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141

巴「わーい、桜田くんだぁ」
J「ズザザザザザ」
巴「なんで逃げるのー?」
J「また酔ってるだろ!?(cf:121)」
巴「うん」
J「だからだよ!」
巴「やーんピトッ」
J「うわ、また…お、おい、大丈夫なんだろうな?」
巴「うーん…スリスリ」
J「聞けよ!」
巴「えへへへへ…」
J「…柏葉がこんなに性格変わるタイプだとは思わなかった…」
巴「正直にいうとね…」
J「う、うん…」
巴「げ・ん・か・い」
J「……うわああぁぁあ今度こそか!?離れろ、離せ、向こうでやれ!」
巴「ん~…」
J「んー、じゃない、おい、こら!」
巴「う・そ」
J「……あああなんかうざいぃ!!!」



142(cf:49,126)

巴「お盆だね」
J「ああ、お盆だな」
二「というわけで来ました」
J「ぶっ!あんたまた来たのか!」
二「いけませんでしたか?」
巴「そんなことはありませんけど。何をしに?」
二「せっかくなので、兄に会いたいと思いまして」
一「久しぶりだな」
J「お、お前いつのまに…というか死んだ弟がいることに驚きはないのか…」
一「二葉…」
二「一葉兄さん…」
巴「…なんだか複雑な雰囲気?」
J「…そういえば、おんなじ人に恋してたんだよ、たしか…」
巴「そうなんだ」
二「…年老いたね、兄さん」
一「ああ…だが、それだけのものは得た」
J「なかなか込み入った話だよ。まぁ…ちょっとした悲劇でさ。後で話すよ」
巴「…うん…」
一「二葉、今ならわかる、お前の気持ちが」
二「わかってくれるかい、兄さん」
巴「……」
一「お前の言っていた通りだった…ショタも悪くない。それで、お前が生前隠していたショタコレクション、どこにあるんだ?
  記憶を頼りに探しているのだが、どうして見つからぬ」
二「案内するよ。今日は語り合おう、兄さん!」
一「ああ!」

巴「………えっと…悲劇?」
J「何も聞くな」



143

巴「この前に見た夢からヒントを得て、魔法を覚えたの」
J「…だいじょうぶか?」
巴「信じてないでしょう。いいわ、見せてあげる。ちょっと来て、雛苺、翠星石」
雛「うゅ?どうかしたのー?」
翠「チビ女の癖に翠星石に指図してんじゃねぇですよ」
巴「ドール3トモエ!」
J「ドール3トモエ!?」

ドール3トモエ 消費TP(トモエポイント) 3
3の倍数の薔薇乙女をトモエにするぞ。

翠「ひぃっ!なにしやがるですかこのチビバカ女っ…ってあれ?」
J「なにも変わってないぞ」
巴「チョイチョイ」
J「ん…って雛苺、その顔はどうした!?」
雛「ほえ?雛のお顔になにかついてる?」
J「ついてるついてる!目元になんか黒いのが!」
翠「ち、チビ苺、お前いつのまにほくろなんてついたですか!?」
雛「翠星石のお顔にもついてるのよー!」
翠「げぇっ!?まさか巴!?なななにしやがるです、元にもどせです、いますぐとれですぅ!」
巴「洗うととれるよ」
J「パシャッ…ほんとだ」



144

巴「魔法を強化したの」
J「またか」
巴「見せてあげる。ちょっと来て、蒼星石」
蒼「なんだい?」
巴「ドール4トモエ!」
J「ドール4トモエ!?」

ドール4トモエ 消費TP(トモエポイント) 4
4の倍数の薔薇乙女をかなりトモエにするぞ。

蒼「うわぁっ!?」
J「……ってまた泣きぼくろついただけじゃんか」
蒼「ええ!?嘘!?」
巴「ちょっと…よく見て。髪は黒髪だしショートカットだし顔だって私そっくりに…」
J「ん?あ、ほんとだ…まぁでもたいしてかわんないだろ」
巴「…竹刀をもってきてよかった」
蒼「…はさみをもってきてよかった」
J「……ほんとそっくり…いや、なんでもないです…はい…」



145

巴「魔法を極めたの」
J「まだひっぱるのか」
巴「見せてあげる。ちょっと来て水銀燈金糸雀翠星石蒼星石真紅雛苺雪華綺晶薔薇水晶」
J「ちょwwwww呼びすぎwwww」
雛「みんなきたのよ。どうかしたの?」
巴「レベル1トモエ!」
J「レベル1トモエ!?」

