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「(蒼星石、翠星石無事でいてくれよ)」
二人と分かれた後急いで中等部のほうに向かっているJUMと乙女達
「まったくJUM~あなた、心配しすぎよぉ~」
「え?」
「二人が心配でしょうがないって顔に出ているわよ」
「水銀灯は、心配じゃないのか?」
「あのねぇー確かに心配だわ、でもねあの子達があんな奴に負けないわ。少なくとも私はそう思っている。JUMはあの子達がしんじられないの?」
「!!・・・ごめん、言うとおりだよ。僕は二人の事を・・・」
「わかればいいのよ(まったく、こんなにもJUMに心配されるなんで二人には妬けるわ)」
「JUM、水銀灯、二人ともなにもたもたしているのだわ急ぎなさい」
前から、真紅のイライラした声が聞こえてくる
「こっちの中庭を抜ければもうすぐ中等部の校舎ですわ」
勢いよく中庭へのドアを開くと、そこに広がっていたのは夜の遊園地のような景色
「「「「「「「!?」」」」」」」
後ろを振り向くとドアが消え始める
「閉じ込められたのだわ」
「ここはいったい何処だ!?」
「わーい遊園地なのーー」
「わけがわからないのかしらー」
「いったいどういうことですの?」
みんなが混乱していると
「あーピエロさん!風船ちょうだいなのーー」
雛苺が走り出す
「雛苺どこにいくのですか戻ってきなさい!」
急いで後を追いかける他のメンバー。追いついてみるとそこにはピエロの前に雛苺がいた
「風船ちょうだいなの~」
「どうぞお嬢ちゃん」
「わーいなの~」
「そちらのお嬢ちゃん坊ちゃんがたもいかがですか?」
警戒して、あとずさる他のメンバー
「やれやれ・・・お嬢ちゃん楽しいショーをみせてあげましょう」
そういうとピエロはポケットからボールを手一杯に取り出すとジャグリングを始めた
「わーーー!すごいの~!」
「おっと!」
ピエロがボールを落としたと思ったら、足で器用にリフティングしながらジャグリングを続ける
「お~すごいの~」
「なかなかのテクですわ」
「・・おもしろい・・」
いつのまにか観客に加わっている薔薇水晶と雪華水晶
「何やってるんだよ三人とも・・・」
「ちょっとおもしろそうなのだわ」
「行ってみようかしら~」
「ちょっと二人ともなに誘惑されかけてるのよ」
遠くの四人がモタモタしているまに
「そ~~れ」
ピエロがボールを高く投げると綺麗にポケットの中に落ちていく
「すっごいの~~~~~!!!」
「おもしろかったですわ」
「・・上手・・うらやましい」
大きく拍手している三人
「さあてお次の見世物は・・・」
遠くの4人が呆れていると突然
「ピエロさん、そろそろわたくし達を外にだしてくださいませんか?」
「・・お願い・・出して・・」
「ハア・・・やっぱり外に行きたいのかい?外は危ないよ?ここにいればことが終わるまで安全なんだよ?」
「それでもわたくし達にはしないといけないことがありますの」
双子が強い意思を持った目でピエロを見る
「どうやらおとなしくここにいてくれそうにないね・・・出口ならこの奥をずっといけばいい。でも、無事に行かせるわけにはいかない。主の命令だからね!」
急にJUM達を灼熱の炎が包む
「な・・なんだ!?」
「私は、夜魔メフィスト!主の命により貴殿らを処分する!」
「おねえちゃん・・」
「わかっていますわ、いきますよ薔薇水晶」
「「鏡の双子が欲する、われ等の道をふさぐ敵を排除する力を!」」
「すべてを写しだす‘‘鏡‘‘を!」&「すべてを貫く‘‘水晶‘‘を!」
周りを囲んでいた炎が地面から生えてきた水晶によって鎮火される
「JUM様今の内に急いで外に!ここはわたくし達におまかせください」
「JUM・・・急いで・・」
「わかった二人にまかせるよ必ず追いついてくれるな?」
「勿論ですわ、ではわたくしは食事にでも連れていってもらいましょうか」
「私は・・・ウシシ・・あんなことやこんなことを」
「わ・・わかった。信じてるからな二人とも」
「雛苺ぼさっとしてないでいくわよ」
「あう~ひっぱらないでなの~」
「待ってーーおいてかないでかしらー」
二人を残し異空間の奥に走っていくJUM達
「いきますわよピエロさん」
「手加減・・しない・・からね」
「私も早く残りを追わないといけないので全力でお相手しますよお嬢ちゃん達」
