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201

巴「雛苺へのクリスマスプレゼント、なににしようかな…」
J「おいおい、今から悩んでるのかよ。まだ一ヶ月以上先だぞ」
巴「今年はちょっと気合い入れようかなと…」
J「もしかして手作りを目論んでるのか?」
巴「そんなところ。…こういうとき、桜田くんの特技は便利よね」
J「そうかぁ?僕が作るものをプレゼントされたって、嬉しくなんかないだろ」
巴「そんなことないわ。だって、とても素敵だし……桜田くんの気持ちがこもってるんだもの」
J「き、気持ちって……」
巴「とにかく、何が欲しいのか今からさりげなくリサーチしようと思うの」
J「そうだな、そういうことしてたらなんだかんだであっという間かも」
巴「なにかテレビを見てるようね…って、あの番組は…」

TV「生後六ヶ月頃になると、赤ちゃんはおすわりを覚え……」
雛「はぁ…赤ちゃんかわいいの、ヒナも赤ちゃんほしいのよ~」

巴「桜田くんっ…私たち二人で力を合わせれば…!」
J「オーケー、ときに落ち着け、柏葉」

 



202

巴「アピール?」
雛「そうなの、そろそろ直接訴えかけないと、ジュンみたいなヘタレは動かないのー」
巴「でも…私だってそんなの、恥ずかしいし……」
雛「うぅー、いい加減に見てるこっちがもどかしいのよ~!」
の「あら、ヒナちゃん来てたのねぇ」
雛「あ、のり、お邪魔してますなのー」
の「クッキー焼いたんだけど、食べる?」
雛「ほんとに!?食べる食べるぅ!」
の「うふふ…巴ちゃんもどうぞ」
巴「はい……サクッ…おいしいですね」
雛「クッキー焼きたておいしーの♪のりはとっても料理上手なのね!」
の「そういってもらえると嬉しいわぁ」
巴「……こんな素敵なお姉さんがいて、桜田くんは幸せでしょうね」
の「えっ…!?ま、またまたぁ、巴ちゃんたら、も~!」
巴「私も、こんなお姉さんがいたらなぁ……」
の「そ、そういうことなら、巴ちゃんジュンくんと仲がいいし、巴ちゃんさえよければ、お姉ちゃんになれちゃうわよ、なんて…」
巴「でも…桜田くんの気持ち、わからないし…」
の「ジュンくんもきっと巴ちゃんのことが好きよぅ!私も巴ちゃんみたいな妹がいたら楽しいし、応援しちゃうんだから!」
巴「ほんとですか?ありがとうございます……お義姉さん、なんて……」
の「な、なんだか照れちゃうわねぇ…」
雛「内堀から埋めにかかってたのね」

 



203

巴「焼き芋焼くからここにある落ち葉燃やすね。チャッカマンはと…カチッ」
J「灰燼と化せ!」
巴「すっかり秋ね。ところで、桜田くんは今日なんのカッコをするの?」
J「冥界の賢者」
巴「そうなんだ。あ、そういえば雛苺たち姉妹の衣装をそれぞれロッカーにしまっておかないと…
  盗まれたら大変だし、ちゃんとロックしとかないとね」
J「七つの鍵をもて」
巴「このロッカーね、じゃあ、衣装いれましょうか」
J「開け地獄の門!」
巴「ところで今日何の日だっけ」
J「ハロウィンだろ」
巴「ここまできて普通にいわないでよ」

 



204

巴「……この衣装は」
J「せっかくのハロウィンだし、魔女巴ってところでどうだ」
巴「……この露出度は…魔女というより魔女っ娘…」
J「そ、そんなことないって!」
巴「……たまの行事だし、いいけどね。ところで、桜田くんは結局ジャック・オー・ランタンでいいの?」
J「んー…なんかいまいち自分のって気合い入らなくてさ…まぁ、王道だし、いいだろ?」
巴「それはそうかもね」
J「じゃあ早速……トリックオアトリート?」
巴「……おかしもってない」
J「よし、それじゃいたずらだな…ふ、ふふ……」
巴「きゃっ…!も、もう…桜田くん…!」
J「仕方ないだろ?ハロウィンなんだから…」
巴「……」
J「な、なんだよ」
巴「桜田くん、お菓子があったわ」
J「え、どこに?」
巴「それはね……私が、トリート、です……どうぞ、自由にしてください……」
J「あ、いや……その……」

翠「あーっ!あの二人またあんなところでいちゃいちゃとぉっ…!」
雛「別に慌てることもないのよ、二人とも口だけなの」

 



