べ「フレグランスボディスプレーとやらを買って見たぜ!これをつければ俺もモテモテに!」
べ「まずはこのスパイシーなフルーティーフゼアの香りとやらを使ってみるか!」
べ「水銀燈!俺の体の匂いをかいで見てくれないか!?」
銀「えー!?体のにおいぃ!?」
べ「きっといい香りだぜ!?さぁ、遠慮なく嗅いでくれ!」
銀「どこの変態よぉ!!ちょっと阿部さん呼んでくるわ。」
べ「おい!そんなのはいいからちょっと俺の匂いを嗅いでくれぇ!」
阿「なんだなんだこのいいにおいは!うほっ、いい男の匂い!」
べ「あ、ああ、ら、らめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
べ「ハァ、ハァ、前回は酷い目にあったぜ!今度は無理矢理嗅がす!」
べ「もう取りあえず全部つけとけ!」
べ「カナリア~!」
金「なにかしらベジータ?」
べ「俺の体の匂いをかげぇぇぇ!」
金「キャァァァ!!抱きつかないでほしいかしらぁ!ちょ、ちょっとどこ触ってるのかしら!!」
べ「ほらほら、俺の体の匂いを嗅いだら興奮してきたろ!?さっそくホテルへ…」
金「カナは鼻づまりしてるからベジータの体臭なんか嗅がないですんだかしら!いい加減に離してほしいかしらぁ…」
べ「そ、そんな!じゃ、じゃあここら辺はどうだ!?特にたっぷりつけた脇と股間の匂いなら…!」
金「イヤァァァァァ!!!」
み「クオルァァァァァ!!!おのれ家のカナに何してくれとるんじゃぁ!!!一億回地獄に堕ちて来い!」
べ「ち、ちくしょぉぉぉぉお!!!!ウギビャァァァァァァ!!!!!」
べ「あ、後一回、後一回だけ…」
べ「今回は、ストロベリーダイフクの香り!これを股間にたっぷり塗ってと!」
べ「雛苺ー!」
雛「あ、ベジータなのー!」
べ「ホラホラホラ!俺の股間の匂いを嗅げぇぇぇぇ!」
雛「こ、この香りは…!!苺大福なのー!」
べ「ほーら、ちょっと縦長だけど苺大福だよー!カプッって咥えてごらん!?」
雛「わーい!」カプッ
べ(ひ、雛苺が俺のディックを…!さ、さいこうだ!)
「ああ、いい…!!ん?お、おい雛苺!歯を立てないで嘗め回すんだよ!」
雛「いっちごだーいふっく!なのー!」
ギチギチギチ
ブチッ
べ「ギニャァァァァァ!!!!お、俺の、俺のディックがぁぁぁぁぁ!!!」
雛「ん?これ、苺大福じゃないの!」ペッ
巴「雛苺に何咥えさせたの?私もまださせたことないのに…!!」
べ「も、もうイヤァァァァァ!!!!!」
巴「壱 弐 参 肆 伍 陸 漆 捌 玖!!!」
べ「も、もうフレグランスなんかつけねぇぇ!!ギャァァァァァァァ!!!!!」
ラグビー乙女
真紅「そろそろラグビーのシーズンが始まるわね」
JUM「そうだなー」
真紅「今からでも遅くは無いわ。JUM、ラグビー始めなさい」
JUM「こんな万年引き籠もりに出来るポジションなんか無いよ」
真紅「走り込んで体力つければ良いSH(スクラムハーフ)になれるわ(手先が器用だし)。JUMはやれば出来る子よ」
JUM「じゃあ始めてみるか…」
そして数年後…そこには日本代表の練習に参加しているJUMの姿が!
JUM「あの時、真紅に薦められてラグビーを始めていなかったらきっと引き籠もりのままだったでしょう。今僕は真紅にとても感謝しています」
おわり
笹「なんか…最近ヤケに僕の出番がないような…。よし!」
【翌日】
笹「やぁ!みんなおはよう。」
一同『……誰だっけ?』
笹「ぐはぁっ!み、みんな!僕だよ、笹塚だよ!ほら、いつも廊下に立たされてる…」
金「あ…あれ?そういえば見たことがあるようなないような…」
笹「か…金糸雀さんにまで忘れられるだなんて…!