ポケットから赤と青のボールを一つずつとりだし勢いよく双子に投げつける
すると赤のボールは発火し巨大な火の弾となって飛んで行く。同じく青のボールは巨大な氷塊となっておそいかかる
「これも・・手品?」
薔薇水晶のほうに向かってくる氷塊が地面から表れた何本もの水晶によってバラバラに砕け散る。
「まだ手加減してくださってるのかしら?」
雪華水晶の前に等身大ほどの鏡が現れ火の弾が中に吸い込まれたかと思うとピエロに向かって鏡から勢いよく火の弾が発射される
「さすがは二つ名を持つもの、容易には倒せないか・・・」
突然姿を消すピエロ
「消えた?」
「おねえちゃん!上」
雪華水晶が見上げると上から巨大な火の弾がおそいかかっていた
「これも曲芸ですわ」
またも現れた鏡に吸い込まれる火の弾
「不意をついたつもりだったのですが甘かったみたいですな」
どこからともなく響いてくるメフィストの声
「どこに・・いる?」
すると前方からさっきよりは小さいが大量の氷塊が薔薇水晶に襲いかかる
「これくらい・・・」
水晶の壁が氷と薔薇水晶の前にできあがるが、とつぜん背後から襲いかかってきた氷塊に撃ちぬかれる薔薇水晶
「キャア!!」
「薔薇水晶!」
雪華水晶がかけよる
「お・・おねえちゃん後ろ・・」
雪華水晶が振り向くとそこにはおなじくサイズは小さいが大量の火の弾
「なにかがおかしいですわ」
つぶやきながら鏡を自分の前につくる、しかし火の弾は鏡の手前で急に消滅したかと思うと背後から雪華水晶を襲う
「キャ!熱!」
「フフフもう終わりでしょうか?まあ他に追いつくのが早くなって、楽でいいですな」
またも位置が特定できない声が響く
「ハア・・ハア・・なにかおかしいよ・・おねえちゃん」
「ええ薔薇水晶、変ですわなんでしょうさっきからのこの違和感」
こんどは二人めがけて上下四方から大量の小さな火の弾が襲う
「防ぎきれない・・・」
水晶の壁が二人を囲む
「なんとしてもやるのです」
上を鏡が守る
「これなら・・・・」
何発か水晶にあたった音がした後、水晶と鏡のわずかな隙間にピンポイント射撃を浴び火の弾が二人に襲いかかる
「キャア!熱いですわ」
「キャ!・・・」
熱さに二人が水晶と鏡を解除する
「お嬢ちゃん方、いい加減に諦めなさい君達に私を見つける事は不可能、火をかわすこともできません。いまならまだ死なずにお友達と一緒にここで静かに待っているだけでいい。」
「嫌ですわ、私達は学園の他の生徒達を助けなければなりませんわ。それにJUM様達を行かせると約束しましたの、絶対にあなたを倒しますわ」
「絶対諦めない・・JUMと約束した・・・絶対負けない!」
「残念です・・・」
声が響くと同時にまた、大量の火の弾が二人を囲む
「では、苦しまずに死なせて差し上げましょう!」
一斉に襲いかかる火の弾
「中途半端な防御じゃだめ・・・」
二人が密着すると水晶が二人を完璧に包み込む
「さっきはあんなこと言ったけど防戦一方ですわ・・・」
「敵が見えない・・・あと変・・・」
「何が変なのですわ?」
水晶の壁に火の弾がぶつかり続ける
「さっきの大量の火の弾・・・水晶で防いだとき・・見えた量より少なかった・・・」
「少なかった?それは確かに変ですわね・・・もしかして!」
「なにか・・・わかったの?」
水晶の壁にヒビが入り始める
「いいですか薔薇しーちゃん(ゴニョゴニョゴニョ)」
「なるほど・・・でもまだピエロさんの居場所が・・」
「それならある程度・・」
その時水晶が大きな音を立てて崩れる
「さあお嬢ちゃん方終劇ですよ」
またも大量の火の弾に囲まれる二人
「もう・・まどわされない!」
小さな水晶の破片を四方八方に撃ちまくる薔薇水晶、すると突然何かが割れる音と共に火の弾が消え始める
「やっぱり。」
「な!?・・・だがまだ私の居場所は・・・」
「薔薇しーちゃん!急いで私達の真上を水晶で攻撃して!」
「?」
混乱しながらも小さな水晶で何もないはずの真上を撃つと先程よりも大きな割れる音がして水晶に撃ちぬかれ地面に落ちてくるピエロの姿があった
「な・・!?なぜ私の居場所が!?」
「火の弾の謎が解ければ簡単な話だったのですわ」
「よくわからない・・・お姉ちゃん」
「簡単ですわ、まずあの大量の火の弾はわたくし達の周りを薄い氷で囲い、火の弾の像を作ってわたくし達を混乱させたのですわそして本人は自分の周りを、氷で囲い姿を消したのですよ」
