685*1701*1724*1734*1749*1750*1764*1787*1788*~」を打ち込み,skybuildings(第三陣営(npc))を召喚する.skybuildingsは,対象に対して,(青白くほのかに輝く水晶のような生命体=緑血球―アーコサイト―=メ
フィストフェレス=)結晶体(α,β,γ....)を打ち込み,即座に永続戦線離脱する.
skybuildingsは,毎コンマ,パターン変化するコードを,一瞬で空間に直接打ち込まなければ,出現しないため,この能力以外で,出現することはない.
結晶体は,人類と同じように知能を発達させた生命体であり,かつて旧性人類の一部に宿り操って「天使」を名乗り,「永久氷土」と呼ばれる,彼らの活動の際に生じる負のエネルギー場を発生させて,旧性人類を滅ぼしたとされる.
結晶体は,ほとんどの新性人類に対して,まだ適応できておらず,データを対象に取り付く(瀕死の対象に留めを差す)と,彼らは事実上戦場からは永続的戦線離脱をし,最終的には死亡して砕け散る.
結晶体に寄生されたものは,基本的にはそのデータ採取のため,麻薬物質を体内に分泌される.それは対象をトリップ状態に陥らせるが,結果的に対象は能力を限界まで解放され,ある種の覚醒状態になる.


~Sky buildings~空に浮かぶ摩天楼~

   性別:無性
   所持武器:結晶体
   攻撃力:150
   防御力:150
   体力:150
   精神力:150
   時間の流れ:-570
   特殊能力名:アンチ=ネオシオン(段階2)

[発動率- 成功率-]
出現した「次のターン」に結晶体を7体召喚する.召喚位置は,周囲2マス内ランダム(独立試行).

   キャラクター説明

空高くに浮かぶ巨大建造物群.第二次世界大戦中,アメリカ軍によって初めてその存在が確認された.地球の周囲に広く分布し,大気圏外や衛星軌道上にも無数にその存在が確認されている.
その建築様式が,地球上に存在するどの建築様式とも完全には一致しないことから,さまざまな憶測を呼んでいる.
テレビ番組などでも取り上げられるが,一般的にはまだオカルトのレベルであり,話半分であることが多い.


結晶体(α,β,γ,δ,ε,ζ,η)

   性別:両性
   所持武器:シグナル・シナプス
   攻撃力:0
   防御力:15
   体力:15
   精神力:0
   人体適性:0
   特殊能力名:アンチ=ネオシオン(段階3)

[発動率- 成功率-]
結晶体それぞれが,同マスにいる敵1人に体力3ダメージを与える.
また一番近い敵ユニットを適当に追尾する.
移動力は通常キャラクターと同じ(2マス).

   キャラクター説明

skybuildingから飛来する未知の生命体.
構造としては単細胞生物に酷似しており,加えて内部に大核と小核を合わせ持つ.
外観は鉱物のようでありながら,海月や,烏賊のように,無数の「あし」を持つ.
原理は分かっていないが,空中を浮遊し,さらに非常に敏捷な動きをする.
また,内部に強力な発光器を持ち,辺り一面を照らし出すほどの冷色光や暖色光を放つ.
内部は幾層にも仕切られており,体外から取り込んだ血液は,ここを通る.そのとき外部からは「桜の花」の模様が浮かび上がっているように見える.
どこで思考をしているのかは判明していない.
幼生の段階と比べると,まるで違う生命体であり,幼生は多細胞であり,組織や器官,器官系などがあり,外見は緑色で不透明,脊椎があり,外骨格がなく,代わりに内骨格があることを除けば,ワラジムシと似たような様態をしている.
ただし,幼生は乾燥に非常に弱く,空気中ではすぐに死んでしまうため,体内に産みつけられる.
幼生は最終的には宿主の全神経と細胞融合と分裂を繰り返し,脳さえも取り込んで,宿主と精神を同化させる.
幼生は生体内で,蛹になり,また羽化する.
羽化後も,宿主が死なない限り,結晶体も基本的には残り続ける.
蛹というのも,普通によく見られるものとは異なり,宿主の身体そのものが繭のように働き,幼生は宿主の生体内でほとんどの細胞が死滅し,養分に変わる.また,蛹に入るころの状態になると,宿主のゲノムは本来のものとはかけ離れたものに変わっている(見た目はほとんど変わらないが).幼生を構成しているほとんどの細胞が養
分に変わった後,宿主の脊髄と融合していた幼生の細胞の一つが分裂を始め,器官(増殖器官.その他の細胞は,結晶体へ成長する)が形成される.そこで,雌細胞と雄細胞が形成され,雄細胞は雌細胞に取り込まれる形で融合する.雄細胞を取り込んだ雌細胞は,器官内部に次々に蓄えられる.やがて増殖器官は結晶体内部移動し,そ
こで,雌細胞は分裂を始める.細胞死や他の雌細胞との融合を繰り返しながら,一個の細胞に統一されていく.
細胞が統一されると,結晶体は宿主の体内に幼生を植え付け,宿主とは分離する.結晶体が分離すると,結晶体が関与していた脳機能は,特に記憶に大きな障害を来す.新たに植え付けられた幼生は,宿主の脳へ神経を伸ばし,障害をきたした細胞と融合して,その機能を補完し,修復する.
宿主と分離した結晶体は,その内部で新たな宿主となる個体を発生させ,その記憶を写し込む.
元々の肉体も,幼生によって,記憶の一部は修復されるが,これらを繰り返すうちに,その脳は補完不可能なまでに最期は破壊される上,異種間との融合が繰り返されるので,もはや全く別の生命体へと遺伝子構造が変化する.
一方,新たな個体は元々の肉体と同一の個体へと異常な速さで成長し,ある程度成長すると,結晶体の核が,その個体の中に移動した後に,結晶体はその個体を吐き出す.新個体の中に移動した核は,周りの細胞を取り込んで,元の結晶体へ復元する.結晶体は,体内で,発光器官へと変形する.
結晶体は非常に堅い構造をしており,電気刺激により,幾重にも重なる網目状の構造体が,互いにずれ込み,また延び縮みし,柔軟に体を変形させることを可能にしている.
生体内では,結晶体は扁平形となり,骨格に密着するように体内に収まっている.幼生の場合は,そこまではできず,内臓と内臓の隙間に入り込むように存在する.そのため,宿主の内臓は一般的な個体より小さくなる.その代わり,幼生が生体内で,その機能をカバーする.


