J「・・・精神の保障も無い、ましてや命の保障も無い。」
J「それでも行くのか・・・」
そう言いながら、自宅への道を歩んでいた。
昨日のあのビデオは、多分全員に見られてるだろう。
そうなった今、調教される可能性すらある。
それでも!それでも、行かなくてはならない、例え嬲られても!
ジュンの目頭が薄っすら熱くなった。
J「畜生・・・もうどうにでもなれ・・・」
そう言うと、自宅に入った。
音は立てない、そっと・・・そーっと・・・
真「お帰りなさい、ジュン。」
J(死んだー!)
真「ええ・・・怒ってないわよ?ちょっといらっしゃい?」
ジュンはこの後、真紅の口長からどうなるかを覚悟した。
銀「ジュン・・・そんなに人肌が恋しいなら言ってくれれば良いのにぃ・・・」
・・・またか・・・また嬲られるのか、そうですか・・・
雛「本当の地獄は此処からなのー!」
雛苺の微笑が、悪魔の微笑にも見えた。
あれ?何処に連れていくの・・・其処は!!!!!ギャアアァァァ!!!!!!!
[御見苦しいシーンは、都合上カットされました]
洞窟の所から覚えていないが、皆急に優しくなった様な気がした、何だか凄く疲れた。
ス「・・・災難だな・・・」
ア「さて・・・明日から、実践だ胸が高鳴る・・・!!!」
ス「・・・・・・・・・」
あの2人は・・・まぁ・・・取り合えず、ベットで寝る事にした。
あれ?何だか皆つやつやして無い?気のせい?
あれ?今気が付いた、何でベットで点滴受けてんの?
何か・・・眠い・・・もういいや、御休み・・・
雪「哀れですね・・・」
銀(そう言えば、昨日トラップ仕掛けたの忘れてたわぁ・・・まぁ良いか・・・)
蒼「姉さん・・・せめて謝ったら?」(僕の能力で夢に入れるから)
翠「(まぁ、知ってましたけど・・・)うっ・・・しょうがねえです、その代わり蒼星石も来るですよ!」
少し(?)外道な水銀燈である。
その頃、ジュンはどんな夢を見てるのかと言うと・・・
J「あはははーちょうちょさんだー。」
精神が半崩壊していた。
J「あ!アリさんが喋ってる!こんにちは!」
J「楽しいなぁ!何処だろう此処?」
もう駄目だ・・・この人・・・
その頃、別の所では・・・幼稚園児(?)がいた
J「あれ?誰だろう・・・あ!蒼星石と翠星石姉ちゃんだー!!」
J「蒼星石ー!!翠星石ー!!」
そう言うと、幼稚園児はいきなり蒼星石に抱きついた。
この行動に、夢に入ってきた双子は凍りつく、誰だ?このお子様は・・・
どう見ても、幼稚園児である。
しかし、少しの面影から其れがジュンだと理解した。
蒼「な,な!?」
翠「其れが・・・ジュン・・・ですか?」
J「お姉ちゃん!遊ぼー!!」
翠「ええい!!うるさいです!少しは黙れです!!」
J「やっだよー!蒼星石姉ちゃん行こ!」
蒼「え?ちょっとまって!」
そう言うと、ジュンはとても子供とは思えない力で、蒼星石を連れて行った。
翠「お、おいコラ!!・・・はぁ・・・面倒ですぅ・・・」
そう言うと、翠星石はジュンと蒼星石を追いかけた。