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真紅「翠星石……貴方、窓辺でうろうろして、一体どうかしたの?」

翠星石「い、いやですね、その……実は……
 真紅と共同で作った同人誌(くんくん×ねこ警部のBL)が、蒼星石に見つかってしまったですぅ」

真紅「……そう。
 次は私の番だから、早く飛び降りて頂戴」




【人が】【飛ぶ】


紅「ジュン…この『貧乳観察日記』とは何かしら…?」
ジ「真紅、そ、それをどこで!?」
紅「こんな下劣なものに堂々と私の名前を書き込むなんて、良い度胸してるのね……」
ジ「ま、まってくれ!話せばわかる!」
紅「問答無用…夜空の星となれ……絆ックル!!!」
ジ「へぶしっっ」

翠「あー、今日もよく飛ぶですぅ」
蒼「記録更新…かな?」
銀「昔、私もあれを食らってたのかと思うとゾッとするわぁ…」
雪「わたくしもいつかあれを貰う日が来るのでしょうか……」
薔「……きらきー、何かやらかした……?」

【人が】【飛ぶ】


 秋晴れの日曜日、ふと思い立って河川敷の広い遊歩道を歩いた。
 私だけでなく、多くの人々が思い思いの休日を過ごしている。
 のんびりと景色に目を向けながら歩く老夫婦もいれば、犬の散歩をしている若者もいる。
 自転車で颯爽と走り抜ける若者も、実に気持ちよさげだ。
 最近よく見かけるようになったロードバイク。そのスピードは思いがけず速い。
 
「あら、あの人は女の子なのね」
 
 私の横を追い抜いたロードバイクの後ろ姿。
 風になびく鮮やかなプラチナブロンドと黒いヘルメットの色合いが映えて、眩しい。
 ぴっちりとしたウェアが、スタイルのよさを引き立てている。
 
 もう一台、その後に続いたのは、やはり揃いのウェアを着た女の子の乗るロードバイクだった。
 こちらは鳶色のショートカットをメタリックブルーのヘルメットで包んでいる。
 大学か何かのツーリングクラブ仲間なのだろう。
 
「ああいう趣味も、いいかもね。健康的で」
 風のように走り抜けた彼女たちを見送り、私は前髪を掻きあげて空を仰いだ。
 天高く――と言うとおり、見上げた空は、抜けるように高い青。
 流れる空気もまだ身を竦めるほどには冷たくなくて、本当に気持ちがいい日和だ。
 川辺から藻の腐ったような嫌なにおいが漂ってくることもない。
 
「真夏は、暑苦しくて仕方がなかったのにね」
 
 思わず、そんな感想が口を衝いて出る。
 そう。私は夏の炎天下にも、ここを歩いたことがある。
 もっとも、それは今年ではなく、何年か前の話だけれど……。
 
 あの時、私は高校生だった。
 そして、私の横には、貴方がいた。

「あれから、もう何年?」
 
 数えようとして、やめた。それは、あまり意味のないこと。
 過ぎた日々を数えて懐かしがるほど、私は老け込んでなんかいない。
 と言うか、世間的には、私だってまだまだ充分に乙女なはずだ。
 まあ、少女と呼ばれるほどには若くないけれど。
 
 ふ、と鼻を鳴らして、私はまた歩き始めた。
 一瞬、強く吹き抜けた川の風が、私のブロンドとスカートをゆるやかに舞い上げる。
 
「もう。いやらしい風ね」
 
 手で押さえつつ独りごち、誰も見ていなかったわよね、なんて周囲に目を走らせる。
 ……だいじょうぶ。誰にも見られてない……はず。
 もう一度、私の頬が弛んだ。
 
 
「それにしても、あいつ……どこをほっつき歩いているの」
 
 思い返すなんて馬鹿げている。でも、やはり止められない。思い出してしまったから。
 夢のために旅立った少年は、今頃、どこかで立派な青年に変わっているのだろうか。
 私と同じように、こうして休日の午後には、のんびり散歩を楽しんでいたりするのかしらね。
 
 私には、それを知る術などない。彼とは、そんな深い関係でもなかった。
 ただ近所に暮らしていたと言うだけの、一過性の結びつきに過ぎなかった。
 それに、夢を掴むために甘えを断つ意味で過去を捨てるよう忠告したのは、他でもない私なのだ。
 