■能力原理

青白く瞬く結晶体が飛来し,対象に取り憑き寄生する.
寄生した結晶体は,対象の動血管と融合し,自らを対象の循環系の中に加える.対象の心臓から送られる血液から,対象の生物学的な情報を解析し,さらには神経を伸ばして,対象の脳細胞と融合する.この神経は一方向への伝達しかできない.この神経は麻薬物質を分泌する.対象からデータを得ると,結晶体は双翼状に変形し,自
分そのものを一つの発光器官に変え,律動的に,1分間に八十回以上の速さで,強く発光(体内に取り込んだヘモグロビンによって光色は,結晶体の体色も影響して桜色へ変わる,取り込む血が赤でないなら,色は別の色になる)する,そして他の結晶体と共鳴しながら,司令器官へ変化した別の結晶体へと情報を伝達する.司令器官と
なる結晶体は,その場にいる結晶体の中からほとんど無作為で決定されるが,生物学的な優勢などもわずかに関わっている.
司令器官となった結晶体は,受け取った情報を解析し,イルミネーションのように最大七色の光を放ち,その解析した情報を生殖器官へと伝達する.生殖器官となれる結晶体は,先天的に決まっている.
司令器官は生殖器官に情報を伝達すると同時に,周囲の発光器官に対して,発生に必要とするエネルギーを生産するよう,命令を発する.
命令を受けた発光体は,空間からエネルギー(ある空間内において,ある物体が別の何かの状態へと進行するための「場」として消費されるエネルギー,力学とは異なった時間的エネルギーの存在を想定しており,人間において,それを捉える感覚には相対性とそれに伴う歪みが存在する)を奪い,光エネルギーと合成して,それを利用
可能な電気エネルギー(転送時に損失したエネルギーは光へ変わる)へと変換,司令器官へと転送する.エネルギーを奪われた空間内の時間は限りなく0へと近づく.さらに光を奪われたことで,発光器官と彼らからエネルギーを転送される司令器官とを直線で結んだ周囲を除き,空間は闇に飲まれる.
発光器官と司令器官は空間からの光の供給を失いながら,自らの生命を削って発光し,他の発光器官と共鳴して,エネルギーの生成とその転送効率を高める.
そして,内部のエネルギーを使い切ると,結晶体は宿主と共に砕け散り,その破片を周囲に散らす.

■キャラクター説明
解釈?「神話篇」


永久氷土と呼ばれる,決して融けることのない氷の上に造られた,巨大高層建造物群を操作し,支配する少女.
永久氷土とは,旧性人類「アダム」と呼ばれる,現人類とは比べものにならないほど進んだ科学力を有する存在がまだ地球上にいた頃,彼ら,旧性人類は,地球環境を支配し,生態系を破壊し,あらゆる生命を搾取していた.自らの科学力の強大さに驕り高ぶっていた彼らは,「神」と自らを呼び,その勢力圏を太陽系全体へ広げよう
としていた.そんな彼らを見てきた,ある種の異次元生物らは,その愚かしさを見て嘆き悲しみ,「天使」と名乗り彼らの前に現れた.そして,彼らの想像を絶する能力で,彼らの文明を焼き払い,彼らを駆逐していった.旧性人類は追い詰められ,太陽系の外へと逃げ,地球ごと天使らを滅ぼそうとした.しかし,天使らはそんな彼
らを包み込んで,この地球まるごとリセットを図った.
それに伴い,時間が極限まで遅延し,その影響下にある空間は凍ったかのように固まる現象が起こった(現在では,その影響下にある空間は,外から見ると氷に包まれたように見える,そのため「絶対零度または~Time-freeze~」と二つの名で呼ばれる)この現象が地球上のあちこちで発生するようになった.
地球から逃げようとしていた残りの旧性人類らも,一瞬で飲み込まれ,地球の表面積の半分以上が凍結した.そして,地球上から「最後の1人」を残して,すべてこの氷土に飲み込まれ,旧性人類の歴史はそれ以降ずっと停止したまま.また,そのときの影響で地球上の他の生物種の大半も,彼らとともに凍りつき,地球上から消える
ことになった.
その後何らかの要因で,永久氷土は地下深く,または大気圏に上昇し,過去に栄えた人類の痕跡をたどるすべは地球上からはなくなった,と言われている.


それから後に,進化の過程で新性人類(現人類「カイン」)が生まれ,再び空へと進出したとき,スカイビルディングスと呼ばれる建造物群を,世界各地のパイロットたちが目撃するようになった.
その浮遊する巨大建造物群は,その形も規模も,目撃者によって証言が変わっており,今もなお,深い謎に包まれている.また,調査に向かった機体の多くが,行方不明となっていることについても,この建造物群の神秘性を強める要因となっている.

各地の"sky-buildings"の周囲には,時間の停止した領域があり,それが永久氷土と現在は呼ばれている.その形状はクリスタルに酷似しており,そのため境界線を肉眼では捉えるのは難しい.
しかし,肉眼でその内部を確認できることから,領域内の時間は完全に停止しているわけではなく,その流れが非常に緩慢なだけであるとも考えられており,領域の境界面に映っている景色が,想像を絶するはるか過去からそこに存在し,それが今に映し出されているのではないかと,現在も考察が進められている.
満月とともに表面が一時的に融解する性質があることが分かっているが,内部への侵入が行われたという発表は公式にはない.
また,旧性人類がいた時代においては,この領域は暗黒であったとするのが定説である.どれほど経過時間に差があるのかについては,旧性人類の存在した時代から,現在までで,ある程度は計算可能とされるが,旧性人類が存在した時代が正確にわかってはおらず,さらに,どの国の研究機関においても,旧性人類の条項は,トップ
シークレットであるため,一部の研究者から存在が匂わせているのみで,文献など,資料はほとんど公表されていない.そのため,sky-buildingsの研究者の中には,その存在を疑問視する声も多い(旧性人類の存在を主張する一般の"自称専門家"の中には,旧性人類はビッグバン以前に存在していた,と主張しているものも
いるが,多くの研究者は相手にしていない).
ロシアのある文豪のものとされる,現代新たに見つかった最後の手記において,結晶体と考えられる「ある生命体」の存在がほのめかされており,その中ではゲーテの『ファウスト』にちなんで「メフィスト・フェレス」と彼らは表現されている.これは現代における結晶体組織の人体への移植実験を予見し,また警鐘を鳴らしたもの
ではないか,と根拠のない憶測が飛び交っている.
また日本のある科学者は,結晶体を『アーコサイト』と名付け,別の学者が『緑血球』と解釈した.前者は,また,結晶体が人体にとりつく一連の現象を『ニューロ・コイタル』と呼んだ.




