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【恋愛百景】Passione
第二話

 

「どう? 仕事には慣れたぁ?」
「あ、水銀燈先輩」
「おいす」
「編集長も」
「で、どうなのぉ?」
「そうですね…ま、色々振り回されてますよ」
これは紛れも無い事実
最近やっと慣れてきたけどね
「先輩方はどちらへ?」
「僕達は休暇を取ってイタリアに向かうんだ」
「知り合いがあっちでカフェを開いたらしいからぁ、ちょっと顔を出すのよぉ」
「そうですか。お土産期待してますよ^^」
「えー?」
「ハハッ、冗談ですよ。では、お気をつけて」
そう言って先輩方と別れた
…で、只今蒼星石先生宅
「蒼星石先生…大丈夫ですか?」
「うぅ…無理~」
うん、着いたら風邪をひいていた訳だ
つーことで看病する訳だけど…
「先生…何か欲しい物あります?」
「ジョジョ全巻…」
あちゃ、これは酷い
「仕方が無い…とりあえずお粥を…」
「担当君…僕おじや派…」
「了解です」
さて…とりあえずおじや作ろうか
「薬は何処に…」
「あ…戸棚の上に…」
「ふぅ…あらかた終わったので……先生、僕はそろそろ帰りますね。早めに風邪を治して下さいよ」
「…担当君…」
「はい?」
「ごめん…ちょっと今日泊まって…」
はい? 今何と
「僕…ちょっと寂しくて…駄目かな?」
「…分かりましたよ」
「ありが…と……う」
「ちょっ、先生」
先生は目の前に崩れさってしまった
仕方が無い。とりあえず布団に運ぶか
「よっと…」
「う…」
やっぱ辛そうだな…
布団に寝かしつけて…とりあえず代えのパジャマとか持って来ないと…
「うぅ…」
すいません先生…これじゃあ無理です
抱き締めるのを辞めて下さい。動けません
「うぅ…姉…さん」
「先生…」
うん、こっから実は後編に続くんだ。ネタ切れじゃあないが、すまない


第二話・完


おまけ:その頃の二人

 

「やっと着いたわねぇ」
「本当。意外とあるんだね」
はい。どうもお久し振りです
僕は第一章「Waltz」の主人公です。彼女と結婚してから就職しました
「なにやってるのぉ? 早くするわよぉ」
「はいはい」
全く…ま、真紅さん達に会うのは楽しみなんですけどね
おや、見えてきた
「あら、水銀燈じゃない」
「あらって何よぉ」

「どうも、お久し振りです」
「おや、久し振りだね」
「ワトソンさん」
「もう探偵は廃業したんだから、その呼び方は…」
「いつまでたってもワトソンさんはワトソンさんですよ」
「…で、どうして此所まで来たの?」
「え…あぅ…」
「真紅さん達が新しくカフェを開いたって聞いたんで遊びに来たんですよ」
「そうなんだ。はるばるお疲れ様」
いや、しかしねこの夫婦…前回バカッポーっぷりを見せつけられた訳だけど…
「…で、夫婦間の『営み』はどうなのぉ?」
「水銀燈」
「…」
「…」
…マジっすか…
「ふふ…私達も負けてられないわねぇ」
「お願い…そんな獲物を狩る様な獣の目をしないで…本来は僕がそういう目をする訳であって…」
ま、とりあえず二人とも元気でよかったんじゃあないかな?

 


第二話オマケ・完

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