レベル1トモエ 消費TP(トモエポイント) 0
もうみんなトモエ。

銀「きゃあっ!ちょ、ちょっとあなたたち、なんなのその姿!」
金「す、水銀燈が巴の姿になったかしら!?あれ、す、翠星石も!?っていうか…みんな!?」
翠「ひいぃっ!み、みんな巴になっちまってるですぅ!」
紅「なな、なんなのこれ、元に戻しなさい!」
巴「四六時中私のことを見てたら、そのうち桜田くんは私のことが脳に焼き付いてはなれなくなるわ」
蒼「そのために僕らにずっとこの姿でいろっていうのかい!?迷惑だよ、ねぇみんな…」
雛「みんなトモエなのー!面白いのー!」
蒼「……」
薔「これじゃジュンに迫れない…ジュンに迫ってOKされても、それは私じゃなくて巴にOKしたことに…そんなのやだ…」
雪「…さすがにやりすぎだと思いますが」
巴「……あれ?桜田くんは?」
J「…なんで僕にまで魔法かけるんだよ…しかもご丁寧に、人形じゃなくてちゃんと人間の姿の…」
巴「あ…しまった、桜田くんまで私の姿に…」
翠「だからさっさと戻せですぅ!」
巴「えぇー…」
J「まぁいいや。クルッ、ゴソゴソ…」
巴「あれ?桜田くん、下向いてコソコソと何してるの?」
J「実はさ、一度女の体になったらやってみたかったこ」
巴「レベル1トモエ!!!!」



146

巴「最近このあたりで空き巣があったんだって」
J「へぇ」
巴「物騒だね。気をつけないと」
J「だいじょうぶだよ」
巴「どうして?」
J「だってウチは、僕が一日中家にいるからな。空き巣だって来ないよ」
巴「そうね。なら安心ね」
J「安心だよ、あはは…」
巴「うふふ…」
J「……フゥ」
巴「空しくない?」
J「少し」



147

巴「あれ、桜田くんと柿崎さんが二人で…あの二人、あんなに仲良かったっけ…。
  なんだかすごく盛り上がってる…。…私とだってあれだけ話が弾んだことは…どうして…」

め「やっぱり運命に任せるべきだと思うのよね」
J「自分でっていうのはバカバカしいな」
め「そうよね、私もあんまり綺麗だと思わないの。でも、入水はロマンチックでいいかもしれないわ」
J「なんだそりゃ」
め「昔からあるでしょう。一人でやってもいいし、大切な人と二人で…っていうのもいいわね」
J「でも、けっこう苦しいらしいぞ」
め「意志がないとできないことね。だからこそ、美しくもあるのよ」
J「たしかに。それはもう一つの運命っていえるかもしれない」
め「あら、あなたも案外ロマンチストじゃない」
J「バカいうなよ。他の死に方に比べればマシって言ってるだけなんだからな」
め「桜田くんはいつでも受け身だね」
J「積極的な死なんてまっぴらごめんだね」
め「ま、私もその気持ちはすごくよくわかるわ。ガツガツしてるのってやんなっちゃうもの」
J「だろ?」
め「そういう点、ちょっと似てるのかもね、私たち」
J「ふん、お前なんかに似てても嬉しくないね」
め「あはは、それはお互い様!まぁいいじゃない。あーあ、やっぱりどうせ死ぬなら素敵な死に方がいいわねー…」
J「そうだな…」
め「…あら、柏葉さんじゃない。いたの」
巴「……」
J「なんだ、柏葉、いたんなら言えよ。そんなとこでつったってないでさ」
巴「…ええと…気が合うんだね…」
め「あー…心配しなくても、そういう仲じゃないから」
巴「いっそそういう仲じゃないかと心配になるような話してくれてた方が…」



