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み「ふんふ~ん♪…よしっ☆」
みっちゃんは今日もお仕事。化粧もばっちり準備万端
み「じゃあ行ってきまーす。」
金「行ってらっしゃいかしら~♪」


金「さてと…」
金糸雀はみっちゃんが出掛けた事を確認すると化粧台の前に座った
金「カナだってもう立派なレディかしら。ならお化粧もひとつのたしなみかしらー♪」
金糸雀は生まれて初めての化粧に挑むようだ…
金「えと…まずは口紅を塗ってみるのかしら…」ヌリヌリ
金糸雀はまずみっちゃんの口紅を拝借して自分の唇に塗ってみた
金「うん、こんなもんかしら?」
鏡に映るのはいつもとは少し違う大人びた自分だった
金「うんうん、カナったらどうしてなかなか様になってるのかしら~♪
なら次は…これとこれとこれも試してみるのかしら~♪」

その夜…
み「たっだいま~♪カナ、いい子にしてた~?」
シーン…
み「あ…あれ?カナ?」
いつもは自分が帰ったら真っ先に飛んでくる金糸雀が今日は来ず、家の中は静まり返っていた


不信に思ったみっちゃんは金糸雀の部屋に向かった
コンコン…
み「カナ~?いるの~?入るわよ~?」
シーン…
返事がない…みっちゃんは意を決して部屋のドアを開けた
み「…カナ?」
金「み…みっちゃん!お願いだからカナを見ないでかしらー!!」
暗い部屋の中、金糸雀は布団を被ってベッドの上にいた
み「カナ?どうしたの?…お腹痛いの?」
金「みっちゃん…お願いだから…今はそっとしといてほしいかしら…うぅ…」
み「カ…カナ!?泣いてるの!?
カナが泣いてるのに私が放っておけるわけないじゃない!!お願いだから出てきて私に話してよ!!」ガッ
みっちゃんは布団に手を掛ける
金「嫌あぁっ!!みっちゃん、後生かしら~!!今のカナを見ないでええぇ!!」
しかし金糸雀も負けじと布団を引っ張る
み「えぇい…こうなったら…みっちゃんぱわあああぁ~…マーーーックス!!」
ガバァ!!
金「きゃあああああああ!!」
みっちゃんの全力パワーの前に布団は遂に剥がされた
金「嫌あぁっ!!」
だが金糸雀はすぐに両手で顔を覆った
み「ハァ、ハァ…カナ?本当にどうしちゃったの?」


金「……」
み「カナ?私じゃカナの力になれないの?私はカナのことが何より大事よ?私で出来ることならなんだってしてあげる…
もしカナがどんなに変わってもカナがカナであることに変わりはない…だから、私を見て…カナに嫌われたら私…私…生きていけない…うぅ…」
金「みっちゃん…うん、ごめんなさい…なら…絶対に…笑わないでね?」
金糸雀は両手を下ろしてゆっくりと振り向いた
そこには…
み「カ…カナ…貴女…それ、どうしたの?」
金「うぅ…」
そこには眉毛がきれいさっぱり無くなった金糸雀の姿があった
眉毛が無くなったせいでただでさえ広い彼女のおデコはいつもに増して広がって見えた…
金「実は…今日こっそりみっちゃんのお化粧道具を使ってて…眉毛を抜いてから…バランスが取れなくて…整えてるうちに…こんなことに…うぅっ…うわああああああああああああああああぁん!!ごめんなさいかしらあぁ~、きっと罰が当たったのかしらああああぁ~!!」
み「……カ…カナ、その…私は怒ってないから、まずはそれをなんとかしなきゃね?」
金「かしらぁ…」

その後しばらくの間毎日みっちゃんにペンで眉毛を書いて貰う金糸雀の姿があったという…
しかし、それからしばらく友人たち(特に水銀燈、翠星石)に眉毛がバレないように過ごした金糸雀は眉毛が回復した後、
「毎日生きた心地がしなかったかしら…」
と語ったという…

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