そ…そうだ!桜田、ベジータ!君たちなら!」
ジ「当然忘れるわけないだろ?」
ベ「そうだぞ、俺たちは友達だろ?」
笹「さ…桜田、ベジータ…やっぱり君たちだけは…」じぃ~ん
ジ「だから元気出せよ。笹…塚?」
ベ「そうだぞ。えっと……笹塚?」
笹(くっはぁっ!!疑問系になってらっしゃるゥウウウ!!)
ベ「おいおいおい聞いてくれよ~JUM~www」
J「なんだよベジータ。気持ち悪いニヤケ面なんかして」
べ「俺の机に手紙があってな~wwwやっぱり王子はこうでなくっちゃな~www」
J「手紙?…まさか…ラブレター…?」
ベ「当然だろ~www」
J(有り得ない、ベジータにラブレターなんて……例えベジータが宇宙を救ったとしてもそれは有り得ない……)「なんて書いてあったんだ…」
ベ「焦るなよwww
『あなたが好きです。付き合って下さい。この手紙を読んだ人は同じ文の手紙を気になる人20人に渡して下さい。気になる人と両想いになれます。』
だとよ。それじゃあ今から20人に手紙渡してくるからアバヨwww」
J「待……行っちゃったよ…誰だ、バカにあんなの渡したの?」
金(ドキドキ……ベジータ君…)
べ「ふぅ…笹塚。今日は大切な話しがあるんだ」
笹「大切な話し?」
べ「ああ。俺達の今後を占うとても大切な話しだ。笹塚、お前は俺達をどう思う?」
笹「う~ん、サブキャラ?」
べ「い~や!俺から言わせればもはや空気だね!よく考えてみもろ?サブキャラと言うのは主役を引き立たせるという大事な役を貸せられた人の事だ。そう、料理で言うなら付け合わせ的なポジションのはず。
だが今の俺達はなんだ?まるでお子様ランチの旗じゃないか!」
笹「僕はあの旗好きだけど…」
べ「だから俺様は考えた。個性なら腐るほどにある俺達に足りたいモノ…それは…職人へ記憶だ!」
笹「…は?」
ベ「ようするに、『忘れられている』んだよ!俺達のようなトッピングとしては最適な二人が使われない理由などそれ以外考えられん!」
笹「そうかな~」
べ「そこでだ!職人達がキャストを選ぶ時に思い出してもらえるように、俺は良い事をしようと思う!」
笹「どういう事?」
べ「ここで職人達のイメージアップをはかろうという事だ。さあ行くぞ!時間は限られているのだからな!」
笹「ちょ、ちょっとベジータ…」
笹「で、町に来たけど…」
べ「うむ。困っている人を探すんだ。そしてその悩みを解決する。どうだ?まさに善人の行いではないか!」
笹「はぁ…」
べ「さて、誰か困っている人は・・・む、意外と解りづらいものだな。仕方ない、直接聞きに行くぞ!おい!そこの娘!」
笹「ちょ!ベジータ!」
少女A「きゃっ…!」
べ「貴様、困っている事は無か?俺が解決してやろう」
少女A「あ、あの…」
べ「さあ何だ!早く言うがいい!」
笹「ベジータ、マズイって…!」
べ「邪魔をするな笹塚!おい娘!何か困っている事の一つくらいあるだろう!無いなら作れ!捻り出せ!」
少女A「今…」
べ「ん?何だ?」
少女A「貴方に詰め寄られている今困ってます…」
べ「な、なんだと…!貴様!それはどういう意味だ!おい!」
少女A「うわーん!」
べ「泣いただと!?馬鹿な…俺が泣かせたとでも言うのか…!」
通行人A「お巡りさーん!こっちです!こっちに変態が!」
べ「ちっ…!マッポを呼ばれたか…おい、笹塚!一旦退却だって…笹塚!?おい、どこ行った!?」
ジ「あれ?お前ベジータと町行ったんじゃなかったっけ?」
笹「うん。そこで『分相応』って意味を学んできたよ。やっぱり、その人の姿が真実なんだね」
ジ「?」
べ「くそ、貴様!は、な、せ!!俺をサイヤ人の王子と知っての無礼か!?なに、幼女虐待の現行犯?知らん!何かの間違いだ!た、助けてくれ笹塚ー!!」