Q.呪いは往人が人形の力を解放して解いたんじゃないの?

A.八百比丘尼の呪い≒八百比丘尼の記憶。よって、神奈の記憶しか継承していない7月31日の時点で解くのは不可能。

神奈は母君から、翼人という種族の歴史すべてを渡されていたのだ。
そしてそれには、母君の記憶も含まれていたはずだ。
同時に、母君から受け継いだ呪いも…

以上の説明から、呪いと記憶は同時に継承されるらしいとわかる。言い換えれば「不可分」ということだが、八百比丘尼の記憶とセットで継承した呪いは、少なくとも八百比丘尼の記憶を継承していない時点では除去は不可能だろうと推察できる。

観鈴は7月30日の夢語りで、社に閉じ込められている神奈の記憶を夢に見たと言っていた。7月31日の時点では、さすがにまだ八百比丘尼の記憶は継承していないと思われる。仮に呪いが解けるものだとすれば、8月以降だ。


話の展開から考えても、柳也が「呪いは神奈が人に転生できれば終わる」と言ったのを受けて、裏葉が「翼人が人に転生するのは無理」と答え、しかし観鈴の頑張りによって(最後まで夢を見ることで)人に転生できた、だから呪いが終わった、とする方が論理的にもつながっているように思われる。



そもそも方術の未熟な往人に解けるような呪いなら、母親たち祖先がとっくに解いている。

往人の祖先たちが人形の力を使えなかったはずはない。呪いの存在は知っていたのだから、むしろそれを解くために真っ先に人形の力を使おうとしても良かったはずだ。どうすれば人形の力を使えるかも、分かっていたのだから。

【往人の母】「その子のことを、どうしても助けてあげたいと思ったら…」
【往人の母】「人形に心を籠めなさい」

往人の母も「どうしても助けてあげたい」と思ったはず。

では、なぜ解かなかった?

心を籠めることは知っていても、具体的に人形の力をどう使っていいのか分からなかったのだろうか。

18 空気ネタバレ専用スレッド
806 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2000/09/14(木) 00:05

何故、代々の人形使い達は解呪に失敗して来たのだろう。
解呪に何か条件が必要だったとしたら。
代々の人形使いと往人の違い……。

AIR総合スレッド その8 (PS2版も加わり続きます)
18 :名無しさんだよもん :02/08/19 03:54 ID:dUZ1rHpa

でも最高の母は人形にこめられた力もその解き放ち方も知っていたから、
自分に被害の及ぶ前に解き放ってしまえば解決なんだろうになぁ。

結論は明快だ。

AIRの世界においては、呪いは解くものではなく、終わらせるものだからだ。

裏葉の説明によれば、「呪いの終了」は「転生の完了」が条件となっていて、それ以外の解決法は提示されていない。

人間への転生を完了させるためには、たとえ記憶を失っても晴子のように絆を呼び戻せるほど繋がりの深い人、往人のように死を賭してまで見守って励ましてくれる人、その双方が必要だったのだが、これまではその条件が揃わなかったのだろう。

【往人の母】「この人形の中にはね。叶わなかった願いが籠められてるの」
【往人の母】「わたしのお母さんも、お母さんのお母さんも、ずっとそうしてきた」
【往人の母】「衰えてしまう前に、この人形に『力』を封じ込めてきた」
【往人の母】「いつか誰かが、願いを解き放つ時のために」
【往人の母】「だからわたしも、願いのひとつになる」

願いとは、少女を助けたいという祈り。それを解き放つとは、癇癪や呪い、輪廻を消し去るということか。

少女を助けたいという願いをかなえるための力が、人形には込められていたという。

往人の母はなぜか使わなかった人形の力。だが往人は「ただ観鈴と一緒にいたい」という自分の願いをかなえるためだけに、ためらうことなくそれを使ってしまう。

思い出すことなんて、もう何もない。
なすべきことなんて、俺は知らない。
ただ、観鈴を笑わせてやりたいだけなんだ。
もう一度…
もう一度だけやり直せるのなら。
そうすれば、俺は間違えずにそれを求められるから…
【往人】(だから、どうか…)
【往人】(観鈴と出会った頃に戻って…)
【往人】(もう一度…観鈴のそばに…)

ただ観鈴の笑顔を願ったというだけで、観鈴の呪いが解けてしまったというのは、論理的に全くつながっていない(癇癪ならともかく)。

ここはそのまま解釈して、往人が観鈴の笑顔を願ったから、観鈴は帰ってきた。想いをこめすぎた結果、往人は(佳乃シナリオで言及していたように実際に)消えてしまった。それだけのことだろう。



大体、往人が観鈴の呪いを解いたと考えてしまう人たちは、「なぜ晴子には呪いがかからなかったのか」という疑問を抱いている。

空気ネタバレ専用スレッド
450 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/09/10(日) 23:54

往人は死をもって「穢れ」を除去した。
よって晴子は近づくことができ、観鈴に「幸せの記憶」を与えた。

803 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2000/09/13(水) 23:57

晴子もやばかったんだけど
往人(というより人形=代々の方術師達の力)が
呪いを解いたから、無事だったと。

また主人公である往人はプレイヤーの代理でもあるわけで、「主人公が死ぬからには、ヒロインのために絶対に何かしているはずだ」と考えたくなるのだろう。感情移入しているなら尚更だ。

だが、実際のところAIRにおいては往人からそらに至るまで、主人公はヒロインの崩壊に対してほぼ無力(励まして見守ることしかできない)であるという構造は一貫しているし、他の麻枝シナリオを見ても例えば繭シナリオでは最終的に主人公は見守ることしかできないでいた。それは真琴シナリオでも同じだ。

主人公は何もできない無力な存在であるというのは麻枝が書くシナリオでは良く見られるパターンであって、AIRもその一つだったに過ぎない。


晴子に呪いがかからなかったのは、一つには「本当の親子ではなく母親ごっこにすぎなかった」、つまり「観鈴に対する愛情はあまりに一方的に過ぎた」こと。もう一つは「観鈴の夢を非現実的だとバカにしてかかったこと」であり、つまりは「往人と目指したゴールを否定してしまったこと」だろう。晴子のアプローチは観鈴にとって望外の幸せだったのかもしれないが、それでも晴子は車イスの観鈴を見捨てたりしていて、所詮は「母親ごっこ」「親子ごっこ」でしかなかったと言える。観鈴の夢を否定してしまうあたり、晴子はちっとも観鈴の想いを受け止めていない。

しかも呪いがある程度のタイムラグを必要とすることを考えれば、晴子が橘家から帰ってきて(8/4)から、観鈴が記憶を失いオバサン呼ばわりをするようになる(8/8)まで四日しかないことも、呪いの発動には時間が短すぎると言える。

そして何より、呪いの発動には「眠ること」が必要条件だ。往人に呪いの効果が現れていたのは決まって彼が目覚めた直後であり、観鈴が寝ていたと思われる時だったことからもそれは分かる。

晴子と観鈴はAIR編後半、ずっと眠っていない。

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