 彼は、私の言葉に従った。高校生活の最後まで、忠実な下僕の役を演じ続けていた。

 彼の所行を馬鹿げたこと、とは笑えない。
 もし、それを笑うならば、私の行為もまた笑わなければいけないから。
 
「どうして私は――」
 
 紡ぎかけた言葉を、呑み込む。ちくちくした痛みが、喉から胸の底へと落ちていった。
 未練がましい感情など、この私には相応しくない。そう思って、また無理に笑みを作った。
 そう思ってしまうことこそが、まだあの時の想いを引きずっている何よりの証明なのにね。
 でも、私は素直になれずにいる。昔も、今も……。
 
 だいぶ日も傾き、夜の気配と冷たさが風に混じり始めた頃、私の足もマンションに向かっていた。
 部屋で待つ者などいない。私は気ままな独り暮らしだ。
 それを寂しく思ったことなど、一度としてない。気高い存在とは、孤高であると信じているから。
 
 ……でも、何故かしらね。今宵だけは弱くなってみるのも一興かも知れない、と思えた。
 私は真紅。貴方を遠くから見守り想うことしかできない、ごく普通の女の子。
 だから、暮れなずむ空に浮かんだ白い月を見上げて、そっと呟いた。 
 
 
 
  【どこに】【いる?】
 
 
 
 マンションのホールに佇む人影を認めて、私は緊張した。照明のせいで、相手が黒い影としか解らない。
 足を止めた私に気づいたのだろう。向こうが、私へと向き直る。
 そして、語りかけてきた。あの頃よりは少しだけ大人になった声で。
 
「元気だったか――真紅?」、と。


真紅「ねえ、水銀燈。
  今からとっても面白い事を言うから、しっかり聞いておいて頂戴」

水銀燈「……別に私は構わないけど……随分と自分でハードル上げてるわねぇ……」

真紅「コホン。
   良いかしら?
   ……『この紅茶、とってもおいしんく』」

水銀燈「……え?」

真紅「だから、『この紅茶、とってもおいしんく』
  どう?面白いと思うでしょ?」

水銀燈「……え……えぇ、そうねぇ……」

真紅「そう。安心したわ。
  なら早速、翠星石や雛苺にも披露してあげる事にするわ」

水銀燈「…………」
   (どうしてずっと真顔なのよぉ……)


 ・ ・ ・

 ・ ・

 ・

真紅「あら、翠星石。ちょうど良い時に来たわね……」


いくら11月とはいえ早すぎる。文句の一つも言いたそうな面持ちで、真紅はため息をついた。
「息までこう白くては、寒さを感じずにはおれないわね」
 そう一人ごちながら、また一つ。
 深々と降る雪と真っ白な息の組み合わせは、それら単体よりもなお、寒さを厳しく感じさせる。
風がそれほど強くないのが救いだが、それでも…
「こんなに降られたら、帰れないじゃない」
 昼休みが終わったあたりから降りだした雪は、時間とともに強くなり、すでに地面や、校庭の木々に
うっすらと雪化粧を施していた。
 学校から家までは、走ったとしても数十分はかかる距離だ。そんな中、雪に降られながら帰るとなると、
風邪をひくことも覚悟しなければならない。
「でも、帰ってすぐ温まれば…」
 大丈夫だろう。確かにそうではあるのだが、身を切るような寒さが彼女に最初の一歩を躊躇させる。

 雪が弱くなるまで待つべきか、それとも走って帰るべきか。

「まだ帰ってなかったのか」
 そんな思考を繰り返して堂々巡りをしていると、ふいに後ろから声をかけられた。振り向くと、
そこに立っていたのは幼馴染のジュン。少し視線を落とすと、その両手にそれぞれ紅茶の缶が握られているのが見て取れた。

