銀「めぐ、お見舞いにきたわよぉ」
め「あっそ」
銀「コーラ、のむぅ?こっそり持ってきちゃった」
め「遠慮しとくわ」
銀「…どうしたの、めぐ?」
め「わたし、ツンデレキャラになることにしたの。」
銀「ツンばっかで、デレがないわよぉ」
め「…」
銀「…」
め「か、勘違いしないでよっ!べ、べつに照れてツンしかできなかったわけじゃないんだからね!水銀灯がいくら美人でやさしいからって照れたり軟化しないんだから!ほんとよ!?」
銀「こ、この子…乳酸菌の塊みたいに戦闘力が高いわぁ…」
め「ねぇ、水銀燈?私・・気付いたの」
銀「いきなり何よぉ?」
め「前は貴方にこの命をもらって欲しいなんて言ったけど、そんなのはダメ。もっと別の事で貴方への想いを表現しなくちゃって」
銀「・・そう。まぁ、好きになさいよ」
め「だから私・・貴方の子を産むわ!!」
銀「・・・は?」
め「この想いをカタチにするためには、それが一番だと思わない?じゃあ、はい。水銀燈の枕。それでは・・ふつつか者ですが」
銀「あ、もしもしジュン?急で悪いんだけど、保健体育の教科書持って来てくれなぁい?」
め「この前はごめんね?水銀燈」
水「まったく・・あの後あなたが覆いかぶさってきた時にジュンが入って来たもんだから変な誤解されたじゃない」
め「あはは。で、私あれから考えたんだけど」
水「今度はなぁに?またろくでもない事なんでしょ?」
め「もー、水銀燈ったら。でね、女の子同士じゃ赤ちゃんが出来ないから・・ほら」
つ『赤ちゃん』
水「あらぁ可愛い・・て!何よそれぇ!?」
め「え?だから私の貴方の愛の結晶よ。名前は何にしようかしら?」
水「えーと・・じゃなくて!何処から連れてきたのよぉ!?」
め「産婦人科にたくさんいたから一つもらってきたの」
水「あ、もしもしジュン?今すぐ道徳の教科書持ってきなさぁい。え?そんなの無い?じゃあ二人で人の在り方を教え込むから今すぐ来なさい!!」
め「ねーねー水銀燈~。まだ怒ってるの?」
水「当たり前でしょう!?あの後看護師さん達に必死に謝ったの私なんだから!」
め「ふふ、ごめんなさい。でもね?二人に色々教えられてようやくわかったの。私は根本的に間違ってたんだって」
水「まぁ、わかってくれたなら何も言わないけどぉ」
め「だからね・・・私・・・男の子になってみました!ほら」ハラリ
水「へ?あ・・・いやぁああああああああ!!!」
水「はっ!ゆ、夢・・?」
め「すーいぎーんとー♪」
水「きゃぁああああ!・・・きゅう」パタ
め「あら?どうしたのかしら。でも・・気絶してる水銀燈も・・可愛い♪」
元ネタ、『みかんのうた』
銀「めぐぅ…。病院から退院したときのために、引きこもり経験者のジュンを連れてきたわぁ…
話を聞いて、どうやったら社会復帰できるか考えましょう…」
め「えー?…一応聞いとくと、ジュンって、男?女?どっちもありそうな名前じゃない。どっちなの?」
銀「え?そ、そりゃあもちろん男よ。会ったことなかったかしら?」
め「おとこぉ?実在の?」
銀「当たり前でしょぉ!」
め「あー…。ごめん。無理。パス。」
銀「はぁ?」
め「私、三次元の男って意味わかんないのよね。ほんと、何で存在してるのかしら。
男は二次元で十分よ!もっとも、それでも水銀燈や二次元の女の子にはかなわないけどね。
と、いうわけで、私はねずみ男にも劣る三次元の男なんて相手にしたくないの。」
銀「…ここまで酷かったなんて……」
ジ「出番なしかよ!」
めぐはクォースをやっているようです
JUM「また懐かしいものをやってるな」
めぐ「えへへー。実は初めてやったゲームなんだー」
めぐがやっていたゲームはクォースというKONAMIのゲーム
ルールを軽く説明すると『上から流れて来るブロックを長方形にして消す』という単純なパズルゲームである
JUM「懐かしいな。今も置いてあるゲーセンあるけど…」
めぐ「あそこはもうやり尽くしちゃったわ。今の店の記録は全て私のよ」
JUM「ま、実際楽しいけどな」
結局、その後二人はクォースをやりながら一日が過ぎてしまった様です
二人「ススス、ススス、水銀燈!ススス、ススス、水銀燈!!」
水「やっぱりぃ!!」
ジャ、ジャーン!
め「なびけ!漆黒のドレス!」
金「朱い眼差し、銀の髪~!光り輝く、微笑みで」
め「皆の心、鷲掴み~!私の天使様!!」
金「人の!心に勇気を」
め「くれる!くんくん愛してる☆」
ジャジャッジャンジャン!
二人「ススス、ススス、水銀燈!ススス、ススス、水銀燈!!」
金「ヤクルトの値引き、確認だ!」
め「今だ、ねこそぎ買い占めろ!」
二人「読~者のみ~なさ~ん!」
『乳酸菌、採ってるぅ!?』
め「妖艶!気品!優しさ!愛!」
金「誕生!月夜~に~」
め「可 憐 に た た ず む!」
二人「皆の姉様!スッスッスッス、水~銀~燈!!!」
金「は~!スッキリしたかしら!」
ふふ、そうね。それで?水銀燈。ご感想はいかが?
銀「…悪くないかなと思ってしまう事が不覚だわぁ…」
それはなにより。あとはスレの皆さんも楽しんでくれていれば言こと無しね。ああ、かなりーもお疲れ様。
金「モーマンタイかしら!またいつでも呼んでほしいかしら~!」
ええ、さようなら。…ふぅ、何だかまだドキドキしてる。生きてるなーって思えるわ
水「そうね。それが何であれ、やり遂げる事は大切よねぇ」
何だか水銀燈も霞んで見えるし…心地いい浮遊感も…
水「・・・え?」
水銀燈…私、今…鳥になってるわ…バタッ
水「ちょ、ちょっと!無理し過ぎよぉ!あ~もう!救急車、救急車!」
元ネタ、「勇者王誕生!」