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蒼「ふぁ・・・あ・・・はぁ・・・やっぱり夢じゃないのか・・・」
J「・・・駄目だ・・・」
蒼「やっぱり、まだ判らない?」
J「まぁ・・・じっくりな・・・じっくり・・・」
蒼「・・・うん。」


・・・何かが可笑しい、何かがずれてる。
・・・何だ?何がずれているんだ?
・・・何だ?
何故・・・この部屋を隅まで探しても良いといったんだ?
鍵が見つかるかもしれんのに。
・・・何故だ?
益々謎は深まるばかりじゃないか・・・


蒼「・・・皆どうしてるのかなぁ・・・」
J「さぁ・・・俺等を血眼で捜してるのかもな・・・」
蒼「早く帰らなきゃね・・・」
J「・・・2人とも元気なままでな。」
蒼「うん・・・」


試しに逆に考えるんだ・・・
犯人は何がしたい?
犯人は・・・そうか・・・判った。


J「犯人が誰か推定された・・・」
蒼「え?」
J「だが・・・まだ多すぎて完全ではない・・・」
蒼「そう何だ・・・」
J「まぁ・・・誰かが判らんとなぁ・・・」
蒼「うん・・・頑張って・・・」
J「・・・ああ・・・」


再び脳はフル回転を始める。
紙を取り、ペンで仮定を描く・・・
・・・駄目だ、符合しない。
・・・考えろ・・・考ええれば考えるほど脳は進化する・・・
考えれば何か・・・何か糸口が・・・
見えるはずだ・・・何だ?・・・
何が糸口何だ?・・・
何が・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


蒼(・・・生きたい・・・けど・・・)
蒼(この人には勝てない、寧ろ何故か殺したい気がしない・・・)
蒼(・・・殺しても、黄色い救急車行きだしな・・・はぁ・・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何だ?ピースが抜けてるぞ?
おらおらもっと考えろ、生き抜くんだろ?
そんなんじゃ2人とも腐っちまうぞ?
何故だ・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・変・・・
変態?
・・・・・・変態・・・か・・・一理あるかもな・・・
しかし誰だ?
その変態は・・・
こんな馬鹿げたゲームを思いつく輩は・・・
・・・こんな事で人殺して、その一生を棒に振らされるのか?
実に馬鹿だ!何て馬鹿だ!
そんな事を考える暇が有ったら、ひたすら探せ!
出口を!迷宮の出口を!
さぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
さあ、脳を回転させろ!脳を構築して鍛え上げろ!
脳は疲れを知らん!休みはこの後だ!さぁ!さぁさぁ!!さぁさぁさぁ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある程度整理は出来た。
問題は・・・何処に鍵があるか・・・だ。


J「はぁ・・・」
蒼「如何したの?」
J「鍵が何処か判らない・・・」
蒼「そう・・・」
J「そう言えば、お前って詩歌なんか作れたっけ?」
蒼「うん・・・一応作れるけど・・・」
J「試しにそうだな・・・恐怖の感情が欠落した俺でも、怖がる一番暗いのやってみて?」
蒼「うん、判ったよ。」
蒼「いくよ?」


そして、息を吸い語りかけるように、詩を謳い始めた。


私は此処だ、生贄を捧げろ。
宴だ宴、血の祝杯を捧げろ。
腹を食いちぎれ、相手を殺せ。
全身をかけて探し出せ。
栄光は死の巣窟に。
抉り出せ、子が巣食う巣を。


・・・腹を食いちぎれか・・・顔のわりに凄い事・・・・・・・・・・・あ・・・そうか!・・・ああ・・・はぁ・・・
しかしついてない、実についてない。
鍵の居場所は・・・判ったが・・・
はぁ・・・死ぬかもしれんね・・・


J「蒼星石・・・有難う・・・」
蒼「ジュン・・・君?」
J「鍵の場所がわかった・・・はぁ・・・」
蒼「え・・・?」


その頃、殺人魔グリーンアップルは謎の部屋で、ラジオを伝って中を聞いていた。
足元には、人の皮をなめして作ったフローリング。
椅子には人骨を使い、綿は脳を使っていた。
そして、ニタリと笑う。