「二本も飲むの?」
 真紅は分かっていながらも、あえてそう尋ねる。
「まさか」
 彼は、ぶっきらぼうに答えながら片方の缶を真紅に渡した。
 温かな缶を手に取ると、ほんの少しではあるが寒さが薄れるような感覚が真紅を包む。
「暖かいわ」
 そうつぶやく真紅に、ジュンは缶が温かいんだから当然だろう、と答える。
言葉の意味するところは分かっているだろうに、本当に不器用な男だ、とでも思ったのか、
真紅の顔から小さな笑みがこぼれた。
「な、なんだよ」
 その笑みを見て、言葉を詰まらせるジュン。高校にあがってからというもの、二人きりになる機会はめっきり減り、
こうして話すのも随分と久々のことだった。
 どれくらいぶりかも分からない、安心できるひと時に、彼女はまた、笑みをこぼす。

 ふと、真紅はあることを思い出した。
「いけない、今日は携帯を忘れたんだったわ。少し遅くなるって連絡しないといけないのに…」
「電話した」
 突然の言葉の意味が分からず、真紅はジュンの顔を見返す。そんな様子を見てか、
ジュンはもう一度、ゆっくりと言った。
「姉ちゃんに、真紅も遅くなる、って電話しといた。家は向かいなんだし、大丈夫だろ」
 まるで独り言でも言っているかのように、聞き取れるかどうか微妙な大きさの声でつぶやくジュンの顔は
寒さのせいか、はたまた何か「別の理由」でか、ほんのりと赤らんでいるように見えた。
「…そうね、たまには二人で、雪を眺めるのも悪くはないわ」
 真紅もまた、自分の心のうちを悟られたくないとでも言うかのように、小さな声でつぶやく。
しかし、声とは裏腹にその顔には穏やかな笑みが浮かんでいた。

おしまい


紅「今度のボディシャンプーは、泡立ちがとてもいいのよ」
銀「……で、発泡美人って訳ぇ?」
紅「オチを取らないで頂戴(ちゃき)」
銀「拳銃を向けないでちょうだぁい。それは発砲美人かしらぁ?」

【それゆけ】【八方美人】

紅「(……まあ、『美人』を否定しないだけ良しとしましょうか)」
銀「あはははは、おばかさぁん。あなたの場合は『八方ブサイク』ねぇ。あはははは……」
紅「なっ!? ま、待ちなさい! 水銀燈!」


紅「ジュン、何を聴いているの?」
J「…ん、ああ。え~っと…"Dreaming with Alice"だったかな」
紅「あ、アリス!?」
J「落ち着け、曲名だ曲名」
紅「『アリスと夢を見る』って…この人がお父様!?」
J「お~い、戻ってこ~い」

別に意味はない保守


真紅「ねえ、ジュン。
 たまには雰囲気を変える為にも『体育教師と生徒』というシチュエーションで。
 確かに貴方はそう言ったわよね?」

JUM「……ああ。確かに言ったな」

真紅「やはり私の記憶に間違いは無いようね。
 ……なら、尋ねるわ。
 どうして貴方が体操服を着ているの?」

JUM「……そう言う真紅こそ、何で体操服なんだよ……」

真紅「質問に質問で答えないで頂戴。
 良い事?『体育教師と生徒』というシチュエーションの筈なのに、現実問題として、今ここには『生徒』しか居ないのよ?
 これは一体、どういう事なのかしら」
 
JUM「……いや……その……なんか、ごめん」
 
真紅「全く。普通、体育教師といえば殿方のする役だと想像するでしょ」

JUM「……はい……ごめんなさい……」
 
真紅「それなのに、貴方は深く考えもせずに体操服を着て---」云々

JUM(……このお説教の長さ、やっぱり真紅の方が先生だよなぁ……)

真紅「ジュン!ちゃんと私の話を聞いているの!?」

JUM「は…はいッ!!」


紅「お風呂かりたいんだけど…」
ジ「大丈夫だぞ、まな板を見るつもりは無い」
紅「絆ックル!」
ジ「あべしっ!」

【覗いたら】【殴るわよ?】

ジ「もう殴ってるし!」
紅「あら?」


紅「……」ウィィィィン
JUM「ん?どうしたんだ、真紅? 仮面かぶってチェーンソーなんか持っちゃって、ジェイソンか?」
紅「……」ウィィィィン ススス
JUM「あれ?急に振り向いて……」
紅「ごきげんよう JUM」
JUM「真紅……今のお面は一体……?」
紅「お面? 何のことかしら?」
JUM「お前今なにしようとした!?」

【ノコギリ】【ガール】

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