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どうも、桜田JUMです。
ただいま僕は非常に困惑しています。なぜかと言いますとですね、今、家から帰ってきたんですけどね…僕の部屋に居るんですよ、翠星石が
いや、別に居て悪いとかじゃなくてね?てか、こいつとは家も近いから家族ぐるみで仲がいいんだよね
そのせいもあってか、こいつが僕の部屋に居てもなんとも思わないんだけどね。てか毎日と言っていいほど僕ん家にいるし
まあ、親が出張で留守なのと姉も遊びざかりってのもあって、家に僕一人ってことがよくあるわけよ
そこにこいつが飯とか作りにきてくれたりするんだよね。そのままこいつが泊まってくなんてよくある事なんだ

だからさ、別に居てもいいんだよ。でも今は駄目だろ……冷静に考えて……
何でかって?だって……ねえ?

「…え~っと…どういうこと?…なんで翠星石がJUMの部屋に居るの…?」

…まあ、僕一人じゃないって事なんだよね…薔薇水晶と一緒なんだな、これが。

「…いや、僕にもなにがなにやら……」

何で居るかなんて僕にもわからないのに返答できる訳ないじゃないか…

「……う~ん……JUMぅ~~……ムニャムニャ…」

えっと…確かに翠星石は居るんだ。居るには居るんだけど寝てるんだよ、僕のベットで…これがまずいんだよね…
こんなの見たら誰だって気にもなるだろ…薔薇水晶とて例外じゃないだろうに…
この状況で『翠星石が居ることなんていつものことだよ、気にしないでw』ってのは通らないだろうな…
薔薇水晶は僕らが幼馴染みってのは知ってるはずだけど、これを見たらただの幼馴染みとは思わないでしょ。ただの幼馴染みなのにね

「…JUM?」
「ちょ、ちょっと待って!今考えてるから!」


……うん、考えたとこで僕だけじゃ説明できそうにないな。これは翠星石と一緒に説明したほうが話しは早そうだ
って訳で翠星石を起こすことにした。

「お~い、翠星石~~~起きろ~~~!!」
「う~~ん……」

なかなか起きないな…しょうがない、叩き起こすか

「お~~~~い!!お~き~ろ~よ~~~!!」
「う~ん………あ……JUMじゃねえですか…おはようですぅ…」
「ああ、おはよう……起きたか?」
「そうですね~…JUM…?」
「ん?」

翠星石が何か言って僕の首に腕が回ったと思ったら、いきなりキスされた

「「!!!?」」
「フフ~ン♪これでバッチリ目が覚めたですぅ~♪」

ちょ!?何やっちゃってくれたの!?それに何言ってるんだよ!?

「あ、薔薇水晶も居たんですか、おはようですぅ…でも、居るなら居るって言えですぅ
思わずいつもの癖でおはようのキスをしちゃったじゃねえですか///」

いつもの癖ってなんだよ!?知らないよ、そんなの!!
…お、落ちつけ僕!と、ともかく翠星石が起きたんだから説明しなきゃな、うん

「あ、あのな…薔薇水晶…とりあえず僕らの話を聞いてくれるか?今から説明するからさ…?」
「……うん…」


頼むからそんな涙ぐんだ目をしないでくれ…心が痛むじゃないか…何で心が痛むかわかんないけどさ

「JUM?説明って何の話ですぅ?」
「え~っと、僕と翠星石の関係についてだよ。ただの幼馴染みってのをちゃんと薔薇水晶に説明したいんだ
お前がいつもみたいに僕のベットで寝てるから、薔薇水晶が勘違いしちゃってるんだよ」
「…いつもみたいに……?」
「あ!いや、毎日じゃないんだけど…じゃなくてっ!そんな事を言いたい訳じゃなくて!!
……翠星石!お前が説明してくれ!!」
「ようは翠星石とJUMがどんな関係か知りたいって訳ですね。まかせろですっ!!
薔薇水晶!前にも言ったと思うですけど耳をかっぽじってよく聞くですよ!?」

……前?前にも何かあったのか?……まあいいや、二人の間で何かあったのかはこの際どうでもいいや
ともかくちゃんと説明してくれよ!!

「翠星石が毎日ご飯を作りに行ったり、夜は一緒のベットで寝たり、あっ夜の営みもあるですよ?
そんな仲の良いただの幼馴染みですぅ!」

………駄目だコイツ…早くなんとかしないと……てか、夜の営みってなんだよ!!