グ「お?そろそろ、動くのか?」
グ「楽しいねぇ・・・」
グ「前の数人は、呆気なく壊れちゃったけど、今回は楽しめそうだぁ・・・フフフ・・・」
グ「ハハハァ・・・どっちが死ぬかな?」
グ「それとも、無事に出れるかなぁ?愉しみだなぁ!」
グ「フフフフ・・・・」


その頃ジュンは、蒼星石にこう告げていた。


J「恐らく、あいつは俺等が殺しあった後、俺等の身体に埋め込んだ、どっちかの鍵をあのスピーカーで、取り出させるんだろう。」
蒼「如何して判ったの?」
J「そうじゃなければ、俺等を自由に動かしたりはせん。」
蒼「あ・・・そうか・・・」


確かにそうだ、もし壁に埋め込んだなら、僕達が蹴った拍子に出るかもしれない。
もし死体なら、食べた時出るかもしれない。
もし無いんなら、ドアに鍵などつけない。
それが理解できた。
身体なら、相手を殺さない限り、出てきたりはしない。


J「さて・・・場所だけど。」
J「俺の腹だ。」
蒼「・・・え?」
J「俺の腹だ、メスが有っただろ?メスと糸、そして針を取ってきてくれ・・・」
蒼「え・・・けど・・・判った。」


そう言うと、それぞれを取ってきた。
ジュンは死体から取った血をコップに入れたものを、其処に用意していた。


J「血は・・・コレで良し。」
蒼「一体何を?」
J「自分で腹をさばく。」
蒼「え!?けど、それは・・・」
J「ハイリスクだから止めろと?無理だ、さもなくば俺等は死ぬ。」
蒼「うっ・・・」
J「お前じゃあ、血が少なくて耐えられないだろう。」
J「だから、俺の腹を俺が斬って手術する。」
蒼「でも・・・」
J「・・・俺の親が医者で、昔俺に無理やり手術やらせたから、ある程度実践はある。」
蒼「・・・」
J「安心しろ、血が無くなり掛けたら、其処のを飲めば良いんだからな?」
蒼「・・・本当にするの?」
J「信じろ、俺を。」
蒼「・・・判った、けど奏して其処だと?」
J「此処以外に、物を隠したら見えるぐらいの変化が、身体に出てくるからだ。」
蒼「あ・・・そういうこと何だ・・・」
J「はぁ・・・神の御慈悲を・・・AMEN!」


そう言うと、メスを火で炙って殺菌して、冷ました物で手術を開始した。
正直きつい、先ずは腹を薄く臓器を切らないように切るが、麻酔が無いため死ぬほどキツイ。


J「痛たたたたた・・・落ち着けー俺・・・グッ!・・・」
蒼「・・・死なないで・・・お願い・・・」


蒼星石は、自分の不甲斐なさに嘆いた。
ジュンに蒼星石の声が聞こえた・・・


J(泣いてる?・・・そりゃあそうか。)


しかし、泣いてる姿を見る事が出来ない。
手が震える・・・危ないが、蒼星石にやらせる訳にはいかない。
そして腹を開き、鍵を探す。
・・・・・・メスで軽く叩く、激痛が走り意識が何度も何度も、飛びそうになるが必死に耐えた。
何故だか耐えれた盲腸辺りを叩くと、コンコンと鉄と鉄のぶつかる音がする、此処か!其処を急いで開けて、鍵を取り出す。
鍵が有った!安心したのも束の間、血が少しにじみ出始めている。
しかも超小型の盗撮ビデオまで一緒に出てきた、コレで俺等を見てたのか・・・
その後は、針で開けた所と腹を縫う。
不恰好で痛いが、其のままよりは遥かにマシだった。
その後、腹を縫い終わり、無事に手術は成功した。
腹はジンジン痛むが、大分慣れてきた。