解釈?「巣籠そら篇」

「そら」は,親に天文学者の父と,空軍パイロット(下記に同じく,日本は正式な軍隊を保有)の母を持つ少女であり,親子別姓(1991年11月28日の段階で,日本の法律上,認められているものとする)であり,父は名字を巣籠と書く.
母が訓練中に行方不明となり,それから数年後に,父が国に(黒服に)連れて行かれ,父までもそのまま失踪,また,さらに数曰後に,そら自身が軍の研究機関に連れて行かれる.そして,軍がある事件を介して偶然手に入れた「結晶体と呼ばれる生命体の内部組織」の移植実験の被験者にされる.彼女が被験対象に選ばれたのは遺伝学
的な理由が関係していると言われる.
そらの父は,天文学者であったが,過去,空軍に籍を持っていたパイロットでもあり,そらの母とはそこで知り合った.
日本政府が,skybuildingsを捉えた最初の事件である有森事件(1997年:そらの母が率いる小隊が,訓練中に突如,通信が途絶え,そのまま行方不明となった事件.その1年後に,行方不明となったはずのパイロット(パラシュートを開いた状態)とともに,炎上した機体が町に降り注ぎ,近隣の住民に多数の死傷者を出した(第二次-),
奇跡的に生存していたパイロットたちは,意識不明に陥り,すぐさま搬送されたが,まもなく呼吸が停止,そのまま亡くなっている.公式発表では,そらの母と彼女の搭乗していた機体は見つかっていない)


解釈?「結晶体篇」

結晶体は旧性人類に対して,特に適応したため,新性人類に対しては適性を持たない.旧性人類に対して新性人類は,その精神構造がいかれているために,多くの結晶体は,新性人類と同化(=共生≠能力「アンチ=ネオシオン」≒寄生)できない.無理に共生すると,結晶体は精神が汚染され,自壊(ひびが入る)し,発狂し,砕け散る.
旧性人類は新性人類や他の動物種に対して,寿命が非常に長く,また死ににくく,さらに自ら炭水化物を生産する能力を持っていたために,非常に大らかな精神構造を持っていた(しかし,一方で,他の動物種とのあまりの差異故に,自らを「神(超越種)」と名乗るようになっていたと言われる).
一方,結晶体の精神構造自体は,あまり新性人類と変わらない.しかし,変わらないが故に,結晶体が「双方向の神経」を伸ばした際には,干渉する側の結晶体の方に重い負担がかかり,人の精神に飲まれ安くなり,加えて低次元なものに比べその処理が容易でないと考えられる.
結晶体に同化されると,強制的に,一度分裂させられ,同化された個体は生殖能力を失う.オリジナルの肉体に対して,分裂した肉体(以降,分裂体)には結晶体の幼生(全長20?ほどの青みがかったエメラルドグリーンの陸上の節足動物のような外観)が宿り,幼生は成体になるまで,その分裂体と同化し,そして最終的にはその精神
を乗っ取るとされる.
軍の実験によって結晶体がそらに埋め込まれたとき,オリジナルのそら(このそらを特に実験体と呼んでいる,また戦闘に参加するのはこちら)から分裂した分裂体のうち1体(以降,SS1などに登場する「そら」は基本的にはこれを指す)は,精神が幼生と同化する前に,幼生を摘出し,軍の実験を受ける前のそらの人格を移植した(記憶
を操作し,人体実験の記憶を忘れさせるため)ため,実験によって,ヒトでなくなった実験体(そら)の代わりに,学校へ通っている.
一方,実験体は,そら(分裂体)とは違い,軍による洗脳を施された状態におかれた(同化した結晶体は,宿主の精神を破壊するものと,仮説づけられた.公にはその方が都合がいいので,軍によって洗脳を施されたのは,実験体の精神ではなく,結晶体の精神に対してだと,機関は説明している).

実験体は,そらの父が管轄する施設において,研究されており,結晶体と同化したものは,最初の分裂から,以降6ヶ月から12ヶ月に2~3体に分裂(これら分裂により生じた個体を娘個体とする)し,若返りをはかる.そのため,そのうちの古い方(母個体と呼ぶ)(古いとは言っても,それは共生している結晶体のことであり,宿っ
ている肉体を構成する細胞はこちらの方が若い.そのため,宿主の本当の記憶は,分裂体の方に残っているとされていたが,研究を進める過程で多く矛盾が出ている)は廃棄処分されるか(オリジナルである第1世代の母個体(=実験体)は,軍が保管),他の研究期間に渡される.
結晶体の幼生を除去された娘個体は,以降,普通に歳を重ねるようになるが,寄生されていた日数に比例して,幼生を抜かれた個体の寿命は極端に短くなる.理由としては,幼生の発する何らかの因子が,人体の幼生に対する依存度を高めているものと思われる.
幼生は六ヶ月ほどで,成体になり,宿主を分裂させる.
分裂を繰り返すたびに,分かれた娘個体には老いが蓄積され劣化していく.
幼生はデータバンクとして機能し,宿主に必要な記憶を提供する.また,宿主が得た記憶を蓄積し,他の仲間とネットワークを形成する.
幼生には記憶の完全なバックアップ能力がなく,成体になるまで,宿主は記憶を幼生から,引き出していかなければならないためが失われた状態になる.幼生は,人でいえば胎児と等しい状態のため,体外では生きられない.

解釈?「転機篇」

元の生活に戻されたそら(分裂体)は,軍にさらわれたときの記憶もなく,何の問題もなく父と二人で暮らしている.
好きなテレビ番組は,「動物大百科」と「ふしぎ天体」
公立の普通の学校に通っている.
部活はバドミントン部.
好きな食べ物は,カレーに,購買のアイスクリームパン.



その後,実験体の方は,何らかの理由で,洗脳が解け,さらには軍の施設を破壊し,逃亡.30分後に施設内で発見され射殺(生命維持装置に繋がれ,後に蘇生).

また,混乱に乗じて,廃棄が決まっていた3体の分裂体ら(第四-02号~実験体から分裂した四体目の娘個体を母個体とする,整理番号02の娘個体~から分裂した第7~9世代の娘個体ら.分裂速度が不定期かつ,鼠算のように増えるので,研究に不必要な個体は,殺処分される.そのため,廃棄決定される個体には,番号はつかない)
が逃げ出し,施設から脱走.
その後,うち1体はそらの父に接触を試み,その場で処分.
さらにもう1体は,数日後,直接「そら」にコンタクトを取ろうと,学校施設に忍び込もうとしたところを,そらの父に命じられて,その場に待ちかまえていた,斎藤はなに捕縛され,施設内にて処分.なぜ,彼らがこのような行動をとったのかは不明.幼生を介して母個体の記憶を受け継ぐのでは,という意見もあったが,都合が悪
いため否定される.
残り1体の行方は分かっておらず,軍は回収に急いでいる.