「それは・・・わかった。でも・・居場所はなんで?」
「いいですか薔薇しーちゃん、いくら混乱したとはいえ防御するはずのわたくし達の防御の隙間を見つけるにはどこから見るのが一番都合いいと思います?」
「そうか!・・・真上」
「そういうことです」
「まさかばれるとは、・・・思ってもみま・・・せんでしたよ」
傷つき血を流しながらも立ち上がるピエロ
「もういいでしょ決着はつきましたわ」
「・・・・私達の勝ち」
「これしきの・・・傷など、道化師にはつきもの」
そう言うとまた姿を消すメフィスト
「どうしてそこまで・・・」
今度は二人から少し離れた上空に姿を現す
「これが私の最後の一撃。究極の芸をお見せいたしましょう」
そういうメフィストの両手には右手に真紅の燃え盛る玉、左手には半透明の青い玉
「・・あの二つさっきまでのと感じる力の桁が違う・・・」
「我が右手には燃え盛る紅蓮の炎」
真紅の玉が激しく燃え始め
「我が左手には絶対零度の氷結」
青い玉の周りが凍り始める
「今、紅蓮と絶対零度が交わるとき」
両手を胸の前で合わせ二つを合成し始める
「我のすべての魔力を吸い尽くせ絶対魔法‘‘メギド‘‘!!」
メフィストの胸の前で二つが合成され虹色の玉が出来上がる
「そちらが全力ならこちらも全力をだしますわ。ねえ、薔薇しーちゃん」
「・・・あれをやるんだね」
二人が眼帯をはずす
「すべてを写し破壊する、破滅の鏡を!」
「すべてを防ぐ水晶の額を!」
二人の前に巨大な鏡が現れその鏡の周りを水晶が包み始める
「「水晶鏡壁!」」
できあがったのは美しい水晶にかたどられた巨大な鏡
「そうこなくては、これを出す意味が無いと、言うもの。さあ最後のショーを始めましょう!」
虹色の玉が二人に向けて放たれる。それは周りの地面や建物を消滅させながら二人に襲いかかる
「お姉ちゃん・・・」
「薔薇しーちゃん」
二人は手を握り合い鏡の後ろに立つ
「終劇!」
鏡にメギドが命中し鏡を破壊しようとするが鏡もメギドを写し破壊しようとする
しかし少しづつ鏡と水晶にヒビが入り始める
「絶対にまけませんわ」&「・・・負けない!」
そして鏡が割れるその瞬間。メギドが音もたてずに消滅する。そしてその場に残ったのは全面にヒビが入った水晶に縁取られた鏡だった
「・・・やった!」&「やりましたわ」
二人が前方を見るとその場に崩れ落ちるピエロの姿があった
「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
ピエロの近くに歩み寄る二人
「ハァ・・・お見事・・・あれを・・防ぎきとは・・・」
「・・・どうしてそんなになるのがわかっててあれを撃ったの?」
「ハァ・・・ハァ・・私の主は・・昔は芸をみて・・・よく笑って・・くださった・・・しかし・・あの事件以来・・・笑顔が消え・・・私の芸では彼女に笑顔を取り戻せなかった・・・
さあとどめさして・・ハァ・・行きなさい」
「あら?もうショーは終わったのではないのですの、ねえ?薔薇しーちゃん?」
「・・・後は私達、お客さんが退場・・・するだけ」
「まったく・・・甘いお嬢さん方だ・・・」
その時メフィストが青い炎に包まれる
「「!!??」」
「主・・・もう私は、いらないということですね・・・お嬢ちゃん方・・受け取りなさい・・」
二人に向かって赤と青の二つの玉を投げる
「・・・ピエロさん」
「そんな」
玉を受け取る二人
「一つ・・お願いがあるのです・・・私はピエロ、最後は派手に退場するもの・・・お嬢さん方・・・この哀れなピエロを最後に美しく散らせてくださいな」
「そんな・・・あんまりですわ」
涙があふれる二人
「・・・ごめんね」
何本もの巨大な水晶がピエロの姿が見えなくなるほど覆いつくす
「・・・これでいいよね・・・・・・」
「派手でいいですわ・・・」
その時夜の遊園地が上から光の粉となり崩れ始め元の中庭に戻っていく
「・・・・ピエロさんよろこんでくれたのかな・・」
「きっと喜んでくださったのでしょう・・・」
呆然と立っている二人の後ろから
「お~い、薔薇水晶に雪華水晶~」
「大丈夫ですか~二人とも」
走ってくる三人の人影が近づく



夜のショーを終えた二人しかしまだ学校には大量の敵、中等部についたJUM達はいったい
次回
「剛雷」
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