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薔薇「えへへぇ♪」
ジ「ん、何見てるんだ薔薇水晶?」
薔薇「ん~ジュンとの初でーとの写真♪」
ジ「恥ずかしいモン見るなよ…………ったく。」
薔薇「にひひぃ♪初でーとの時ジュンってばガチガチだったよね♪」
ジ「それは言わん約束だろ?」
薔薇「キスの時だってちゅっするだけなのにいつまでも口パクパクするんだもん♪
   かわいかったなぁ~~~お持ち帰りぃ~~♪」
ジ「だから抱き付くなって…………うう…………」
薔薇「照れてる照れてる♪かぁいいよジュン♪」


写真の中の二人、真っ赤な僕と笑うキミ









薔薇「ジュン………昨日、銀ちゃんとイチャイチャしたでしょ?サークルの打ち上げで………」
ジ「ギクゥッ!!(いや、まあ、酔いの勢いで羽目外してたけど言わない方が良いよな?)
  あ~~~いや、何もしてないよ~~?皆でドンチャン騒ぎを――――」
薔薇「昨日は一人でずっとなるたる見てたんだよ?」
ジ「………………(また、何でタイミング良く鬱アニメを見るかなぁ?!←薔薇水晶からの知識だ)」
薔薇「さびしかったんだよ…………?」
ジ「あ………いや、ほんとに何も………」
薔薇「ヒック…………ウソだぁ…………ジュンはウソつきだぁ………うぇぇぇん……」
ジ「…………ごめんなさい。羽目外してバカしました、許してください。」
薔薇「ウック…………じゃあ………なでなでして?頭、なでなでしてギュッして?」
ジ「分かりましたよ甘えん坊さん………」

ぎゅ~

薔薇「えへへぇ…………幸せ♪」


同棲して一年、たまにケンカもするけど僕と彼女は幸せです








薔薇「ん…………くぅ………」
ジ「ただいまぁ、晩ご飯の材料買ったぞ………って寝てるのか。」
薔薇「くぅ…………くぅ………」
ジ「はあ、机に突っ伏して…………風邪引くっての。」
薔薇「ん……………すぅ………」
ジ「やっぱり軽いよな…………よし、これでいっか。」


数時間後

薔薇「ん?あれ…………布団…………机は……あ。」
ジ「ん…………ぐぅ……」
薔薇「ジュンが運んでくれたんだ…………えへへ………もうちっと一緒に寝よっ♪おやすみ………」


二人一緒に一つの布団、身も心もあったかい夜







薔薇「おはよ、ジュン♪朝だよ~さわやかな朝だよ~~♪」
ジ「ん~…………もうちょい寝かせてくれ………」
薔薇「ぶぅ………せっかくジュンの喜ぶ裸シャツなのにぃ………」
ジ「うん、パンツが紫だな………」
薔薇「いやん♪ジュンのえっちぃ♪」
ジ「人のお腹に乗って丸見え状態で言う言葉じゃないって…………」
薔薇「でも目は覚めたでしょ?興奮でどっきどっき♪」
ジ「あ………まあな。」
薔薇「じゃあ朝ご飯食べよ♪」
ジ「ん………」


見た目と違ってちょっと大胆な彼女、振り回されてるけど楽しい同棲生活です







ジ「あの………僕と、つ、付き合ってくれないか?」
薔薇「………?」
きょとんとした目で僕を見る彼女
ジ「前からっ!ち、陳腐だけど好き………だった。」
首をかしげてハテナマーク
薔薇「眼帯………してるのに?良いの?」
ジ「いや、そんなの気にしてない!ほら、この前の新入生歓迎コンパでさ……酔った僕の事
  介抱してくれたろ?あの時から……………その…………」
薔薇「あ………」
ジ「駄目なら友達からでも……!!」
薔薇「う~ん…………なら………お願いします。」


薔薇「懐かしぃね、ジュンと私の出会い♪」
ジ「恥ずかしくて死にそう……」
薔薇「でも、今は私ジュンにぞっこんらぶだよっ♪」
ジ「たまに好きって言われると破壊力高いな………」
薔薇「たまにだからだぃ。好き好き言わなくてもお互い好きなんだから♪だからだぃ♪」


まあ、そんな訳で今では両想いです







薔薇「きれいな海……………すごい。」

夕焼けのオレンジ、宝石みたいにきらめく海
どこかの高台、君と僕
君は麦わら帽子に薄手のスカート、シャツ
僕はTシャツにジーパンつっかけて
二人で自然の美に息を飲む

ジ「だなぁ。やっぱ夕方の海は違うよ………」
薔薇「うん…………言葉にできない美しさって………これなんだね。」
ジ「ああ…………」
薔薇「きれぃ…………」
ジ「うん……………………はあ。」
薔薇「どっかしたのかい?」
ジ「いや、何でもないよ。それじゃ民宿行こっか?」
薔薇「…………うんっ♪」


