―守るべきものができたなら、茨の道とて迷うことなかれ。
今宵も一つの幕が降りました。果たして次の幕は何処に存在するのでしょう。
・・・それは貴方方の思いの場所。それが新たな幕となるのです
さあ、お行きなさい。新たな舞台へと。
―――新たな演場へと。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~君が好き~
―終幕―
―次幕―
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~花より団子?~
―そして・・・何度目かの扉は開かれた。
―貴女は何処にいるのでしょう。
この暗い空間の中の。
―貴女は何処にいるのでしょう。
この永遠の舞台の中の。
―貴女は何処にいるのでしょう。
この光の射さない地下の。
・・・さぁ、お探しなさい。貴方達の思い出を。
・・・さぁ、お探しなさい。少女達との記憶を。
・・・さぁ、お行きなさい。少女達の元へ。
彼女らは待っています。・・・それが永遠の約束であるが故に。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~花より団子?~
―終幕―
憶えていますか?・・・出合った日の事
憶えていますか?・・・記憶の中青い空
憶えていますか?・・・幼い日の街並み
・・・あなたが求めるものは・・・安らかな眠りについています―――
・・・探しに行かれるときは道に迷わないように・・・
・・・少女の夢次第では・・・姿を変え、形を変えますから・・・
・・・今見えているそれも・・・実体ではないのかもしれません・・・
・・・さぁ・・・行きなさい。
・・・忘レモノを探しに。
・・・さぁ・・・行きなさい。
・・・その小さな手を取りに。
・・・あなたが探すその足音が・・・少女を目覚めさせるのです・・・。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~永久の愛~
―終幕―
―次幕―
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~届けたいこの思い~
弾ける水 何処かにある森 迷い込んだ時から空には何も見えない
広がる波紋 終わらない森 堂々巡りの迷妄 逃げる術は無し。
―迷いこんだのならば
―落ち着いて足元を見ればいい。
―願えば願うほど
―道は自然と開かれるのだから。
「忘レ物」
それは、思い。
それは、願い。
それは、永遠。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~届けたいこの思い~
―終幕―
―次幕―
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~蒼い空の向こう側~