結晶体は脊髄から,人間の神経に介入し,さらには脳全体に支配を及ぼす.
結晶体は,skybuildingsと交信する際,自身の体を展開し,外気に触れている部分を翼のように変形する.
この翼はアンテナのような役割を果たしているのではないかとされる.
また,結晶体(または,その共生者)に対してストレスを与えた際にも,この翼は展開し,さらに細かく振動する.
また,これを切除しようとすると,激しく抵抗し,無理に切除すると感情表現に対して重度の障害が現れる.
翼は,分裂や,個体間のコミュニケーション(?)のときにも展開する.そのときは,翼を立てて,それを互いに寄せ合う.翼は一定のパターンで,オーロラのように光る.
共生している結晶体はそれらの行動の目的に対して,明確な答えをしない(研究員の中には,彼らは機械的な存在ではないか,とするものも,わずかにいるが,現段階では生命体として扱われている)


実験体は,騒動の最中に,廃棄が決まっていた3体の分裂体のうち1体と入れ替わり,脱走に成功する.軍はこれに気づくが,実験体のロストは,軍の進退にかかわるような重大な失態であるため隠蔽される.
実験体は,そらの人格を未だに有しているのではないか,と指摘されており,そのことが問題視されていることに加え,このことまでもが露見すれば,他研究機関に対するアドバンテージまで失うことにもなりかねない,最悪,他国の機関に逃亡した「実験体」を奪われる恐れもある.
実験体(そら)は世界でも数少ない貴重な完全な適合例であり,さらにこれらの実験体は分裂体が結晶生物の幼生によって命を削り取られるのに対して,完全な適合体は,そのようなリスクを負わず,また体組織や遺伝子の変化が漸進的であるため,観察に適している(分裂体と親個体の間の遺伝子は,体組織などが近縁種同士ほどに異
なっている,また,分裂体はそれ以上遺伝子や体組織に変化が見られず,寿命もごく短い).

基礎からわかるキャラクター説明!


大宇宙 そら(実験体)

■性別:両性 ■所持武器:結晶生命体:クリスタルの内翼(氷の翼)
■攻撃力:15
■防御力:0
■体力:2
■精神力:0
■適合能力:13
(省略)
■キャラクター説明
skybuildingsの内部で暮らす少女.移植された結晶体により永久氷土の影響を受けない.
日本が所有していた唯一の結晶体適合者.彼女だけが唯一,同時に複数の結晶体を用いた移植実験が行われており,さらに,それに生きたまま成功している世界的に珍しい例となっている.この実験の成功により,気を大きくした軍は,さらに結晶体組織を移植しようと計画したが,非人道的かつ無意味として,外国から非難され,四
体目と五体目を移植する実験は政府と話し合いの末,結果的に中止された.
そらは,三体の結晶体(幼生)組織を移植されたことで,通常とは異なり,結晶体(人体に移植された結晶体組織は,器官を形成する.このような状態になった結晶体を発光器官と呼ぶ)が活性化している時には,背中から6枚2対の翼が展開する.
欧米などの他の適合者は,国からある程度人格を尊重され,適合者本人の承諾がない限りは,普通1人の人間に対して2体以上の結晶体の移植実験は行われない.
実験体(外国では適合者と呼ばれる)は,分裂体とは違い,組織のみを用いるため,その精神は結晶体に侵されないとされている.
そらは,この実験により,意識不明にまで陥り,一時は生命維持装置などに繋がなければ,危険な状態(結晶体の各組織片が,それぞればらばらに自律神経や脳と融合し,体のリズムがめちゃくちゃに狂わされている状態)にまでなっていた,その後,結晶体組織がうまく体に適合できたため,意識を回復した.しかし,人格に問題が発
生したとして,「矯正」された.そのことでも,外国から疑問の声があがっている.
そらは,自身――つまり「そら」の精神は――死んでしまっており,私はそらではないと感じている.
そらは,欧米の他の適合者とは違い(欧米などの他の適合者は,事情を説明して,自ら進んで実験に協力している),実験目的や,実験結果を知らされていないため,感覚的に結晶体や自身への影響についてを捉えている.
そのため,主観的に,父たちや,実験を施した人間たちを見ており,強い憎悪を抱いている.
三体も結晶体が埋め込まれたため,外見上は人間だが,結晶体とほとんど変わらない存在と化しており,彼らと意志疎通がある程度可能になっている(ただし,多くの結晶体は,「音声」で会話できるものもいるが,基本的に「音声」ではなく,「光」によって会話するため,元が人間であるそらには完全には,理解できず,ごく簡単
な信号を読み取ることしかできないが).ゆえに,skybuildingsと,融合している結晶体に働きかけ,それを操作することができる.(そのときに,分裂体の位置を座標として示す)


巣籠 弥(すごもり-わたる)

   性別:男性
   所持武器:コルトパイソン
   攻撃力:11
   防御力:8
   体力:10
   精神力:1
   キャラクター説明

そらのパパ.
大学で天文学の研究をしていたが,後に軍に入隊.結婚後,大学に戻る.
妻をある事件で亡くし,真相を独自に究明していたが,機関にばれて,拘束される.
その際,娘を軍の研究に提供するよう求められ,初めは拒否するが,その最中に娘が通学途中に倒れたことを知らされ,さらに,彼女が成人する前に亡くなる可能性が高いことを知らされる.
軍の研究内容を知らされる.軍のその研究に娘を差し出せば,それは結果として娘を助けることになると,突きつけられる.彼は妻の墓の前で苦悩した末,自分もその研究に参加することを条件に,娘を差し出した.



斎藤 栄志(さいとう-えいし)

   性別:男性
   所持武器:真っ赤なスポーツカー
   攻撃力:10
   防御力:7
   体力:10
   精神力:3
   キャラクター説明

そらのパパの部下.
実験体の回収を命じられる.好きな食べ物はカツカレー(「勝」という言葉が好きだから).生真面目な性格で,良くも悪くも厳格な軍人.
29歳独身,なんだかんだで面倒見がよく苦労人.
二枚目だが,女性の気持ちが分からない典型的な古風な気質.
ちなみにロリコンではない.


高橋 伸太郎(たかはし-しんたろう)

   性別:男性
   所持武器:スケジュール帳
   攻撃力:8
   防御力:7
   体力:10
   精神力:5
   キャラクター説明

そらのパパの部下.
実験体の回収を命じられる.
好きな女性のタイプは,浮気しても,ふくれっ面で「許さないもん」と言いながら,いつも許してくれるような女性.
斎藤とは正反対な性格で,仕事とプライベートは割り切る.その面ではある意味,斎藤よりも非情に徹する.
よく頬に紅葉をつけてくることから,みんなからは「紅葉(野郎/の人)」の愛称で親しまれている.
元は技術系.
割と腹黒い.