言えないんだよなぁ


夕焼けに輝く君の方が本当は何百倍も綺麗だってさ







薔薇「けほっ………けほっ………」
ジ「まったく……バイトするのは良いけど詰め込みして風邪なんて笑えないぞ。
  無茶はしちゃ駄目だって何回も言ってたじゃないか。」
薔薇「だってコスプレの衣装代とゲームと漫画とDVD欲しかったんだもん、けほっ……」
ジ「少しくらいなら僕が買ってやるのに何で言わなかったんだ?」
薔薇「自分で買う事に意義があるんだもん………」
ジ「恋人なんだからそういうとこでも甘えて欲しいな。」
薔薇「駄目………ぎゅっはして欲しいけど、それはやっちゃ駄目な事だよ……」
ジ「しゃあない………んっ」
薔薇「……んんっ………キスなんかしたらうつるよ?」
ジ「うつせよ、恋人なんだから。」
薔薇「うぅ………もっかい、して?」
ジ「りょーかいっ。


いつもは甘えん坊の彼女、だけど芯の部分はしっかり、だけどやっぱり甘えん坊








薔薇「ジュンのばかっ!!!大嫌いっ!!!」
ジ「ああ僕も薔薇水晶なんか大嫌いだ!!!もうどっか行っちまえ!!」
薔薇「ひっく…………もう良いよ!!………バイバイ!!!」

初めてのでっかい喧嘩、部屋に僕は取り残された
大学で顔を合わせても無視しあう日々、胸が痛い

銀「まったくつまんない事で大喧嘩するなんてぇ………」
ジ「……………」
笹「まあ、どっちからでも良いから謝りなよ。」
ベジ「バカップルの喧嘩よりは幸せそうにしてるの見てる方が気分が良いからな。」
ジ「………………」
銀「はぁ。あの子、今アタシの部屋で寝泊まりしてるから………迎えに行きなさぁい、分かった?」

友達に背中を押されないと駄目な情けない僕

気付けばまた僕は君の目の前

ジ「薔薇水晶……………」
薔薇「ジュン…………」

「「……………ごめんね。」」


一言、たった一言だけどそれで充分な僕と君










今日は君の誕生日、告白してから2回目の誕生日

ジ「ハッピーバースディ、薔薇水晶♪」
薔薇「ありがとう…………ジュン♪」

お金がなくて部屋の中、少し豪華なバースデーケーキ

ジ「本当はもっと豪華な物用意したら良かったんだけどな………ごめん。」
薔薇「にひひぃ♪良いよ、全然気にしてないからさ♪バイト遅くなったのは仕方ないしね♪
   それに………一番大切なのはジュンとバースデーする事なんだから♪」

ロウソクの火に照らされ、手を重ね
薔薇「だから最高の誕生日………」
ジ「ん…………」

君と僕はキスをする

甘いクリームの味気がした









あれから五年、卒業した君と僕

疎遠になって同棲生活も終わりを告げた

薔薇「ジュンと暮らしてて…………楽しかった♪」
ジ「僕もだ………」

二人は違う道を選んだ

あれから五年が経つ


紅「まったくあの上司はどうしようもないのだわ。」
ジ「大変だな………」

君と違う人と僕は付き合っていた

今の生活は楽しい、彼女と話してて幸せな気分になれる

ただ………何かが空しい

紅「ねえジュン、貴方はいつも上の空。貴方はいったい何処を見ているの?」
ジ「いや、別にどこも………」
紅「いいえ、貴方は違う女性(ひと)を見ている。貴方の瞳に私はいない。」


そして彼女と僕は別れた

何故だろう、虚しい思いが胸を突く

ふと、ケータイの音が鳴った

差出人は君だった

別れてからも何故か変えれなかったメールアドレス

差出人は君


メールの中を見た

『ジュンに会いたい、待ってる』


僕はあの場所へ走った

あの場所へ、走った


そこは二人で同棲したあのアパート

君は階段にもたれて僕を待ってた

薔薇「久しぶりだね、ジュン…………」
ジ「久しぶり…………元気か?」
薔薇「元気…………じゃないなぁ。にひひぃ……何だかねぇ、さびしかったんだ。
   ジュンがいないと私、駄目みたいだよ…………胸に穴が空いたみたいで………辛いんだよぉ………」ジ「薔薇水晶……」
薔薇「ジュンを忘れようとしてもダメ………ジュンが好きでしょうがなかったんだよ…………」
ジ「僕もだ…………薔薇水晶と別れてから忘れようと思ってみたけど駄目だった………」

泣きじゃくる彼女を抱き締め、僕は語りかけた

離れていた間、ずっと考えていた事を口にした


ジ「だから、また…………暮らそう。」
薔薇「ジュン………?」
ジ「今度は一生…………ずっと一緒に。」
薔薇「あ…………うん♪」


夕焼けの下、僕らはキスした





薔薇「えへへぇ♪」
ジ「何だよニタニタ笑っちゃって……」
薔薇「だって今日は大事な日♪」
ジ「まあ、そうだけどな………」
薔薇「二人の大事な日だぜい♪」
ジ「ったく。」


二人で花道を歩く

皆が僕達を祝福している

ライスシャワーを身に浴びて


僕達、今日、結婚しました
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