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目覚まし<ジリリリリリリリ
ポン
J「ふぁ~朝か……」
薔「うん、朝だよ」
J「ん、おはよう薔薇水晶」
薔「おはよう、ジュン…ご飯出来てるよ」
J「お、ありがとう」

薔「はい、あーん」
J「ん……うまい」
薔「ふふ、ありがとう」

J「よし、そろそろ行くか」
薔「うん、学校行こう」
J「ところでさ」
薔「なーに?」
J「昨日僕はしっかりとすべての窓、ドア、鍵が閉まってる事を確認してから寝た訳だがどうやって入ったんだい?」
薔「愛の力で」
J「なるほどその右手に見えるピッキングツールか」
薔「私とジュンの愛の前には鍵なんて無力」
J「ふぅ…まあいいや、サア行くか」
薔「うん…ねぇ、腕組もう?」
J「はいはい…」
薔「えへへ…」








ジュンのエロ本を発見してしまった薔薇水晶
薔「………………こういうのが……好き?」



ベ「で、なんだ…相談ていうのは」
J「……僕の部屋のエロ本の隠し場所知ってるよな?」
ベ「ああ…いつかみせてもらったな…本棚の一番右上にまじめそうな表紙被せてあるよな」
J「ああ…その中身が……薔薇水晶の写真に変わってたんだ」
ベ「…………………」
J「いったいどんな意図があるのか……」

ベ(それはストーカーだと…言った方が良いんだろうか…?)

薔「ジュンー、遊ぼう?」
J「ん、いいぞ…悪いなベジータ」
ベ「いや気にするな」

薔「今夜ジュンの家に泊りたいな…」
J「いつも勝手に侵入して泊ってるだろ」
薔「知ってても追い出さないでしょ?」
J「ああ」
薔「えへへー……」
J「まあいいや、サア遊ぼう」
薔「おー…♪」

ベ「……まあ本人達は幸せそうだからいいか」








薔「ねえ…ジュン?」
J「ん?なに?」
薔「このボス倒せない…手伝って」
J「こいつか…こいつはハンマーで仮面割ってから…」

薔「わーい、倒せたー」
J「良かったね」
薔「うん、ありがとう…」
J「どう致しまして…あ、もうこんな時間か…寝るか」
薔「うん…明日遅刻しちゃうもんね」
J「ああ、僕は寝るぞ?」
薔「あ、待って…(ぎゅ)……ジュン…暖かい…」
J「おやすみ、薔薇水晶」
薔「おやすみ………ところでさ」
J「なんだ」
薔「もう私がジュンの部屋に居てジュンと一緒に寝る事につっこみはないんだね」
J「そうだな、感覚が麻痺したんだろうな」
薔「それは一緒に居る事がナチュラルって事だよね?わーい」
J「まあそうだな…まあいいや、サア寝るか」
薔「うん、おやすみ」








J「さあ寝よう…そういや今日は珍しく来てないな薔薇水晶…まあいいや、サア寝るか」



ガチャ…
J「…………ん?」
目を開けるとそこには下着だけの薔薇水晶が
薔「ジュン………しよ?」
J「誰かと思えば薔薇水晶か」


薔「驚かないね」
J「今更驚かん」









薔「…くすん」
J「ごめん」








薔「最近忙しいから二人でのんびりするのも久しぶりだね…」
J「ああ、そうだな…いっそこのまま時間が止まれば良いのにな」
薔「ザ・ワールド!!」



薔「…………………」
J「…………………」



薔「…………………」
J「…………………」
薔「そして時は動き出す」




薔「時が止まったら…つまらないよ」
J「え?」








ジュンにインタビューしました。
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「桜田ジュン」

Q2「お仕事は?」
A2「引きこもりがちな学生」

Q3「好きな人は?」
A3「知らんがな」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「薔薇水晶」

Q5「本当ですか?」
A5「はい」

Q6「ここにジュンの隠したエッチな本が」
A6「薔薇水晶大好き」

Q7「それはどうしてですか?」
A7「電波っぽいところとか?」

Q8「ここにジュンの自家発電の写真が」
A8「ミステリアスな雰囲気が大好きです」

Q9「雪華綺晶をどう思いますか?」
A9「可愛い」

Q10「薔薇水晶とどっちが可愛いですか?ちなみにここにジュンが入浴中の」
A10「どっちかというと、薔薇水晶が可愛いと思います」

Q11「ヒポポタマス」
A11「意味わからん」

Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「ベジータ」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「ベジータだから」