品川 稜(しなかわ-りょう)

   性別:女性
   所持武器:モデルガン
   攻撃力:7
   防御力:6
   体力:7
   精神力:5
   FS:5
   キャラクター説明

そらの親友.
父はそらのパパの同期(現,上官)であり,家族ぐるみの付き合いをしている.
恋多き女の子だが,恋愛に関しては非常に奥手なため,実ることはない.また,テレビのメロドラマに涙し,特に失恋ものでは「もう二度と恋なんかしない」と感情移入して誓うが,次の日には苦悩する.
悪い虫がつくことを心配した父が訓練(?)し,緊張したり,感極まると男性の顔面に拳を叩き込む癖がつけられた.
父の影響からか,夢は空軍パイロット.そのためかどうだか,父の訓練以前に幼い頃からずっと武芸に日々勤しんでいる.あまりに強く,ある程度の正義感も備わっているので男子からは「ヤワラ(「ちゃん」をつけない)」と呼ばれている.
本人は柔道はたしなむ程度(と言っても段はとれるレベルだが)なので,それを言われると怒る.


山中 鏡子(やまなか-きょうこ)

   性別:女性
   所持武器:おしゃれ眼鏡
   攻撃力:3
   防御力:3
   体力:4
   精神力:2
   FS:眼鏡力:18
   特殊能力名:天文対話

[発動率88% 成功率100%]
効果:シークレット解除:30
範囲:隣接4マス前方1人:*2.5
時間:一瞬:*1
制約:なし:10
調整:シークレット:-10

   キャラクター説明

そらのもう一人の親友.
一見,大人しそうな,割とごくふつうな女の子.しかし,それは世を忍ぶ仮の姿(本人談).見た目に反して,運動神経は良い.また,占いも得意らしい.眼鏡パワーという謎(?)の力を眼鏡に宿していると噂されている.その眼鏡力は,国家機密すら容易に暴くと言われ,計り知れないほどのメガネキャラ補正を秘めている.
彼女のメガネが光るとき,周囲のものは戦慄せずにはいられない.
また肝心な出来事の際には,いつもいない.
同姓同名の姉である鏡子は希望崎学園という,私立の学校に通っている.両親ともに『鏡子先生』には大変お世話になり,尊敬しているらしく,改名し両親ともども「鏡子」を名乗っている.
「鏡産主義」を掲げて,鏡子という名前を地域から世界全体へ広げようと画策し,手始めに 近隣住民から改名させ,自らの名字も「鏡子」にしようとしたが,「死ね」という投書とダイナマイトが送りつけられ,両親はその爆発に巻き込まれ(そのこと自体には何の意味もなかった),全壊した家を捨てて寄付として強引に取り立てた
金で,豪邸へ引っ越す途中に,近隣住民から襲われ,手加減なしで本気で撃退してしまった結果,住民に死傷者を出し,彼らの看病のために彼女の両親らはお互いでお互いの足を叩き折り,共に生存者と入院している.足は完全に折れているが,彼らは普通に歩いている.彼らはその理由を,「あなたへの愛ゆえに」としている.また
,自らが殺したものたちについても「降り注がれた愛によって,彼の御霊は(地上という)牢獄から解き放たれたのでしょう」と語っている.
しかし,彼女の両親たちは心の底からの善意で動いており,鏡子という名前に改名させることは愛に溢れた行為であると,常人には理解できない実感をもって,その考えを信仰している.

カジマジ

   性別:両性
   所持武器:シグナル・シナプス
   攻撃力:0
   防御力:20
   体力:10
   精神力:0
   特殊能力名:ニューロ・コイタル

[発動率80% 成功率100%]
効果:発動率40%アップ:1.5*40
範囲:同マス1人:*1
時間:1ターン:*1
制約:自分死亡:50
調整:術者死亡時非解除:-10

   キャラクター説明

修学旅行で京都の寺に行った際,そら(分裂体)と友人たちの前に現れた,正体不明の結晶体.
音声により会話できるが,口が悪い上に,必ず言葉尻に暴言をつけ,さらには,文句を言うときには,ぺらぺらぺらぺら理屈を述べる.
自称は「カジマジ」.
この星の観測者から分かれた一部分だとか,初めはよく分からないことを言っていた.しかし,品がないので,そらをはじめ誰も信じていない(観測者側から,プロテクトされているために,重要なことは何もアウトプットできないとカジマジ自身は述べている).
本人(?)曰わく「品がないのは,おまえらに合わせてるだけだトンマ」.
とりあえず,文化祭の演劇で,イルミネーションとして大活躍した.
なんだかんだ文句を言いながら,一度引き受けると,最後まで真面目にしてしまう.本人は,それを「修正すべき欠陥」と言うが,そらたちは,そのままでいいと思っている.愛称はカージー.

たまに,謎の少女と交信していることがある.


斎藤 夏希(さいとう-なつき)

   性別:女性
   所持武器:医療器具
   攻撃力:8
   防御力:5
   体力:7
   精神力:5
   FS:5
   キャラクター説明

斎藤栄志の姉.
そらの通う学校の学校医兼カウンセラー.
暇なのか,毎日学校に現れており,校長室にもよく訪れる.生徒たちにも人気で,よく知られている.漫画的な,綺麗な女医さん.保健室の芭戸先生と対立している.なぜか女子生徒からの人気の方が強い.好きな食べ物はカツどん.兄とは違い,物事に対しては柔軟で,融通が効く方だが,整理整頓ができないなど,生活はだらしな
い.本人は父に似たと言っている.
ちなみに男っ気は薄く,三十の大台が見えてきたため,そのことに関して,ピリピリしている.

斎藤 華(さいとう-はな)