「…夜の営み…?」
「野暮な事聞くなですぅ!///JUMは激しすぎて近所迷惑なぐらいすごいんですよ?もはやマエストロ級ですぅ///」
「え~っとだな…僕がやっぱり説明したほうがよさそうだな」
「…もういいよ…二人の関係はよくわかったから……二人は本当に仲がいいんだね…」
「え?…別に仲は悪くないけど…って何で泣いてるんだよ!?」
「…泣いてなんかないよ!…うん…そうだね……二人の邪魔をしちゃ悪いよね…じゃあ帰るね……さよなら!!」
「おい!!待てって!!」

こういう時ってやっぱ薔薇水晶を追っかけなきゃいけないんだろうなと思いながら追いかけようと思ったんだけど
思うように体が動かなかった……って


「おい、翠星石!お前いつまで引っ付いてんだよ!いいかげん離れろって!!」

そう、こいつが引っ付いてるせいで動けなかった

「い~や~で~すぅ~JUMが離すまで翠星石は離しませ~ん~!!」

翠星石のその一言でやっと今の状況を理解した。こいつが僕の首に腕を回してるのと同じように僕も翠星石の腰に腕を回してたんだ。無意識に
たぶん、キスされた時からずっとこんな状態だったのだろう。
こんな状態で薔薇水晶にただの幼馴染みだと必死に説明してたと考えると滑稽すぎる…なんかもう、全てが手遅れな気がする…

「あ~…ごめん、今離すよ」
「JUMが離しても翠星石は離さないですよ?」
「さっきと言ってる事が違うしwまあいいや、今更追っかけても間に合わないだろうし…
また今度会う時に説明しとけばいいか」
「JUMは軟弱すぎるんですよw」
「うるさいなあwてか、2,3聞きたい事があるんだが…いいか?」
「何ですぅ?」

聞きたい事は色々あるがとりあえずこれだな

「まず一つ、何でお前ここで寝てたんだ?」
「そんなのいつものことじゃねえですか、だからその質問じたい愚問ですぅ」
「僕ん家を私物化すんなよ!wwwまあいいやw二つめ、なんでキスした?」
「ん?JUMは嫌だったですか?」
「いや、別に嫌というかビックリしただけだよ」
「ならいいじゃないですかw…まあしいて言うなら癖ですぅ。ほら、さっきも言ったじゃないですか、癖があるって
蒼星石に起こしてもらうとき、ついついキスしちゃうんですよ。その癖が発動しちゃったんですよ、きっと。たぶん」

そんな癖があること自体初耳だな。てかあのタイミングは最悪だったな、てかお前確かキスするときに僕の名前を呼んでなかったか?


それだとおかしくないか?…まあいいや
あとは…翠星石と薔薇水晶の間に何かあったのか聞きたいんだが…これは止めとくか

「じゃあ次……夜の営みってなんだよ!!wwwwそんなことした覚えないし!!」
「あ~wあれはですね~家庭用ゲームのDDRの事を話したつもりだったんですけどね~wほら、よく夜にやるじゃないですか
あれでよく白熱してたじゃないですか~それでJUMがマエストロ級にうまいって言ったつもりだったんですけどね~w」
「そんな言い方じゃ伝わらないしw夜の営みって表現がおかしいしwww」

まあ、あらかた把握した。そんな奇妙な偶然が重なって誤解が解けなかったんだな。こんな事ってあるんだね
今度改めてちゃんと説明すれば薔薇水晶もわかってくれるだろう

「じゃあ翠星石も質問するですよ?」
「ん?どうぞ」
「JUMはどうしてアイツ…じゃなくて薔薇水晶と一緒にいたですか?」
「あ~何か今日、家に槐さんとかがいないらしいんだ。それで寂しかったんだと、だから今日は僕ん家に泊まってきなよって誘ったんだよただそんだけだよ」
「ひええぇぇ!!女を家に誘い込むなんてなんたる鬼畜の所業っ!!や~ら~し~い~で~すぅ~!」
「バッカ!wwwそんなんじゃないっての!!www」
「や~~ら~~し~~い~~で~すぅ~~!!」
「だからそんなんじゃないって!!w」

そんなこんなで翠星石とじゃれ合いながら今日は終わってくんだな。ま、それもありかなって思えた。
でも、なんで薔薇水晶は泣いてたんだろうな……うん、今は考えるのはよそう
今は目の前にいるこのおてんば姫を黙らせなきゃな。それに専念するか



「ヒック……ヒック………JUMの……JUMのばかぁ……クスン……」

おわり

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