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~プロローグ~

― バーズ城下町酒場

ここは城下町の片隅にある小さな酒場。
商人、農家、城の兵士、旅人などが日中の疲れを癒し、親睦を深める憩いの場である。
子供「ねぇ、詩人のおじさん!今日はどんな詩を聞かせてくれるの!?」
詩人「そうだなぁ・・・じゃあ今日はサバンナに住むモール族に伝わる詩を・・・・ん?あそ
こにいるのは・・・」
詩人と呼ばれる男は、酒場のカウンターに見て一つ笑みをこぼし、何かを閃いたように
口を開いた。
詩人「・・・・今日は今、君が住んでいるこのバーズの詩を聞かせてあげるよ」
子供「え~何かつまんなそ~、モール族の話がいいよぉ・・・。」
詩人「そんな事ないよ、人魚とかドラゴン、わる~いモンスターと皇帝の戦いのお話とか
いっぱいあるんだよ?」
子供「本当!?じゃあそっちがいい!!」
詩人「よし!じゃあ始めるよ・・・・・!」
酒場中に詩人のハーブが鳴り響き、人々の喧騒が止まった。
詩人は静かに語りだす・・・

詩人「ここに始まるは、遥かなる戦いの詩。偉大な帝国とうるわしきバーズの詩。そして
代々の皇帝と、その仲間たちの詩。この詩を歌い終われるよう、人工精霊たちよ、我に
力を与えよ!今は昔、帝国はバーズの小さな国に成り下がっていた。大陸は麻のように
乱れ、争いは絶えなかった。皇帝エンジュは統一の志を立て、日々戦いに明け暮れた。
彼には三人の子がいた。華々しきバラスイショウと、血は繋がっていなくとも自分の子供
同然に育てた、若くして戦死した先代皇帝サクラダの子供、優しきノリとジュン。
その日、エンジュはジュンをつれ、モンスターの討伐に出た……。

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― 封印の地

エ「いいか皆、我々はいつも『インペリアルクロス』で戦ってきたが、今回はジュンの
成長の為にも『フリーファイト』で戦う。ジュン、お前は今までは私の後ろで戦ってきた
が、今回はモンスターの攻撃をかわして一人で倒してみろ、『ビー』ぐらいならジュンでも
一撃で倒せる筈だ。まぁ心配はするな、この辺のモンスターはまだ弱いし、私がそばに
いるから死ぬ事はない。」 
J「分かったよ、義父さん」
僕はジュン、エンジュ皇帝の甥で、今は大臣になるために勉強中・・・
・・・なんだけど最近は「ジュンにも戦ってもらうことになるかもしれない」と言う事で度々
モンスターの討伐に連れて行かれてる。正直、僕は戦いには向いていない。大臣になって
国の内政を支えている方が性に合っているし、僕は野蛮な事は嫌いなんだ。

エ「私はジュンに付いているから、トモエとミツは他のモンスターを頼む。」
ト「はい、分かりました。」
この黒髪の女の子はトモエ、僕の幼馴染で小さい頃は良く遊んだ。今は立派な帝国猟兵で、
いつも城に常駐しているのでよくおしゃべりしたりするし、こっそり城を抜け出してお茶を飲み
に行ったりする。あまり笑わないトモエも僕といる時は笑顔を見せてくれる。多分僕たち二人
は相思相愛だ、毎朝僕に裸エプロンで味噌汁作ってくれ。華奢な体でカタナという東洋の細
身の大剣を振るう姿は勇ましいというより美しい。トモエさん素敵です、もう嫁にしたい。

ミ「任せて下さい、陛下♪」
この眼鏡をかけた大人の女性はミツさん。帝国の軽装歩兵で、このパーティーのムードメー
カー。斧でモンスターを倒す様は見ていて爽快だ。城ではたまに相談に乗ってくれる、僕のお
姉さん的存在だ。トモエと違って、「もう、食べ頃です><」って感じのスタイルは、思春期真っ
盛りの僕の性的感情を昂らせ、僕の竜槍ゲイボルグがヤバイ事に。今度その体に下り飛竜
させて下さい。 

