『フード・ファイト』
それは、マスターとイーターがペアとなり、出された食べ物をいち早く完食するバトルである。
そして今、一つの闘いが佳境を迎えていた…
チームα：マスター『桜田ジュン』・イーター『雪華綺晶』
残り焼きウサギ、二匹
チームβ：マスター『柏葉巴』・イーター『雛苺』
残りうにゅー、三個
巴「私は“うにゅー連結”を使い三つを合体させる！さあ雛苺！これで勝利よ！
」
ジ「甘い！トラップ“すり替え”！これでそのうにゅーは三個に戻り、雛苺は食べられない！」
雛「うにゅーが無いの～！」
ジ「くっくっく…あっはっはー！次で僕は雪華綺晶の能力で０個！僕の勝ちだー！」
巴「何勘違いしているの…」
ジ「ひょ？」
巴「まだ私のイーティング・フェイスは終了してないわ！」
ジ「な、なに言ってんだ。お前のイーターは食事を終了したじゃないか！」
巴「即効魔法発動！“バーサーカーヒナ”！手札を全て捨てて効果発動！デッキからカードを引き、それが桜田君の盗撮写真だった場合、外見年齢15才以下のイーターは追加食事が出来る！」
ジ「外見年齢15才以下…まさかあの時そこまで計算して…！？」
巴「さあ行くわ！まず一枚目、ドロー！桜田君の盗撮写真！」
つ【パンツ着替えシーン・ローアングルVer】
雛「うにゅー美味しいのー！」 【残りうにゅー個つ】
ジ「うわあああああ！？」
巴「二枚目ドロー！桜田君の盗撮写真！」
つ【お風呂場で湯加減を確かめようと足先をチョンと湯舟につけているシーン】
雛「うにゅー美味しいのー！」 【残りうにゅー一個】
ジ「いぎゃあああああああ！？」
巴「ドロー！桜田君の盗撮写真！」
つ【自家発電シーン】
雛「うにゅー美味しいのー！」 【残りうにゅー０個】
ジ「うぎゃあおぁああああああ…」
巴「ドロー！桜田君の…」
奈「もうやめて！」
巴「はなして！」
奈「貴方のうにゅーは０個よ！もう勝負はついたのよ！！」
巴「え？・・・」
ジ「うぐ…ぐすっ…ヒッグ…」
巴「・・・」チラ
つ【誰かに亀甲縛りされるシーン】
巴「…ッ！これは誰とのプレイなの！？言いなさい！誰ー！？」ガシッ
ジ「う…あ…」ガクガク
雛「うにゅー！勝ったのー！！」
こうして、彼女達の闘いは終わりを告げたのであった…
続かない。