   性別:女性
   所持武器:サバイバルナイフ
   攻撃力:10
   防御力:7
   体力:10
   精神力:3
   キャラクター説明

そら(分裂体)のクラスに入ってきた転入生.
逃亡した実験体がそら(分裂体)に対して接触を試みようとするのを牽制するために,軍の要請により岩戸機関(日本政府直轄の諜報機関)から,送り込まれた少女.
戸籍上は斎藤家の末妹と言うことになっているが,血は繋がっていない.
幼い頃から諜報員としての訓練を積み,また軍人としての訓練も受けているため,何事もそつなくこなせる.そらに誘われて,「009(高速移動能力を持った中国の秘密諜報員が,世界各国の犯罪を未然に阻止する,超ハイスペクタクルSFアクションハードボイルド映画の世界的ヒット作.華たちが見に言ったのは,第十作目,『0
09~ダイヤモンドアイ~(009が,高速移動能力を駆使して秘密結社による,人類セーラー服化計画の要となる,マリアの真珠と呼ばれる"何か"を,その秘密結社よりも早く奪取するという話.前半の30分が,009と,敵の秘密結社の女幹部,テキーラ(Mr.ゼロの元彼女,ゼロが結社の真の思惑を知り,結社が彼女を
利用しようと(テキーラこそが,マリアの涙)していることに気づいて,彼女を守るために,ゼロは結社を抜けた.しかし,結社を抜けた理由を,彼女にゼロは知らせなかったため,別れることになった.話があるといって,ゼロを装うことで,009は彼女と会うことができた.)との濡れ場(回想."マリアの涙"とはどれほ
どのものかを探るため,0
09と女幹部との巧みなやりとりが展開されている.物語のラストシーンでは,その女幹部と009との熱いキスで幕が閉じられる)であったことが問題視された,結局,年齢制限は設けられなかったが,前半30分はカットされ,日本の人気俳優,滝弘(この映画にも出演しており,彼が演じるMr.0が結社を抜けて,彼らの恐るべき
計画をリークするところから,中盤以降の話が始まる.ラスト,009をかばって死ぬ.実は生きていたという設定で,再登場することがお馴染みになっている.再登場するときのお馴染みのセリフは,「ゼロ! (まだ)生きていたのか!」「心の傷が癒えるまで身を隠していたのさ!(仏道修行に励んでいたのさ!)」.三作目と四作
目,七,八と,続けて登場しており,ファンの間では,十一作目にも登場するのではないかと,期待されている)が,代わりに前半30分のあらすじを語っている.しかし,配給会社の努力も空しく日本では成績はふるわなかった)』.)」という映画を見に行ったとき,荒唐無稽であると感じているが,そう荒唐無稽でもない.
プロ意識が非常に高く,いついかなる時も,本当の感情を表に見せることはなく,冷静沈着.
同居している斎藤栄志に対しては,彼が成り上がりの軍人であること,また,自身が特殊な訓練を受けてきたことから,格は自分の方が上だと認識している.そのため,当然のように彼を下に見た言葉遣いをするが,栄志曰わく「ガキは大人を敬え」と一蹴されている.そのことを,腹正しく思いながらも,(大人と子どもの体格さや
,)一応は仕事なので社交の意味で屈託なく微笑んでみせ,素直に従うように見せかける.
ただし,プロの駒としてや前線での作戦立案能力などに関しては,栄志に対して一定の評価を下してはいる.
それでもやはり気に入らないのか,洗濯当番のときは,彼の下着は自分のと一緒に洗わなかったり,食事当番のときには,彼の分にはわざと賞味期限がとっくに過ぎた材料を使っている.
本人曰わく,本当なら下剤の一つも仕込みたいが,いざという時,支障を来すとダメなので,嫌がらせにしても,あまりムチャはできないらしい.
異性への興味が非常に薄く,また,密かにそら(分裂体)に惹かれていっており,自身の感情を否定しながらも,苦悩している.(そら以外への同性はもちろん異性に対しても同様に興味は示していない)
学校ではそら以外の人間とは交友関係が薄い.


巣籠そら(分裂体)

   性別:無性
   攻撃力:3
   防御力:3
   体力:4
   精神力:3
   FS:シンパシー:17
   キャラクター説明


極普通の女の子.
生活に支障はない程度だが,幼い頃の記憶,特に取り留めもないような記憶の一部分が,ところどころ抜けている.
山中鏡子の占いによると秩序/宇宙/コスモ(-[すごもり])を司るとか,司らないとか.
修学旅行の際に,友人らと「カジマジ」と名乗る結晶生物と出会ったことを契機に,おかしな出来事に巻き込まれていく.

関係組織

【百色会(はくしかい)】
希望崎学園の生徒を中心に組織された過激派の学生運動グループ.
構成員は希望崎学園のみならず幅広く,そらの学校にも隠れシンパがいる.
彼らの主張はもっぱら正当性を持ち合わせている上,基本的に言論が過激なのであって実力でものをいわせることはない.しかし,彼ら(魔人)への深い偏見によって,自警団などの市民団体は彼らやその関係者に対して過激な行動にでており,政府も彼らへの弾圧を強めているため,百色会の中には実力行使(テロ活動)を行うものも現
れてきており,自体を一層悪くしている.
百色会の左派グループは全国のテロリストと屈託し,そらたちの学校など全国の公立学校をいっせいに占拠し,政府に不当な弾圧をやめ,自分らの要求を受け入れるように求めるが,戒厳令が出され,魔人部隊までもが動員されたことにより,わずか半日で制圧される(後に右派の幹部数名が逮捕されるが,釈放――市民団体により関係
者ともども粛正される――百色会の中の左派の勢いがさらに高まる),それが結果的に市民団体の結束までも促し,全国規模の魔人狩ブームに発展した.


【市民の市民による市民のための力】

魔人排斥運動を行う自警団の一つ.「私たち『市民に』ご協力を」,と言いように都合よく略す.
あまりに過激な取締りのため,彼らの中から逮捕者もでている.
元々は,それほど過激な集団ではなかったが,組織内の穏健派を追放してきた結果,今の形になった.
実はそのバックには巨大な魔人組織の影があるが,感情に狂った彼らにはもうなにも見えない.市民の安全を謳いながら,市民を脅かし,彼らによって魔人ではないにも関わらず,非協力的であることを理由に,魔人であるとされて,処刑されたものも出ている.


【さくらの団】

二十から三十代の若者を中心とした,地域活性化を目的としたボランティア団体.
町内のビンゴゲームを企画したり,有名なアーティストを呼ぶなど,地域を盛り上げていた.
特に,町内の商店街の人たちと協力して催したさくらの祭は,予想を超えて大賑わいし,第2回も企画されていた.
さくらの祭で,特に賑わったのは,マジックショーで,魔人たちを招いて「マジック」と称して「一発芸」をステージの上をしてもらうのが大変好評だった.


そら(分裂体)SS1「パパ」

近頃,おかしな夢を見る.ちょっとずつ夢は変わっていっているけど,おんなじ夢.
東町の体育館への道に聳える鉄塔のてっぺんに,わたしは立っていて,そこから寂しげな目で町を見下ろしている.




朝起きたときには,もうパパは仕事に行ってしまう.私が学校へ行く支度をする頃,ちょうどお手伝いの神永さんが,ゴミ出しから帰ってくる.
「おはようございます」
神永さんは,私の朝食をテーブルに並べていた.
「おはよう」
神永さんはそう挨拶を返しながら,私にメモを渡した.
「お父さんからだよ」
「もう,いいって言ったのに」
私はメモに目を通さないで,制服のポケットにそれを突っ込んだ.
「愛されてるってことじゃないか」
「うん……けど,ちょっと大げさかな」
神永さんは私の気も知らないで,微笑んでいた.


