何か博士的存在「めぐ君。グレー○ブースターを射出する!」
め「了解。所長。」
博「ブースター射出!」
め「私は病人のプロよ。外しはしないわ。食らえ暗黒引篭り将軍!」
J 「ギャーーーーーー!」
BOKAAAAAAAAAAAAN!
め「ハッ!何だ。夢か。……ちぇ。」
めぐ「人は誰も、一人で生まれて、一人で死んでゆく…」
JUM「……」
めぐ「だけど、人は誰かの温もり無しには生きていけないみたいなの」
JUM「つまりは…こういうことか?」ギュッ
めぐ「うん♪」
めぐ「私は超人になるのよ!いも虫から蝶に変態するの!」
水銀燈「やめてめぐ変なスーツ着ないで!それじゃあ文字通り変態よぉ!」
めぐ「何を言っているの水銀燈、パーティにも行ける素敵なお洋服よ!これがオシャレよ!」
水銀燈「お洒落を間違っているわぁ」
ばらすぃー「……マスクだけにすのが……オサレさん……マスクドライダーいぇあ~」
めぐ「盗んだバイクで走り出せ~」
ばらすぃー「行く先~分かるまま~」
水銀燈「ちょとぉそれ私のバイクよぉ!」
ばらすぃー「落ちなし」
めぐ「つまり永遠に飛び続ける私達ヒャッホー!」
『路上のギリジュン』
め「ギリギリギリギリジュンジュン♪」
め「ギリギリギリジュンジュンジュン♪」
水「…」
め「生活費がギリギリだ♪」
「仕送り10万円♪バイトが6万円♪」
「紅茶が6万4千円♪カップが1万円♪」
「残りが8万6千円♪うにゅーが3万円♪」
「残りが5万4千円♪トドメがくんくん費♪」
「平均2万4千円♪残りが3万円♪」
「日本ばらしー連合会♪会費が9万円♪」
「ギリギリどころか足りてない♪ギブミー6万円♪アッー!!」
水「ちょっと…めぐ…?」
め「貧乏は~ツライけれど~♪」
水「めぐぅってば!」
め「それなりに~♪…ってなによ。いいとこなのに」
水「ジュンの歌作ったって言うから来てみたら…これじゃジュンがあんまりよぉ!」
め「あら、でも事実でしょ?」
水「うぅ…っていうか!ジュンが現実を受け入れられなくなってナイフを首元に!」
め「トドメがくんくん費…かぁわいい♪」
水「いいじゃない別に!(///)そ、それに半分は貧乳真紅よ!」
ジ「……(少しは僕の心配をしてくれ…)」
「誰も探してる夢はきっとある何処かにあーる」
「!?」
「!?」
「ど、どうしようジュン」
「OK落ち着け水銀燈、ただめぐが明るい歌を歌っているだけだろ?」
「それに問題があるのよぉ」
「なぜホワッツ?」
「だってめぐが死にたがらなかったら私必要とされなくなるのよ!?」
「うんそうだ」
「え・・・」
完!
め「ジュン君…私、もう持たないみたい…」
ジ「めぐ!諦めるな!お前はまだ生きていけるんだ!」
め「ゴホッ!……もう、ダメ…」
ジ「め、めぐ!」
め「ジュン………私……あなた……ことが………す…き……」
ジ「!!めぐ────!!」
ジ「ははは…最後の最後で想いをぶちまけるなんて……卑怯な奴だ……ならば僕も、言うよ……
めぐ、君の事が…
大嫌いでした」
め「えっ!!ママ、マジで!?」
ジ「やっぱりな」
め「え……あ…」
ジ「なんで死んだフリなんかしたんだ?」
め「あの……ジュン君に好きって言ってもらえるかと思って…」
ジ「バカだな。こんな事しなくても好きだって言ってやるのに…何回でも」
め「そ、それって…」
ジ「大好きだ、めぐ」
め「ジュン君っ!」
そしてめぐは無事に退院できましたとさ
Fin
こんな私でも彼は私に会いに来てくれる。
私が病室から抜け出したときに、たまたま、そう本当にたまたま会って
少し話をしただけで彼は私を友達と呼んでくれた。
そして、入院中毎日のように彼は自分の病室を抜け出して来てくれる。
退院した後も私のところに来てくれた。
友達を見舞うために。
ただ友達に会いに。
それだけ、私たちは友達だから。
でも、私の中で彼の存在は大きくなっていく。
私は彼をただの友達として見れなくなっていた。
だけど、私は壊れた子。
だから彼に私は似合わない。
貴方のような優しい人には。
おっといけない、こんなことばかり考えていたら泣きたくなってきた。
でも泣いちゃダメだ。もうそろそろ彼が来る時間だ。
『コンコン』
ほら来た。
私は返事をする。
「どうぞ。」
すると、彼が入ってきた。
彼はいつも通り今日あったことなどを話してくれる。
そうしている内に結構な時間がたった。
面会時間ももうわずかという時に彼がソワソワしだした。
私はそれが気になり質問する。
「どうかしたの?」
彼は私の質問には答えず、目を瞑って深呼吸を一度した。
そして目をあけて、いつもはしないような真剣な顔で私を見る。
私は少し驚いたが彼から目を離さないでいた。
○月×日
今日は素敵なことがあった。
それは彼が私のことを好きだと告白してくれたことだ。
もちろん私は自分の病気のことを告げて断ろうとした。
でも彼はそんなの関係ない、私の本当の気持ちが知りたい、と言ってくれた。
すごく嬉しかった。だから私は私の本当の気持ちを彼に告げた。
そして私たちは友達から先の関係になった。
今迄私は生きるために何の努力もしなかった。
でも今日からは違う。
彼と少しでも多くの時を一緒に過ごしたい。
だから、生きるための努力をすると決めた。
end