J「いつつつつ・・・」
J「っくー!・・・はぁはぁ・・・疲れた・・・」
蒼「ジュン君!・・・大丈夫?」
J「ははは・・・ああ・・・大丈夫だ。」
蒼「良かった・・・」


その後、ジュンはコップの血を飲み出発する事にした。
血でも飲まないよりは、飲んだほうが手術後なので良いと考えたからだ。


J「はぁー・・・こんな事になるとは・・・トホホ・・・さて、行くか・・・」
蒼「御免・・・役に立たなくて・・・」
J「良いんだ、もう済んだ事だし。」
蒼「・・・有難う・・・」


そして、鍵でドアを開けると、ドアががちゃりと音を立てて、ドアが開く・・・どうやら部屋から出れたようだ。
久しぶりの外の光・・・其処は、港の鉄の箱の群の中だった。
その後、ジュン達は昼だった事が幸いし、漁師に満身創痍の所を助けられ。
一命を取り留めた、ジュンは腹の中の血がにじみ出てて、危なかったらしい。
警察は、ジュンの腹から出たビデオを逆探知するも、見つからずじまいだった。
病院に救急車で搬送中、ジュンは言った。


J「・・・まだ終わっちゃいないな。」
蒼「え?」
J「犯人は俺等を狙っている、だから未だ俺等の安全が保障されたわけではない。」
蒼「・・・」
J「大体見当はついた、今度そいつに会って来る。」
蒼「え?けど・・・」
J「大丈夫だよ、警察と一緒だから。」
蒼「そうだよね・・・」


ジュン達は1週間入院し、蒼星石は体の中の鍵とカメラを出して、同じく1週間休む形になった。
学校は、今回の件で一月休校になった、そりゃあ誘拐通り魔が出たんだ、休みになっても可笑しくは無い。
ジュンはそれを利用して、とある人の家に行った。
それは今回の件の、ジュンが仮定した容疑者の家だ。


J「すみません、お話があるんですが。」
??「やぁ、警察の皆さんそれにジュン君、無事だったのかい?、それで何の御用で?」
J「ははは・・・惚けないで下さいよグリーンアップルこと・・・」
J「うちの学校の教師・・・梅岡!」
梅「あはははは!面白いジョークですね?私が?通り魔?ははははは!」
J「白を切っているようだが、殺されたやつ等は皆俺と同じクラス何だよ。」
梅「ほぉ?それで?」
J「回収された遺体の殺害日は、アンタが個人で自宅調査票を出して回収した日の、3日後だ。」
梅「・・・其処まで言われたら、後の調査で判ってしまうな、素晴らしい!実に素晴らしい!その通り、私がグリーンアップルだ!」


その時、警察が梅岡に手錠をした。
逃げ様ともしない梅岡に、警察は少し怯み気味だったが。


梅「ははは!実に楽しかった!」
J「奇人だな・・・」
梅「人が人を!自分が生きるために殺すのは、見ていて実に楽しかったよ!」
J「・・・」
梅「ははははは・・・」
J「・・・ふぅ・・・良い先生だと思ってたんだが・・・残念だ。」


そこら辺一体に、梅岡の高らかな笑い声が響いていた。


その後、僕は普通の生活をしている。
あれ以降、あの精神病は良くなり始めている。
今でも蒼星石には、感謝をしている。
之からも・・・


J「それじゃ、帰ろうか?」
蒼「うん・・・」
J「・・・手繋ぐ?」
蒼「お願いできるかな?」
J「此方こそ宜しく。」


その後、ジュンと蒼星石はこの件で恋人になり。
巷で良い意味での、噂の少年となった。
梅岡は悪びれる事も無く、今まで殺してきた数を135人と法廷で言い。

家からその数だけの残骸が発見され、死刑になった。
死ぬ間際でも高らかと笑い、死んで尚顔は哂っていたと言う。
今ではあの症状があったことに感謝したい。
アレのお陰で、あそこを出れたような物なのだから。

FIN

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