「もういいです」
家の前に止まっている車に近寄り,そこから顔を出している運転手にそう告げ,歩き出す.
「おい,待ちなって」
運転手の斉藤さんは,慌てて車からおりて,追いかけ,私の肩をつかむ.
「君の父親に昨日はきつく言われたんだよ,頼むから」
「……斉藤さん,それ私服ですよね.私が言うのも何ですが,こんなアルバイトみたいな仕事じゃなくて,もっとちゃんとした仕事を探した方がいいと思います.私はもう大丈夫ですから,学校に行くのに,そんな車で送ってもらう必要はないんです」
「…………ま,まあまあ.世の中こう物騒だろ.一昨日も事件があったって言うしな」
……私は周りをキョロキョロ見渡した.
斉藤さんもつられてキョロキョロ見る.
犬を連れて散歩をしているおばさんが,訝しげに斉藤さんを見ていた.
「もう,行きますね」
私はそう告げ,斉藤さんに背を向けた.
そのとき,後方から斉藤さんとは違う声がした.
「ついでだから,一緒に行かない?」
私と同じ制服だったけど,見たことのない女の子だった.
「ま,まるはちなな……! おまえもう学校に行ったんじゃ」
斉藤さんは狼狽しながら,その少女を見た.
「頼りないからきてみたの.予定とは違うけど,修正範囲内」 
二人は訳の分からない会話をしていた.
「あの,何の話ですか?」
「昨日のゲームの話よ.」 女の子が言った.
「私たち兄妹だから一緒に住んでいるの」
「斉藤さん,妹さんもいたんですか?」
「あ,ああ」
斉藤さんは苦々しく頷く.
「私,はなって言うの.今日から私もあなたと同じ学校へ行くのだけど,この町にはまだきて間もないから,良かったら案内してくれる?」
「そうなんだ,私でよかったらいいよ」
「ありがとう」
斉藤さんは,はなちゃんの後頭部をじっと睨んだ.
視線を感じたのか,はなちゃんは斉藤さんの方を向いた.
斉藤さんはぞっとしたように青ざめ,「エリザベート」と絶叫した.そして,自分の真っ赤なスポーツカーに駆け寄ると,ゴム手袋をはめ,その周りを調べ始めた.
斉藤さんに注がれる周囲の視線.
「行こう」
はなちゃんはそう言ってわたしの手を引いた.
振り返ると,知らないおばさんが不安げな面もちで誰かに電話していた.


【夕方】


「ただいまー」
家に帰るとパパがもう帰ってきていた.
居間のテレビでは,二人組の男が,何事か絶叫している.
「おっ,また,出てるのか」
テレビを覗き込み,パパは言った.
「何が?」
カバンをソファーに置き言う.
「ほら,四年前ママの墓参りで,帰りに二人で見に行っただろ?」
「そんなことあったけ」
「上野のテーマパークで見たろ?」
首を傾げる.パパは悲痛な面もちで私を見る.なんだか気味が悪かった.
「ゆっくり,ゆっくりと思い出せばいい……ゆっくりでいいんだ……」
パパはぶつぶつと呟きながら,両手に顔をうずめていた.
仕事が大変でストレスが溜まっているのか,近頃なんだかパパは怖い.
「私,ごはん作るね」
そう告げて,私はキッチンを向いた.
パパはぼそりと何かを言った.


そら(実験体)SS2「お父さん」


私を見る父の表情は辛そうだった.
父はぎゅっと拳を握りしめ,私に謝罪を述べた.
その言葉の真意も知らないそのころの私は,甲斐甲斐しく,首を振って父の手を包んだのだ.
「私は大丈夫だよ」
父はうつむき,嗚咽をこらえていた.
看護士さんとお医者さんが入ってきて,私の診察をする.
父はぽろぽろと涙をこぼし,私はなんとなく,自分の様態があまりよくないことを悟った.
母がいなくなった後,父は弱くなった.おじさん(父の同僚立った人で,そらの仲良しである友だちの父親)がよく仕事を紹介しに来てくれていたけども,父はいつもふさぎ込み,ほとんど上の空だった.そして,たまにふらっと家を出ると,一週間も帰らないことがざらにあった.
診察が終わった後も,父は泣いていた.
怖くないと言えば嘘になるけど,私は父のことが何より心配だった.母の命日では,父は食事も取らずに,ずっと自分を責め立てるようになっていた.だから,そんな父を私が無理に連れ出し,テーマパークや観光地に連れ出し,父を慰めていた.父は「合わせる顔がない」といって,いつもお墓の前に立とうとはしなかったけれど,
それでも,その日,ほんの少し笑顔がかいま見れるようになれたことは,私にとって救いだった.
なのに,私までいなくなったら,父はどうなるのだろう.思いあまったりはしないだろうか,ちゃんとやっていけるのだろうか,そんなことがよぎる.
「お父さん,私がいなくても,ちゃんとごはん食べなきゃダメだよ? 武田先生(医者)も,安静にしてればすぐに退院できるっておっしゃってたでしょう?」
「そら……怖く,怖くないか? おまえのためなら,パパ何でもする.ママのようにはしない.約束するから」 
「お父さん,私は大丈夫だから.お父さんもあんまり思いつめちゃだめだよ」
「そら……」
父は鼻をすすり,
「ああ,約束する……! 絶対!」
私は父のその言葉に少しだけ勇気づけられた.たとえ,病気が悪くても,頑張れそうなそんな風に思えたんだ.



その晩だった.
怖かった.暗闇と化した部屋の中,ナースコールを手探りでつかみ,それを押し続けた.
けど,誰も助けに来てはくれなかった.
大きな手が私の腕をつかみ,また,私の口を覆った.首筋に痛みが走り,闇の中,金属の光沢のようなものを感じた.
薄れていく意識の中で,私はただ信じてナースコールを押し続けた.



【Й】



目を閉じればありありとあの時の恐怖が蘇る.
そして,腹の底から沸き上がるような憎しみも.
弥はもう父なんかじゃなかった.あれは私にとって,復讐の対象でしかない.
そして,私の形をしたあの人形も,ただただ吐き気を催すだけ.
あれはよくあの人形を見ている.私の居場所を奪った父親の玩具――私の友達なのに,私の学校なのに,みんなとの修学旅行も私が行くはずだった場所に,あの出来損なった人形は,当たり前のように居て,無邪気に私を演じている.
赦せない.赦したくない.あれが悪くないのは分かってる.分かってるんだ.だけど,だけど.
もしかしたら,私は――……本当の「そら」は……――死んでしまったのかもしれない.
きっと「そら」なら,あの人形も,「あの男(※父親のこと)」も,みんな赦していたかもしれない.
こんなに人を憎むことなんか,なかったかもしれない.
人を殺した.
きっと「そら」でだったら,たとえ事故であっても,苦しんだかもしれない.だけど,違う.私は気持ちが楽になったから.その瞬間,頭の中にあった霧がすっと晴れるように,すべて納得がいった.
ああ,こうなることを望んでいたんだな,と私のうちの声が呟いた.
何がきっかけだったかは覚えていない.気がつけば,私の周りには人間の死骸がかっこ悪く転がっていた.殺したという事実だけが目下にあり,血の生臭さが辺りに充満していた.頭はやけに冴えており,身体はやけに上気していた.
まるで,脳がふたつに分かれたみたいに,この身に走る動揺とは別個に,思考は整然と言葉を行き交わした.私は,そのときには,すでに生まれていたのかもしれない.