エ「ベア、お前はひたすらパリィだ」
ベ「え、フリーファイトなら別に「黙れ、パリィだけやってろ」
ト「確かに、ベアさんにはパリィをやっていてもらわないと困ります。」
ミ「ていうか、ベアはパリィしかできないでしょ。」
ベ「・・・ぐすん・・・なぎ払いとかできるもん・・・・・」
この大柄な男の人はベアさん。「パリィのベア」で有名らしい。何故フリーファイトでパリィなの
か?きっと僕にはまだ分からない戦略的な何かがあるに違いない。ミツさんの発言は聞かな
かった事にする。
エ「ここのモンスターには付近の住民も苦しめられている。モンスターを追い払い、このダン
ジョンを封印する。・・・・早速、モンスターが現れたな。」
みると前方にマイザー(化けリス)2匹とビー1匹。
エ「マイザーはトモエとミツに任せる。ビーはジュンが倒せ。」
僕達は一斉にモンスターに飛び掛る。瞬時にトモエとミツさんがマイザーを倒し、残るは僕の
標的、ビーのみ。
J「覚悟しろよ・・・・!この虫野郎!!」
そう言って僕はバーサーカーのごとくビーに切りかかるが・・・・かわされてしまった。しかもその後
ビーが飛び上がってしまって攻撃を当てる事ができなくなってしまった。・・・膠着状態が続く。
エ「・・・・ライトボール。」
ビーに光の玉がぶつけられる。しびれをきらした義父さんが倒してしまった。
エ「まぁ、まだ始まったばかりだ、気にするな。」
僕は自分の不甲斐無さに凹んでいたが、その後は今までの戦闘の成果がでたのか、それなりに
攻撃も当てる事ができ、ビーやマイザーも倒せた。
ミ「今日はすごいですね!ジュン様!」
ト「やっぱりジュン様は才能があります・・・もっと自信を持つべきです。」
ありがとう2人とも。そう言われると俄然やる気がみなぎってくる。(僕の竜槍ゲイボルグも)

そんなこんなで僕たちはダンジョン奥にいる親玉の所までやってきた。
エ「ナイト2体か・・・・なかなか手強い奴だ、気をつけてかかろう。」
僕たちが近づくとナイト2体はこちらに気づき、1体が襲ってきた!
ミ「このぉ!アクスボンバー!」
ミツさんの体ごとぶつける強烈な斧の一撃でナイトは後方に吹き飛ぶ。
ト「強撃!」
倒れたナイトにトモエがとどめをさす ミツさんとトモエはたちまちナイトを1体倒してしまった。見事
な連携だ・・・・・と見とれている内に残りの1体も襲ってきた!
エ「あいつは私達2人で相手しよう。行くぞ!」
J「はい!」
そして義父さんと僕は襲ってくるナイトを迎え討つ。
エ「二段切り!」
義父さんの剣がナイトを切り刻む。しかし浅かったのか、ナイトは素早く僕の後ろに回り込み、槍で
僕を突いてきた!
エ「しまった!避けろジュン!!」
ト「ジュン君!」 ミツ「ジュンジュン!!」 ベア「パリィ!」
皆の叫び声が聞こえる・・・・つーかベアさんは何してるんだ?隅っこの方であさっての方向に剣を
振って・・・・しかも何か剣が「キラン」と変な光を放ってるし・・・・パニックのあまり幻覚でも見てる
のだろうか?・・・僕死ぬんだな・・・いや・・・!そういえばまだ僕はバラ義姉さんのお風呂を覗いて
ないし、ミツさんの乳を揉んでないし、メグ(次回登場するよ)のパンツ盗んでないし、トモエと籍も
入れてない!!いやだ・・・!そんなの・・・・・いやだああぁぁっ!!(ここまで時間にして0.1秒)
J「僕はっ!こんな所でぇっ!!」
ピコーン!と僕の頭上に電球が浮かび上がる。幻覚・・・だろうか・・・・?そして僕はとっさに閃いた
技でナイトの右からきた槍攻撃を剣で左へ受け流した。
エ&ト&ミ「!!」  ベア「あれは!パリィ!」
皆が驚いた表情で僕を見る。フン、僕だってやる時はやるんだ。つうかベアうるさい。
J「死ぬ訳にはいかないんだぁっ!!」
そしてまたピコーン!と僕の頭上に電球が浮かび上がる。もう気にしない事にする。さらに僕は
体勢を崩したナイトにまた閃いた技で攻撃する。
ナイト「ザ・フジミと呼ばれるこの俺が・・・・バカなぁぁ!!」」
変な断末魔をあげてナイトは消滅した・・・・必殺技でモンスターを倒すなんて僕は今最高にかっこ
いいんじゃないか?城に帰ったら早速トモエにプロポーズしよう。
勝利の喜びに浸っている僕に皆が駆け寄ってくる。
ベ「見事な・・・パリィでした・・・。」
もしかしたら僕はベアさんをみてパリィを閃いたのかもしれない。ありがとうございます、ベアさん。
ミ「やったねジュン様!かっこよかったですよ!」
ト「さすがですジュン様!ジュン様はもう立派な戦士です!」
エ「よくやった、ジュン。我が帝国に強力な戦力が増えて、私はうれしいよ。」
皆が僕を称えてくれている。悪くないな。今まで影で「根暗」と呼ばれてたけどもうそんな事言わせ
ない。これから僕の新しい人生が始まるんだ!!
エ「ここのモンスターすべて追い払った。皆よくやった。これから城に帰ろう!」
一同「「「「はい!」」」」

こうして今回のモンスター討伐は終わった。この戦いで僕は一回りも二回りも成長する事ができた。
よし、決めた!僕はこれから戦士を目指すぞ!やっぱり大臣でいるよりも、戦士の方が男らしいし、
女の子にモてるしな・・・・・・・フヒヒwww
そういえばさっきの必殺技に名前つけていなかったな。凄まじいスピードで色々モンスターを刺す
技・・・・「音速火炎斬」と名付けよう。我ながらかっこいい技名だ。

続く

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