148

巴「惚れ薬…ですか」
め「そう」
巴「そんなのあるわけ…」
め「これは確かにきくんだって。いらない?」
巴「いらない」
め「どうして?これがあれば桜田くんはあなた一筋よ」
巴「ピク…そんなことして好きになられても…嬉しくないから」
め「そんな難しく考えなくても、素直になれない桜田くんの気持ちを後押しする薬、くらいの認識でいいんじゃない?」
巴「……」
め「桜田くんが柏葉さんのこと好きなのは確かだと思うけど」
巴「…もしそうなら、そんな薬…」
め「でもあの性格だからねぇ…告白なんて無理だろうし、あなたも性格的に無理でしょ。
  うかうかしてたら翠星石あたりにとられちゃうんじゃないかな~…受け身の男の子って迫ってくる相手に弱いのよね」
巴「う…」
め「解毒剤もあるし、惚れ薬で一押ししたあとは、既成事実さえあればなし崩しに…」
巴「……」
め「…ま、使うだけ使ってみたら?どうせ半信半疑なんでしょ。嫌だったら解毒すればいいし」
巴「そう…かな」
め「そうそう。ほらほら」
巴「…使い方は?」
め「乗り気になった?ちょっと待ってね、えーっと…なになに…」
巴「うん」
め「…この飲み薬を、対象に口移しで飲ませるべし。さすれば相手はお前のもの…だって」
巴「…それができる時点で両思いなんじゃ」



149

巴「あら、真紅、久しぶりね」
紅「おはよう巴。…ジュンとは相変わらずのようね。安心したわ。やはりジュンともっとも近いのは私のようだから…」
巴「……なにを根拠に」
紅「見せてあげる。あなた、ジュンに紅茶を頼んでみなさい」
巴「……。桜田くん、ちょっと…紅茶、いれてくれないかな…」
J「紅茶?いいけど、珍しいな、柏葉からそんなこと頼むなんて。…ほらコポコポ」
巴「ありがとう…。……普通にいれてくれたわ」
紅「ジュン、私にも紅茶を淹れてちょうだい」
J「なっ、なんで僕が!ああもう、わかったよ…コポコポ、ほら。あ、これミルクな」
紅「ありがとう…クス、どう、巴、わかった?」
巴「…なにをいってるの?桜田くん、私には素直にいれてくれたけど、真紅の頼みは渋ったじゃない」
紅「わかってないわねあなた…これが”ツンデレ”なのよ!」
巴「ツンデレ?」
紅「好きな相手に素直になれないツンデレ、素直になってる時点で恋愛対象じゃないのだわ。
  その点私はなんだかんだといいながらいつも頼みを聞いてくれる、ツンデレのもっともティピカルなパターンよ」
巴「そ、そんな…!桜田くん、私、お腹がすいてきたんだけど…」
J「ああ、悪い。たしかお茶菓子あったから、持ってくるよ」
紅「ジュン、お菓子がないわ。まったく気がきかないわね」
J「おま…今もってくるところだったんだよ!ったくほんとにうるさいやつだな……あれ、真紅が好きなやつまだあったっけ…」
巴「…!!」
紅「どう?憎まれ口を叩きながら、私の好物の心配までしてくれるこのツンデレ具合…」
巴「…桜田くん!あれやって、これやって…」
紅「ジュン、あれして、これして…」
J「ああ、柏葉、ほら。…真紅、なんで僕がこんなこと、自分でやれよな!…ったく、これでいいか?
  柏葉?ああ、いいよ。…真紅?うるさいな、人を扱き使いやがって…ほら、もってきたぞ。ん、なんだ柏葉、うんそれくらいは…」
巴「ああ、ツンがない、ツンがないわ…」
紅「うふふ…ツンデレなのだわ、ツンデレなのだわ…」

蒼「………で、実際問題、これはどっちの勝ちなんだい?」
翠「なんで翠星石に聞くですか」



150

巴「携帯が鳴ってるよ」
蒼「あ、ごめん。ありがと。えーと…あ、一葉さんからだ…」
J「おまえ…あのおっさんとメールしてんのか…」
蒼「え?うん。気が合うんだよ」
J「そうなんだ…にしても、あの年でもメールできるんだな…」
蒼「あはは、なかなかうまいものだよ。見てみる?」
J「いいのか?じゃあちょっとだけ………うわ…テンションたか…」
蒼「ね、顔文字とか☆とか使って、女の子みたいだよね」
J「…死にたくなった」
蒼「な、なんで!?」
J「柏葉も見てみろよ…ほら」
巴「…うわ」
J「これはひどいだろ」
蒼「へ、偏見だよ…」
巴「………お父さんみたい(ボソッ」
J「…えっ!?」
巴「!!…う、ううん、なんでもないの!なんでも…」



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