あれから,また連絡が来た.あれは人の世が楽しいらしい.あれはおしゃべりだ.やかましい.一方,私の中にいるこいつは,何もものをいわない.そのことは,いっそう自身への疑念を強めた.

私はもう人間じゃあないのかもしれない.
今日も私は「私から出でる私」を処理した.
奇妙な感覚だった.自分の姿をしたものを,原型も止めないように抹殺しなければならないというのは.
けど,やっぱり,私の姿ゆえにこいつらは憎いんだ.
私とともに施設から脱したあいつらが,私のもとから消えたのも,私に殺されると感づいてしまったからかもしれない.
殺す理由はあっても生かす理由はない.私は二人もいらないし,あれは私の持ち物だ.生き物でもない.

世界はぐるぐると回っている.

解釈?「宇宙篇」


次元の「狭間」に蠢き,時を食らう存在.次元と次元の隙間に巣くい,彼らは死んだ空間を食らいながら,世界の外側から世界を犯していく.空間を食らう癌.患った外郭宇宙(宇宙のの一番外側(正確には違う)に存在する,連続した亜空間のように空間が歪曲し,メビウスの輪のように,その結びを持たない)を食い破りながら,内部
に自己を増殖させる.彼らは宇宙から出でながら,宇宙すら飲み込んで,宇宙を孕み,また生み出す.
その世界の知性体を取り込みながら,ミクロコスモスはマクロコスモスを飲み込んでいく.
彼らは生命体でありながら限りなく卑小な宇宙となり,母なる宇宙は,より小さな生命によって解体され,その細胞へと収まる.
彼らの核は宇宙でありながら生命体の設計図を成し,彼らの存在は宇宙としての存在でありながら,彼らのその細胞は生物の体をなす.コスモスは,それを包むより大きなコスモスの中で複製され,膨れ上がり,小さなコスモスの花びらを腐り落としては,新たなコスモスの中へと生まれ落ちる.
彼らの本性は無限でありながら,彼らの意志は無く.彼らはその中に宇宙を持ちながら,その中に住む宇宙の総和が,彼らのあらゆる行動原理と化す.ニューロンとしての宇宙が,宇宙を満たす欲望が,彼らを突き動かし,内部宇宙の絶対者は,彼らに自己拡散を求める.



この宇宙の外部に存在する外郭宇宙.卵の殻のように宇宙と宇宙を仕切り,世界をその内に宿す.
宇宙の根元であり,新たな宇宙を生み出す種.
アルケミスト(錬金術師たち)は,この未知の可能性に対する知的好奇心に酔っていた.
アルケミストが拾った卵(らん)は,宇宙でありながら,一個の生命であった.どこから流れてきたのかは,およそ分からない.途方もない時間をかけて,その卵は第4次元のこの世界へとたどり着いた.その卵は宇宙が自ら切り離した悪性の腫瘍だった.
アルケミストは非常に子どもらしい楽観により,その卵を肯定的に捉えた.
自らの好奇心と名誉を満たす興味深い研究対象だった.
世界の内側で生じた小さな亀裂に,アルケミストは無関心だった.はじめはそれはごく小さなものだった.この時点でこのことの重大性に気づくことはできた,多くの世界のアルケミスト――探求者は,異変が及ぼす結果を敏感に感じ取り,この卵を手放してきた. しかし,彼らは諦めきれなかった.故に,アルケミストは可能性を,
可能性として放置し,目をつぶった.卵という見かけにより,それは無害であると,彼ら無意識に可能性に蓋をした.
世界の内側に生じた異変に対して,卵は静かだった.彼らに気づかれないよう,少しずつ,少しずつ,卵は口を開け,宇宙そのものを覆い尽くそうとしていた,
内部に生じた小さな,しかし無数の亀裂は,やがて一つにつながり,卵を包む外郭宇宙は崩壊した.
卵と呼んでいたものは,根元であり,中心だった.卵を核に,宇宙は再構成され,卵は身を置いていた宇宙そのものを養分とし,そこに住む生命を消化し,自らのうちに宿す新たな宇宙の胎動に歓喜した.
卵から出でた生命――彼らは,そこに住む知性体を滅ぼし,その次元を食らいつくす.
第4次元において,唯一生き残った魔人の祖の一人(人祖)は,この第三次元に逃げ延び,ここの人類と交わることで,この世界に魔人の種を広げていく源流の一つとなった.
しかし,第4次元と第3次元を繋ぐポータル(スカイビルディングス)は残った.「人祖」は,自らの肉体とともに,ポータルごと入り口を封じ込め,第4次元との繋がりを絶ちきろうとした.
しかし,永いときをかけ,彼らから出でた細胞の一つ――メフィストフェレスは永久氷土の中心にたどり着き,そこで自らの能力が消えないように仮死状態で眠りについていた人祖を食らい,メフィストフェレスの一部はその能力に対して適用した.
しかし,それでもポータルを通り,第三次元を侵食するメフィストフェレスは,この世界の人類に対して,適性を持っていないため,人にばれぬよう,人を食らい,適性を得ようとしている.
また,メフィストフェレスはスカイビルディングスと同化し,そこに根付き,巣くいながら,人類を俯瞰している.メフィストフェレスの中には,人類の歴史に興味を持っている,(その残虐さを「読み物」として).メフィストフェレスは,人間に対して適性を持つ(普遍的ものではなく,一部のDNA型のものだけ)と,その人と契約
を結び(契約を結びそうな人間に対してのみ,まともな精神の相手に対しては事後契約),(寄生=食事かつ生殖活動である彼らにしてみれば)共生,つまり,片利共生だが,相手が何らかの利を望めば共利共生する.
次元虫が発する何らかの神経伝達物質は,人の精神を歪ませる.その一方で機知に富み,狡猾になる傾向もある.
メフィストフェレスは空間をエネルギーとして食らうが,生殖のためにそれとは別にDNAを必要とする.そのため,生命体,特に知性体を好んで食らい,DNAを摂取し,またそのDNA情報を記憶し,その情報の一部を元に適性を持った次世代を生み出して,適応する.
メフィストフェレスは,本来は卵――その根元たる自己を防衛するために,卵のクローンとして生み出され,分化し,存在する.
しかし,知性体を食らうことで,一部のメフィストフェレスは意志を持ち,自由に行動を可能にしている.
(干渉にも,2タイプがあり,国に直接介入するタイプと,民間人に接触するタイプとがある.また,民間人と接触して体を得て,その後国に介入するケースもある)
メフィストフェレスに取り付かれた人間は,メフィストフェレスを介してエネルギーを供給され,また,メフィストフェレスは空間に対して,重力の影響を無効化する.