Q14「薔薇水晶に一言」
A14「僕の部屋に隠しカメラと盗聴器仕掛けるのやめて下さい」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「薔薇水晶との約束すっぽかしたら一週間絶え間なくウィルスメールが送られてき。アドレス変えても」

Q16「誰にですか?」
A16「薔薇水晶」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」

Q18「薔薇水晶は好きですか?」
A18「嫌いじゃない」

Q19「では薔薇水晶と結婚したいですか?」
A19「どうだろうね」

Q20「でも、ジュンが寝てる間に既成事実作っちゃったよ?」
A20「えっ!!??」







J「なにその格好」
薔「全身にアイスを塗りたくって見ました」
J「なんのために」
薔「ジュンにアイスを食べて貰うため」
J「………………」
薔「そしてアイスをすべて食べ終わると一矢纏わぬ私の姿が……ジュンドコー?」









薔(……………関節キスしたい)

J「ミルクコーヒーウマス」
薔「ああ!喉にシウマイが詰まった!」
J「の割りには喋れるのな」
薔「このままじゃ大変な事に……早くそのジュンが口付けた飲み物を」
J「ごくごくごくごく」




薔「私の事嫌いなんだね」
J「その露骨なところがね」






とある昼下がり、昼休みの教室で、薔薇水晶の耳にジュンと笹塚の雑談が聞こえてきた。

『薔薇水晶乱舞~机~』

ジ「実はさ、僕の机の脚がぽっきり逝っちゃってさ。」
笹「あぁ、それでネットもまともに出来ないって嘆いたのか。」
ジ「そうなんだよ。」
薔(ジュンの机…よし!)

数日後の休日。
その日はジュンの家に笹塚が遊びに来ていた。
そんな時、チャイムが鳴る。
玄関先にいたのは、薔薇水晶と、そして大きな荷物を抱えた宅配業者だった。
ジ「薔薇水晶…?どうしたんだ?」
薔「ジュンのために、机、作ってきた。私が、作った。」
ジ「…まぁ、運んでもらおうよ。」
薔「うん。」
笹塚が待つ部屋へ、ジュンと薔薇水晶と、そして大きな机が運ばれる。
薔「笹塚…廊下に立っ…」
薔薇水晶が笹塚の姿をみるなりそう言い掛けた。
だが、ジュンがそれを遮る。
ジ「ちょっとまってくれ、折角作ってくれた薔薇水晶には悪いけど、一度笹塚に座ってもらいたいんだ、この机に。」
薔「ジュンがそういうなら…」
ちょっと不満げに、けれど、言葉のままに、呆気にとられている笹塚を運ばれてきた机の
椅子に座らせる。
次の瞬間、機械的な音と共に、金属で出来たベルトが椅子の後ろから生えて、笹塚を椅子に縛り付ける。
笹「えっ?えっ?」
ジ(…やっぱり…)


薔「これが、高度計と速度計。」
笹「え…高度計?」
薔「これがオーブントースター」
薔薇水晶がささやくと同時に、焦げたような匂いが漂い始める。
笹「あぢっ、あぢぢぢぢっ!!」
笹塚の足元が赤く照らされて、靴下が焦げ始めていた。
薔「低周波治療器、水道、ボイラー…ガス給湯器。」
薔薇水晶がその机に備え付けの機能を口に出すたびに、それが作動し、
一人の少年を電気ショックにかけたり、水浸しにしたり、火あぶりにしたり、と、拷問のような目にあわせていく。
薔「全自動洗濯機と全自動洗車機。」
椅子が回転し始めると同時に、机のどこに収納されていたのか、巨大なスポンジが飛び出て、
笹塚を挟み込み、泡だらけにした。
ジ(よかった…すわらなくて本当に良かった…)
笹塚にすまないという気持ちと、犠牲にならなかった安堵が同時にジュンを襲う。
薔「まだまだ…高度計と速度計は伊達じゃないよ。」
笹「え…」
ジ「………」
薔薇水晶が机の横にあった赤いボタンをおすと、凄い煙と振動と共に、机ごと笹塚は屋根を突き破り、飛んでいってしまった。
ジ「…………」
薔「どう、かな?」
薔(もしかしたらごほうびにキス、とか…//////)
一人妄想をする薔薇水晶を呆気に取られたままジュンが眺める。
やがて口を開いた。
ジ「…ぼ、僕はちゃぶ台が机代わりでも…いいかな…」
薔「……じゃ、ちゃぶ台を作る…」
ジ「………」
――薔薇水晶の暴走は止まらない。

続かない


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