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「secret base ~10年後の8月に~」

君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない 10年後の8月 また出会えるの信じて……

出会いはふとした瞬間 帰り道の交差点で 声を掛けてくれたね

「ねぇ、君。翠星石って言ったよね。よかったら一緒に帰らない?」
「え?な、何でですかぁ?」
「ん?何となく……かな。あ、僕は蒼星石。最近引っ越してきたんだ。よろしくね。」
「う……馴れ馴れしい奴ですね……しゃ、しゃーねーな。翠星石が一緒に帰ってやるですよ。」
「うん、ありがとう。」

あぁ 花火が夜空綺麗に咲いてちょっと切なく あぁ 風が時間と共に流れる

「どうですかぁ?ここの花火は凄いですよ。」
「うん、凄く綺麗な花火だね。僕も両親の都合で転々としてきたけど、こんな綺麗な花火は初めてだよ。」
「じゃあ、蒼星石がそう言うならここの花火は日本一の花火ですね。」
「あはは、うん。きっとそうだよ。」

嬉しくて 楽しくて 冒険も色々したね 二人の秘密の基地の中

「ねぇ、どこ行くの?翠星石。」
「黙って付いてくるですよ……あ、そこ足場が…きゃぁ!?」
「だ、大丈夫?翠星石。」
「うぅ…だ、大丈夫ですぅ……ほら、見るですよ蒼星石。ここ、翠星石の秘密の場所なんですぅ。」
「わぁ……凄い……翠星石は色々な所知ってるんだね。」
「えへへ~…蒼星石は翠星石の一番のお友達だから教えたんですよ。だから、今日からここは二人の
秘密基地ですぅ。」

あぁ 夏休みのあと少しで終わっちゃうから あぁ 太陽と月仲良くして

「もうすぐ、夏休み終わっちゃうですね……」
「うん……太陽と月が仲良くしてくれたらいいのにね。」
「?どういう事ですかぁ?」
「太陽と月は交互に現れるでしょ?だから、時は流れていく……太陽と月が仲良く一緒に居てくれたら
僕もきっと翠星石とずっと一緒に居られるのに…」
「へぇ~、蒼星石は物知りですねぇ。翠星石と蒼星石の仲の良さを見せてあげたら、太陽と月もきっと
仲良くなるですよ。」
「ふふっ、そうだね……」

悲しくて 寂しくて 喧嘩も色々したね 二人の秘密の基地の中

「もう!どうして君はそんなに勝手なんだい!?」
「う、うるさいですぅ!翠星石のやる事にとやかく言われる筋合いはねぇですよ!!」
『フンだ!!!』
……………………………
『あ、あの!』
「な、何?翠星石…」
「そ、蒼星石こそ何ですかぁ?」
『…………あはははははっ、ごめんね翠星石(蒼星石)』


突然の転校で どうしようもなく……

「蒼星石ぃ……」
「ごめんね、翠星石。僕も本当は君と一緒にいたい……でも、しょうがないんだ…」
「わ、分かってるですぅ。翠星石だって子供じゃないんですぅ!その…て、手紙書くですよ。」
「うん、僕も……僕は電話するよ。」
「その…忘れないで…」
「うん…僕のことも…」
二人の秘密の基地の中……

君と夏の終わりずっと話して 夕日を見てから星を眺め 君の頬を流れた涙はずっと忘れない

「いよいよ、明日なんですね……」
「うん、だから今日はずっと一緒にいよう。翠星石と僕の秘密の基地の中で。」
「もちろんですぅ……夕日が綺麗ですね……」
「うん、もうじき星も出てきそうだね…この天気ならきっと星も綺麗に出てくるよ。」
「はいです……蒼星石…泣いてるですか?」
「うん、きっと泣いてるよ……そう言う君だって…」

君が最後まで大きく手を振ってくれた事きっと忘れない だからこうして夢の中でずっと永遠に

「それじゃあ、出発するよ、蒼…何時もごめんな。」
「ううん、仕方ないよ父さん……」
「ーーーーーせきぃぃぃぃぃ!!!!」
「!?誰か僕を呼んでる?あ……翠星石……」
「蒼星石ぃぃぃ!!絶対……絶対また……また会うですよぉおお!!」
「すい…せい…せき…ぐすっ……うん、絶対だよ翠星石!!10年後の8月に……僕等の秘密基地でね!!」
『さようなら!!!』

君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない 10年後の8月 また出会えるの信じて……
最高の思い出を………


10年後の8月……
「ねぇ、翠星石ぃ。ここ立ち入り禁止なのよ~?」
「うるせぇですね、嫌なら付いて来るなですよチビ苺!」
「感心しないわね、全く。貴方らしくないわよ。こんな所に何があると言うのよ。」
「……秘密基地……ですよ…ふぅ、ようやくついたです……あっ…」
「やぁ、こんな所にお客さんなんて珍しいね。ここは立ち入り禁止のはずだよ?」
「ぐすっ……そ、そういう蒼星石だって…勝手に入ってるですよ…」
「えへへ、約束だからね。君との……10年後の8月…」
「わ、分かってるです…翠星石だってだから、来たんですよ…おかえりなさい、蒼星石。」
「ただいま、翠星石。」
END
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