205

柏葉巴が普通のナースだったら

巴「桜田くん、検診の時間よ」
J「仮にも患者に向かってくん扱いはないだろ」
巴「それじゃ、どこか悪いところはないかな」
J「無視かよ!」
巴「なにをそんなに興奮してるの?……あ、そうか、ごめんね桜田くん、気がきかなくて……」
J「は?」
巴「桜田くんも年頃だもの、病院でずっと寝てるだけじゃ、その……たまっちゃうよね」
J「お前はなにをいってるんだ」
巴「桜田くんにいいこと教えてあげる。今夜九時から一時間、誰もこの部屋には入れません」
J「だからなんなんだよもう!」
巴「…何をそんなに怒って…あ、そっか、ごめんなさい」
J「わかればいいんだ」
巴「そうね、妄想だけじゃもの足りないよね…」
J「……」
巴「本当にごめんなさい、お詫びといってはなんだけれど、これ……使って」
J「しかもお前の写真かよ」

 



206

巴「イメージトレーニング?」
雛「そうよ、ジュンといっしょにいるところをイメージして、いざというときに緊張しないようにするの」
巴「…そんなことしなくても、私は…」
雛「でも、ちょっといい雰囲気になるとたまに変なこといっちゃってるのよ」
巴「そ、それは……」
雛「だからね、ジュンと仲良くしてるところを普段から想像して、どーんな場面になっても慌てないようにするの!」
巴「……わかったわ、やってみる」
雛「トモエあいとー!」

巴「ん…うん…はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
雛「……」
巴「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……も、もうだめ……」
雛「……」
巴「……ん、んん……ふぅ、あなた、元気な赤ちゃんよ」
雛「そこか」

 



207

巴「ちょっと退屈ね」
雛「じゃあねじゃあね、トモエもいっしょにこれやるの!」
巴「えっと…間違い探し?」
雛「この絵の中に間違いが5つあるの、それを一緒に見つけるの」
巴「間違い探し…懐かしいな。ふふ、それじゃ、どっちがはやく見つけるか競争ね?」
雛「うぃ、負けないのよ~!」

J「…で、どうしても間違いがあと一つ見つけられなくて、今に至るのか」
雛「トモエー…ヒナもう帰りたい…もう答えみちゃえばいいのよ…」
巴「だめよそんなの!あと一つ、あと一つなんだから…ほら、桜田くんも探して!」
J・雛「はぁ……」

 



208

巴「ちょっと退屈だね」
J「そうだな。なんかする?」
巴「うん」
J「といっても、上にいかないとここには遊び道具もないしな…あ、そうだ。十回ゲームなんてどうだ?」
巴「…懐かしいね。いいよ。私から問題出してもいい?」
J「ああ、なんでもこいよ」
巴「じゃあ早速。トモエって千回言って」
J「僕いま十回ゲームって言ったよな!?」
巴「だいじょうぶ、百回超えたあたりから不思議とハイな気分になってくるからけっこう言えるよ」
J「何か危なくないかそれ!?っていうかお前やったのかよ!」
巴「ううん、私は300回くらいしかやってない」
J「十分多いよ!いったいどういう状況で自分の名前そんなに連呼したんだよ!」
巴「私の名前じゃなくて、桜田くんの名前なんだけど」
J「あ、そうなんだ。…ってどっちにしてもおかしいだろ!?どうして僕の名前300回も呼んじゃったの!?」
巴「……」
J「か、柏葉…?」
巴「……えっち」
J「なんで!?」

 



209

紅「ちょっとジュン、みっともないわね、頬にご飯粒がついていてよ」
J「げ、マジかよ…」
紅「仕方ない子…ちょっとじっとしてなさい」
J「え……」

巴「バンッ!ラブコメのにおいがするっ……!」
紅「きゃあっ……と、巴!?」
J「柏葉、い、いったいどこから…」
巴「真紅…その態勢でいったいなにを…!」
紅「べべ、別に何もしてないわ…キスでご飯粒をとってあげようなんてしてないわ!」
巴「そんなこと…絶対にさせない…桜田くんのほっぺの処女は誰にも渡さない…!」
J「へんな言い方するな!」
の「そうよぅ、それにジュンくんのほっぺなんてもうとっくの昔にお姉ちゃんがべろんべろんにしちゃったわよぅ!」
J「そう…えっ!?」

 



210

柏葉巴が普通のメイドだったら2(cf:183

巴「ご主人様、食事の用意が調いました」
J「あ、えっと、ありがと、いただきます」
巴「お口に合うでしょうか」
J「…うん、おいしい。でも、素材は普通なのに、不思議な味わいだな…でもそれがおいしい」
巴「調味料のせいかもしれません」
J「へぇ、何使ったの?」
巴「強いていうなら…愛です」
J「ブッ、よくそんなこといえるなぁ…」
巴「事実ですから」
J「……なんつうか、照れるんだけど…う~…でさ、結局、具体的には何が入ってるんだ?」
巴「……フフ」
J「え…?」
巴「……フフフ」
J「な、なんだよ、どうして目を逸らすんだよ!?半笑いなんだよ!?なな、なにが入ってるんだよ、なぁ!?」

 



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