真紅はジュンの嫁になる前の話し
「真紅さん私と付き合って下さい」
「ジュン…クスクス」
「なっ…なんで笑ってるんだよ」
「だって、似合わないわ…クスクス」
「…やっぱり…僕なんか真紅には釣り合わないよな…」
「ち、違うわ、ジュンが急に【私】なんて使うから」
「僕は元ヒキコモリだし身長も…ハハ」
「だから違うわ」
「時間取らせてごめん、じゃあ」タタタ
「ちょっと、ジュン待ちなさい…もぅ!」
「まったく人の話はちゃんと聞きなさいと何時も言ってるのに…」
「これは再教育が必要ね」
━━桜田家━━
ピンポン
「はぁーい、あら真紅ちゃん」
「こんにちわのりさん、ジュンは居ますか?」
「ジュン君ならお部屋よぉ、上がって頂戴、ジュ」
「のりさん呼ばなくていいわ、部屋に寄らせていただくから」
━━ジュンの部屋━━
コンコンコン
「ジュンおじゃまするわ」
「真紅…何しに来たんだよ…」
「ジュン、人の話はちゃんと聞きなさいと何時も言ってるでしょう?なんで逃げ出したの?」
「それは…真紅に振られたから」
「私は振った覚えは無いわ」
「だって似合わないって」
「それはあなたが格好付けて【私】なんて言うからよ」
「え?」
「だいたい私があなたからの告白を断る訳が無いでしょ」(////)
「それって」
「勿論OKよ」(////)
「よかった~」
「ちょっと何で机に突っ伏してるのよ、さっきのをやり直ししなさい」(////)
「え~」
「早くしなさい、さあ立って」
「おい引っ張るなよ」
「これで良いわ、始めなさい」
「…」
「…」
「真紅さんわt…僕と付き合って下さい。」
「やり直し!」
「真紅さん!僕と付き合って下さい!」
「喜んで」
「やった!」
「ちょっといきなり抱きつかないで頂戴」
「真紅好きだ…」
「私もよ…」
「キスして良い?」
「まったく無粋な男ね、黙ってするもの、ん…」
ガチャ「真紅ちゃん、紅茶を淹れて…き…」
「…」(////)
「…」(////)
「…お邪魔しました」バタン
「今日はお赤飯よぉ」